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H26年12月22日〜23日竜ヶ岳冬キャンプ

夕暮れの景色の方が好きですね
 12月22日今日は冬至。
 非日常を求めて寒いのに雪上キャンプ、竜ヶ岳遠足尾根からの夜景の写真と夜景見ながら酒飲もうと出かける。
 テント持ってるのでゆっくり何時ものログハウス喫茶店でモーニングコーヒー。レジでお店の子が「これから山ですか?」と聞かれたので「はい今からテント持ってるので今日はゆっくりです・竜の遠足尾根でテントです」。
 「わー・・・素敵ですー(*^_^*)」。あほかもね〜
宇賀渓駐車場より竜を望む。 遠足尾根の登り口
 本日はテント持ってるのでゆっくり何時ものログハウス喫茶店でモーニングコーヒー。ブレンドコーヒーと焼き立てパン、暖炉で焼き上がったばかりのパンが甘くておいしい。
 レジでお店の子が「これから山ですか?」と聞かれたので「はい今からテント持ってるので今日はゆっくりです竜の遠足尾根でテントですヨー」、「わー・・・素敵ですー(*^_^*)」ママさんも「カッコイイデスー」と。自分は「でも寒いですよー」と。あほかもね〜
 ホント夜は寒かった帰宅後かたずけが一段落したので炬燵に入り、「山は寒かった」と神さんに言うと「判って行ってるんでしょ!」と言われる。そうなんだが冒険とは言わないが非日常に浸りたいと云う男のロマンですかね。でも寒かった眠られないですわ。日本酒持って行って飲んでも酔わない身体が温まらない、雪上キャンプは最近は昨年の上高地以来かな。
 
 天候:晴後曇り夜雪、山頂部及び設営地は強風。
 メンバーは単独。
 宇賀渓駐車場には脇に避けた残雪、車は4台程停まってる、バンの旦那さん後部にクライミング・ギアがずらり、「おはようございます凄い道具ですね」って話かけたら「家に置けないから・日帰りですか?」「いえテント泊です」、「へー」。
展望岩より山頂部を見る 展望岩から伊勢湾四日市
 宇賀渓〜遠足尾根:残雪有り登り始め凍ってる個所も有り。下り厄介だと思う。昨日の登山者はツボ足かアイゼン使用。
急坂でロープ1個所とガレ場に1個所有り他は危険な個所は無い。
 林道を歩き遠足尾根登山口から登り始める、次第に残雪出てくる雨で解けて凍った雪ですトレースは足幅程で上に続いている。スノーシューは持ってきたが鈴鹿では余程でないと自分アイゼンは使わないからつぼ足です。杉の植林帯に道は電光型に付けられており丸太を切って作った階段が段差が大きいやや腿を道上げるのに「ドッコラショ」堪える。尾根を登る程に冷たい風が出始める。
 急坂をロープを掴んで登り切りもう少し上がると展望岩、一時間強掛る荷が重いからね。岩に上がり風下で小休止干し柿と水分補給。
 左に竜の山頂と金山尾根と右側に光る伊勢湾四日市、コンビナートから煙がもくもく。
 岩から下りて又急坂を上がり丸い大日向山分岐に出る。左折してU字状に雪が詰まって解けた個所を登ると、上から下山者来る結構若者。「上は雪多いですか?」と聞くと「上は少ないです風で飛んでしまうのかな」と教えてくれる。「気を付けて!」と言われて別れる。そこから間もなく大鉢山分岐・宇賀渓と竜が岳の道標が有る。
 この分岐からは雪の轍と云うか雪に踏み跡がズンズンと足幅で伸びている。ガレ足元注意を過ぎて急斜面を上がると笹枯れの雪道、暫く登り右手のくぼ地で昼にする。窪地なのでやや風が和らぐ、お握り、1個とテルモスの湯を飲む。
 昼を食べてると駐車場で会った後続の旦那と奥さん通る、足元はつぼ足で歩いて見える。同年代の方なのでやはりアイゼンんは履いて無い。
 そこから緩やかな雪の尾根のトレースを辿る、観光案内書地図の湿地と有る付近は吹雪かれてトレースが消えると怖い所かな、低灌木帯の尾根が複層してる感じ。昼休みから30分歩いて地形の良さそうな、前方が見えて木陰でテントを設営。雪のブロックを積みテントのスペースを掘り出す。高度計は1010mですが標高点964mの西隣のコブの付近です。
遠足尾根の雪道と標高点1030mのピーク 竜ヶ岳山頂と遠足尾根 竜山頂にて寒風寒い 遠足尾根テント設営地、前方に麓が良く見える。
山頂と三角点
御池・藤原 雪道と四日市コンビナート
遠足尾根よりの桑名・四日市夕景(拡大出来ます)
 遠足尾根〜山頂:灌木の下側へザックを下ろし、スコップをまず出す。大まかに2m〜1.5mで雪のブロックを風上へ3段程積み上げる。掘った分50〜60センチを足すと1m程の雪の壁。低いけど鈴鹿ならこんなもんで良いかな。
 1時間ほどで雪堀りとテント設営。空身で山頂へ向かう、金山尾根の有るコブ下の急登、駐車場で話したペアが急斜面を落りてくるツボ足だ。「良いテントサイト有りました?」「えーまあまあです」。
 金山尾根分岐へ飛び出すと強風の当りが凄く強い、痛い風です。疎林の中はいくらか弱いのでフードを被り林から出ると又強くなる。治田峠分岐を過ぎて緩やかな尾根を歩き一部凍ってる雪氷の脇笹の雪の上を通過して道最後の急坂を登ると山頂でした。
 風に押されて道から東へ歩かされるのを真っすぐに三角点へ歩く。午後3時過ぎこんな時間なので山頂は無人で正面は御在所が見えます。ビョウービョウー吹く風がとても寒くて山頂には長く居られない写真を撮ったら直ぐ折り返す。北には静ヶ岳・御池藤原に雲が低く掛ってきてる。

 テントへ戻ってまだ夕食には早い時間だが、湯を沸かしドテ味噌オデンを暖めてつまみながら、久保田千寿を冷で飲む。
ペットボトルの300ccに入れて来たので酔う前に無くなる酒は弱いけど身体は温まらない。おでんの残った汁へおにぎりを入れて雑炊にして食べる。夕焼けだ強風が吹く外へ出て写真を撮ると5分もすると指先が凍えて痛いからテントへ戻る。
夕焼け御在所方面。
 夜:風の声と風が止むとポッツポッツパッサパッサ雪の音がする、又ゴーーゴー・ビョウービョウーと吹きテントもバタバタバタと喧しい。夜8時位まで星が見えてたが朝の2時にはすっかり星は見えず夜の街の上に黒い雲が広がった。
夜景見ながらふと友人I・Mさんどうしてるかな?
12/22コースタイム:登山口10:20〜遠足尾根登山口10:44〜11:38展望岩休憩11:50〜大日向分岐12:08〜
大鉢山分岐12:25〜12:43昼食13:00〜13:30遠足尾根テント設営14:30〜15:07竜ヶ岳15:02〜テント15:38   
 歩数:15463歩
23日外は霧で雪降り。 帰路樹氷が付き始めてる。
 12月23日天皇誕生日。 
 下山:朝の2時位に一度トイレに起きた、外は寒く雪が降ってるのが判る黒い雲が頭の上に広がってる。シュラフに潜りこみ芋虫みたいに身体を丸めて眠る、2時までは風の声が耳に付いて寝てても眠った気がしなかった。その後は風が弱まったのか熟睡する再度目が覚めたらもう明るかったのでビックリして飛び起きる。時計を見ると8時です、寝過ごした・良く寝たと言おうか。慌てて外を見ると一面霧で雪が降ってる。
 雪を掬ってコッヘルへ入れ湯を沸かす、味噌汁を作りアンパンを食べてからテントを撤収する。埋めた竹ぺグを探すのにスコップで50センチも掘る。最後は手袋してても指先が痛いけどなんとかかたずけ終る。
 新雪で半ば消えかけたトレースを探りながら下って行く。笹原から尾根の急斜面へ出る個所、凍って滑り易そうなのでゆっくり歩くけど、おっとと急ブレーキを掛けた時に背中がビッリと電気が走る。痛めたようだがもうそのまま歩く。
 途中登山者登ってくる、単独のおじさん、2名の中高年女子。その後10数名の大パテェー皆さんアイゼン装備でした。展望岩でザックを下ろし、腰を伸ばして見る痛くて重い。ザックの重量がモロに掛った感じです。干し柿を食べ水分補給、だましだまし凍ってる登山道を忠実に下山する。林道へ出るとほっとすると梢から雨が降って来た。下は雨なんだ。
12/23コースタイム:テント9:11〜大鉢山分岐9:45〜10:11展望岩10:20〜林道10:56〜駐車場11:15    
歩数:9050歩

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