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H23年7月23日白山山系・銚子ヶ峰

笹ユリ
 自宅を6時前に出て東海北陸の木曽川インターから北上、白鳥インターを目指す。白鳥インターから下りて国道156号~北濃の駅を過ぎてから左折、ツズラ折れの道を桧峠を登る。峠から白山中居神社へ、神社から先の林道をゆっくり走り登山口に着いたのは8時前です。驚くことに駐車場には10台程の車が停まってる。
 雲が湧いて山頂の先は視界が有りません。陽は雲に隠れたままで風だけが吹きぬけて行く。
石徹白大杉。でかいです。
ヤマブキショウマ
ツルアリドオシ・2~3ミリの小さな花です。
 石徹白白山中居神社から先は狭い林道へ入る、「白山古道」の杭が時々立つ舗装されている道が所何処ろデコボコ也。林道なのでゆっくり走ります、登りは良いが帰りの時はまだ登ってくる乗用車が多い、釣り?石徹白大杉の観光かな。狭いのでカーブの出会い頭にはギョとします、対向車には注意が必要です。
 登山口に着くと10台程の車が駐車している、車が結構多くて若い登山者グループが準備中。荷物が大きいのとマットを持って見えるので、話を聞くと南竜ヶ馬場まで行くとのこと。普通のタイムで10時間は掛るので凄いね。「夕方の6時位に着くの?」「大丈夫です」と言ってみえた。今日はこのグループと神鳩宮避難小屋で休んでた時会った単独の下山者。午後自分が下山中に母御石下で会う6名程の中高年パーテー、「今日は三ノ峰に泊る」だそうです。後の残った車の人はやはり白山まで行ったのだろう。後日判ったことですが、三ノ峰までの往復の単独行者も有った(ヤマレコの記録より)。
 登山口駐車場には東屋とトイレが有ります。準備中の若いグループの前に出発する。登りは始めは大杉までの急な石段を登る、風が涼しくて汗をかかないゆっくりと歩く。もちろんクマ避けの鈴を付けてます。大杉の所で入山者数をチェックする機械が付けられてる。又外来植物持ち込みしないように、マットも設置された。 登山道に入ると脇の下草が刈られて歩くのに楽です。但し同時に花も刈られる運命なので痛し痒しですね。
タマゴタケかな ヨツバヒヨドリ?
 ブナの樹が多く道のしっかりとした坂を登る。ブナの森には心も体も癒されます何故かホットする。森の効用なのか緑が柔らかくて冷気が籠り涼しい。
 自然が豊かな証拠のように登山道には蛇の尻尾がチョロチョロ、ザワザワと草むらに退避していく。
 1キロの標識2キロの標識と何処にいるのか概ね教えてくれる。ほとんど登山道は木陰で涼しいですが森の開けた箇所は日差しがしっかりと暑い。おたけり坂までまだだが1時間歩いたので一休み、汗に虫が集る。水分とカリカリ梅を食べる。休憩後直ぐにオタケリ坂、50m程は急坂ですがゆっくりと体を上げて行く。坂を抜けると又ブナの森で、道の両側はアカモノの実が赤くなって鈴なりに続いてる。たまに白い花・・・サラシナショウマのようだ。ここのは小ぶりです。銚子ヶ峰の山頂部が近くなると間もなく緩やかな道の先に小屋が見える。
 小屋前のベンチで座って水を飲んでると、単独の男性登山者が上から下りてくる「早いですね」「えー朝早く出ました」と答える。
 再び歩く出す、初めに内はまだ樹木の下を歩くが母御石が見えると暑い日差しが照りつける。でも直ぐに雲に隠れて日差しが無いと谷からの風も有って良いコンデションで歩ける。笹原の向こうの草地に結構沢山ニッコウキスゲが咲いてる、そこまで笹を分けてまで見に行こうとは思わない。
 山頂到着、車が沢山有ったので誰か居ると思ったが無人です、小屋で先行して行った南竜へ行くグループの声が聞こえます。雲が湧いて山頂の先は視界が有りません。陽は雲に隠れたままで風だけが吹きぬけて行く。本当に涼しくて気持ち良いです、癒される~。昼食はビールとシラス雑炊凍らしてきたご飯が解けかかり、湯と雑炊、米を入れて暖める。
 山頂から下山していくと母御石、登山道の上かしこにトンボが群れて飛んでいる。鈴鹿もトンボが飛んでる時期ですね。
 少し花には遅いようでした、中国へ行ってたので春の花の時期は逃したが、他にマルバイチヤクソウ・イワオトギリ、ツルアジサイ旨くピントが有ってない。。
タマガワホトトギス
避難小屋付近より銚子ヶ峰山頂部。
ニッコウキスゲ
銚子ヶ峰
コースタイム:石徹白登山口8:00~8:10石徹白大杉~8:15~9:052キロ道標9:10~おたけり坂~9:50神鳩避難小屋9:57~10:55銚子ヶ峰12:00~13:50小屋13:55~13:50大杉14:00~14:15登山口            歩行数  15473歩         

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