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H29年1月24日藤原岳

 久しぶりの山友と藤原へ行く、近鉄電車車窓から日の出〜。頭の上から積もっていた雪がドッサーと滑り落ちる〜しずりゆきと云うそうな。
 天候:一日中雪、気温は暖かい、歩き出し指先が痛まない。メンバー山友・自分の2名。
 近鉄電車で三重まで向かい〜電車が木曽川鉄橋を超える時にご来光。途中駅で山友の車に拾って貰う。一路西藤原を目指すが道路は降雪中でノロノロ運転です。何時着くか心配になりかけた頃にやっと前に車が少なくなり普通に走れるように。道は圧雪湿雪です。(名古屋は晴れてたんですけど)
 大貝戸登山口駐車場まで辿り付く、上の段に車が1台止まってる下の段は車無し、駐車場は除雪されておらず約20センチの積雪。「大丈夫?」「4駆だから多分大丈夫!」だと。自分の車だと車高が低い帰りが心配、雪降り止まずです。停まってる車の方だろう2名が準備中ですぐに出発された。
 登山口〜五合目:自分達も出発、鳥居の所から積雪有るのはどれくらい前だったのだろう。トレースは先行してる2名の方の分だけ。
 薄くて頼りないがトレースが有るのはありがたい。二合目で暑くなったので上に着てるジャケットを脱ぐ、やはり気温は高い。とにかくゆっくりマイペースで歩く。三合目も通過〜先行者は四合目で休んだようです、姿はまるで見えず。自分達は通過〜四合目になると急に雪の量が増えて来た。色の消えた白黒の世界です〜。雪は登山靴の踝の上まで有りますそのまま五合目を目指す。五合目側の南斜面になると幾分雪は減る。先に五合目標識が見えて五合目で休憩、ザックを下してから魔法瓶を出しザックの上に座ります。紅茶と甘いもの。
 五合目〜八合目:休んでると2名の登山者登って来た、「トレースあると助かります〜」と云って登って行かれた。歩き出して間もなくアセビの樹に雪が覆いトンネル状になってる、その下を中腰で潜るように通過。ジグザグ電光道になりやや雪の量が増えた。
 途中で右の急坂ショートカット道へは向かわず夏道通しにトレースは向かってる。わざわざ新雪を歩く気はしないので同じトレースを辿ると間もなく六合目の標識。
 六合目付近を歩いて行くと頭の上から積もっていた雪がドッサーと滑り落ちる・まるで雪のシャワーだ。リックと頭の上や肩は真っ白に〜或る杉の1本まるごとの雪が降る掛かる、雪が掛かっても少し愉快な気分に〜。
 自分の立ってる所が終わると少し離れた杉からドッサーです。この様子をしずりゆきというそうだ。行きも3度ほど雪が掛かり帰りも雑木林の中でもしずりゆき。ひとひらふたひらのの雪が積もったらそれがきっかけというかスイッチになって一番上から下の方の枝までドッサーと落ちる。

 垂り雪・しずりゆき:木の枝などから雪が滑り落ちること。そんな優雅で生易しいものでは無い、降雪中なので丁度フードを被っていたから良いようなものの、帽子だけだと大変です(五合目で寒くなり又着こんだ)。
 七合目も過ぎて八合目すぐ下の道から積雪量増える、風は有るも強風では無いので八合目まだ上がる。踏み跡有るのですけど標識は向かわず左折。九合目への冬道へトレースは向かっています。追い越して行かれた2名の方はスノーシュウを装着中です。自分の後ろを見ると10m程離れて山友登ってくる。時間を確認すると11時35分、12時まで歩く予定でしたが「八合目までにしようか?」と声を掛けて。今日はもうここまでしよう〜12時までに九合目は無理なのと冬道は急坂新雪で雪も深そうなのですぐ止めと決める。
 トレース外れて右のヤブへ向かおうと〜・一歩二歩歩き出すと膝上まで雪が有り〜こりゃ堪らんと自分達もスノーシュウを装備。風よけで森蔭まで移動してツエルト(簡易テント)を張り昼食にします。ツエルトを頭からかぶり〜中でバーナー使うと暖ったかい。
 ツエルトの設置と撤収時は指先とても痛いです。

 下山:ツエルト撤収丸めてザックへ、指が痛いです。再度スノーシュウを付けて好きな斜面を下っていく。概ね夏道をショートカットするような軌跡で歩く傾斜は急です。道を外してるので積雪多く感じます。スノーシュウでひざ下までの積雪を下山する、時々はしずり雪に見舞われるけど楽しく気持ちよく歩ける。スイースイーってな感じ。6合目辺りから登り使わなかった道を下る。そのまま四合目までスノーシュウで下山四合目で外す。スノーシュウ山友はTSL(軽いんだと)で自分はMSRを使ってる。(翌日は太ももの内側筋肉痛)
コースタイム:大貝戸口9:05〜二合目9:34〜四合目10:11〜10:27五合目10:37〜11:35八合目12:30〜登山口へ下山13:50    歩数11830歩

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