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H25年12月1日〜2日上高地/冬キャンプ1日目

焼岳・帰りは雲の中でした。
 今年の夏槍ケ岳へ登った時に上高地の夏キャンプする方の多く見かけたのに驚く、自分も来年は避暑を兼ねて3日〜5日はテント泊したく思ったものだ。それと人の居ない冬も良いかもとふと思った事で出かける事になる。
 穂高は粉雪舞い姿は見えません少し残念でした。余程にラッキーじゃないと冬に穂高は拝めないですね。
登山口となる釜トンネル入り口積雪は無いガードマン氏常駐。 中の湯温泉卜伝の湯本日休業とある。建物脇に登山ポスト有り。
トンネルの中の非常灯後少し。 トンネル出口。
 今回思いついての冬の上高地行。寒さの覚悟はして行ったが曇り空で左程には冷え込みは無かった。
 やはり1月2月の冷え込みの強い日でないと霧氷も見られない、穂高は冬の雲に覆われて2日目午前も粉雪舞い姿は見えません少し残念でした。余程にラッキーじゃないと冬に穂高は拝めないですね。
雪崩注意と舗装が出てる車道。 工事用道路と分かれる。
 初めに生まれも育ちも愛知尾張なので尾張弁というか名古屋弁がつい出ますが悪しからず。
 
 1日目:
 12月1日釜トンネル〜小梨平:平湯バスセンターよりタクシーで中の湯釜トンネル入り口へ到着。路面は雪は無いが濡れている。降りてから建物左に有る登山ポストへ計画書を投函。脇を2名のハイカーが通りトンネルへ入って行く。まれに工事用車両が通って出入りします。歩きだして直ぐに暗くなる、ネット等で「中は暗いけど非常灯が有るので歩けます」と有るが思ったより暗い、非常灯と非常灯の間の光が届かない所が特に暗く、左に寄り過ぎると腕が壁に当たる。昔の旧トンネルよりは益しだが。途中から車道上を歩く車の音がしたら歩道へ上がる。中間点〜そして歩いてると3枚しか着てないけどアッチー。オーバーズボンの両脇のジッパーを開けて温度調整する。
 先が明るくなりやっと出口へホットします。除雪されてるようで車道上に積雪無し、出口まもなく雪崩・落石注意の看板立ってる。崖上を眺めれど現在積雪量が少ないのでまあ雪崩は大丈夫と見た。直ぐ写真を撮ってるハイカーへ追いつく。いらん御世話だが結構な軽装備と見受けた、靴ハイキングシューズ・デイッパク日帰りとか思う。
 焼岳を眺めながら挨拶して先へ行く。先に2名の登山者スノーシュウをザックに付けてる。ゆっくりなので挨拶して先へ歩く。この後遊歩道で単独登山者男1名女子2名にすれ違うテント設営中に下山者2名通過。この日出会った人は9名です。
 工事用道路が分れてアスファルト道から除雪してあるが圧雪の道となる正面に明神岳が見えてきた。
 
 大正池ホテルの冬季トイレで用を足すここまで約1時間でした、その後少し冷えて来たのでオーバーズボンのジッパーを上げる。ここで工事が行われてる様子だが日曜の為無人。帰路工事中なので挨拶したら国交省の道路カメラを設置してるそうです。関係者さん「見て下さい」と仰る。又見ますと答える。
 直ぐに車道から遊歩道へ踏み込む、トレースは行きも帰りも結構ついてます皆さん坪足です。積雪量は歩くと踝まで有り5センチ程か所により10センチ。田代池付近へ来るが勿論霧氷も穂高もあかんです。
冬季トイレ 遊歩道の様子
田代池付近より新雪に覆われてた六百山。 田代池付近からの穂高方面を望むも天気は曇り。
 梓川沿いの道を歩いて行くと何の足跡、一杯付いてます、小さい人糞みたいなのも堤防上に多い。よーく見ると猿の足跡です。わざわざバス停の方も見に行く無人シーンとして音もない。それから車道を河童橋へ人気の無い静か過ぎる橋だ。念の為つい記念撮影。小梨平へ行くのに清水橋手前一部分圧雪が解けて凍ってツッルと少しスリップ、転ばないように新雪を踏んで歩く。テント場冬用トイレから15mは離れてる、積雪3センチ程で小石をどけて設営、粉雪舞い始める。
 今日の小梨平キャンプ場のテントは自分だけの様です。
猿の足跡と糞もあまた落ちている。 上高地バスセンター。
一人だけの河童橋。 昼飯・ビールと鳥塩缶を開けてネギと厚揚げ。
 六百山登山口偵察:食後コーヒーを飲み小休止、沢木耕太郎著深夜特急を読み始める。
 本も直ぐに読み飽きてする事もないので雪が小止みになった事もあり六百山登山口の偵察に行く。堰堤を廻りこみ登って行くと次第に雪多くなる。この時期誰も歩いていなくてテープが3つ見つけるけどここがルートらしい。斜面がなんとえりゃあ急だわ、積雪30センチ程ふくらはぎまで潜るわかんはテントへ置いてきた。
 土石流監視装置まで25分程掛る。堰堤を廻りこんだ所で更に雪深くなるようで一応ルートを確認したことで満足してテントへ戻る。無雪期に来て斜面角度が自分でも大丈夫と思えないと50%は無理かと思う。
土石流監視装置六百山ルートにて。
 装備:
@露営:ダンロップ3シーズン用1人テント1式・竹ペグ(使用せず・夏用のぺグ使用)・ダウンダブルシュラフ・絹インナーシュラフ・(マットは2枚敷き)エアーマット半身用とロゴス蛇腹マット各1枚・EPIガス寒冷用ボンベ・バーナー各1個・スコップ・コッヘル・食器・水筒1L・テルモス500CC・軍手(炊事用)。ローソク・食料・アルコール(自分用)。
A衣服:下着ヒダマリ上下・厚手のオーロンのシャツ・OUTDOORRESEARCHのソフトシェル。フリースのズボン。中綿入オーバーズボン。更にゴアのウィンドブレーカー(主にザックの中)・ウ−ルの帽子・ゴアの手袋・ウール薄手手袋・オーロンの薄手手袋・ダウン高所用手袋(未使用)・ダウンセーター(未使用)。
Bその他:わかん・デジカメ一眼レフ・コンパクト各1個・三脚1個。装備は約16キロになった。
蛇足:冬テン持ってるけど2〜3人用の為古い重いので使わなくなった、北アルプス等の稜線で張るなら持って行くかも。でもそんな体力気力技術も落ちました。

上高地/冬キャンプ2日目へ

コースタイム:釜トンネル入り口9:55〜出口10:20〜10:53大正池ホテル10:59〜田代池11:20〜田代橋11:41〜バスセンター12:05〜河童橋12:20〜小梨平12:25  設営13:00  歩数:14313歩

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