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H29年3月29日ブナ清水

 栃木県高校山岳部雪崩被害者・ご家族の皆様には心から哀悼の意を表します。
 鈴鹿北部(霊仙等)は残雪多いから花はまだだろう、ならば少し南部の釈迦あたりはどうだろう?と伊勢谷小屋からブナ清水へ行く。
 天候:曇りがち時々晴れ間、陽差し有ると暖か。もう3月も末なのに山は雪が多いです、でも鈴鹿のこの辺りでは雪崩は起きそうにないけどね。
 広い駐車場にはすでに1台だけ駐車されています。駐車料金収集員は居ません(車へ帰ると袋へ入れた車番記入の請求書有り)なんだ〜。
 駐車場先の橋から見上げると県境尾根に残雪がはっきりと見て取れる。雪多そう〜。
 鈴鹿北部(霊仙等)は残雪多いから花はまだだろう(ネットから)、ならば少し南部の釈迦あたりはどうだろう?と伊勢谷小屋からブナ清水へ行く。ブナ清水でコーヒーの予定。
 登山口〜ブナ清水分岐:気温は暖か薄革の手袋で出発、準備中に1台来ました。舗装道路脇にはまだ避けて有る雪の塊有ります気温は低いのでしょう。伊勢谷小屋の橋で左折、進んでいくと小屋の裏手(登山道側)でトタンを方ずけてるおじさん居ます。見ると物置小屋でしょうか積雪で倒壊したんかな?小屋の裏と壊れた箇所横に残雪溜まっています雪多かったのだ。
 とにかくゆっくりと歩いて行きます。左に沢が見える箇所から谷の右手についた道を登っていく。まだ平坦な歩きやすい道です。30分も歩くと壊れた林道上に残雪僅かに現れる〜次第に残雪多くなっていきます。
 堰堤下で二回目の谷を渡り河原を歩いて行くと次に二度沢に板が掛けてある箇所を渡る。フワフワして気持ちよい(人により怖いかな)。
 谷の右岸日陰側は残雪は深くて日当たりの良い左岸には土も雪も見えるけど、イワウチワの葉はまだ紫色で花芽も見当たらない。花はまだまだなのだ。歩いていると「チチチチ〜・ツツピーツツピー」とシジュウガラの集団が10羽とか15羽は居ますね〜、自分からツブテのように逃げてく・飛んでいく。少しの間鳴き声が賑やかで鳥さん一杯〜ここは春が来てるのだ。

 途中で休んで急斜面を登ると根の平峠下の緩斜面です。ズーット以前は無かったブナ清水分岐の道標があります。一時消えてたけどまた設置された左折して小休止。ベンチも有ったが朽ちて雪の下かな?。 
 分岐〜ブナ清水:ブナ清水からはズーット雪の斜面が続いていく。1人の先行者のトレースが残ってるので同じ足跡を踏んで歩くけど偶にズボッーと膝まで潜る時も有ります。先行者より自分の方が重い?それとも雪面が温まって緩んだのかな。靴跡を合わせてみると幾分小さい、女性か小柄な人だろう。
 2〜3か所左下がりの急な雪斜面で谷へ滑り落ちそうな箇所は、雪を二度キックして確実なキックステップをこしらえる。次第に狭くなっていく谷を登ると右脇から入る小沢は滑りそうで慎重にわたる。大岩と雪の急斜面が出て来たこれを越えるときっとブナ清水だと思って登ると〜まだ雪の谷が続きます。やっと見覚えの有る斜面が見えてきて間もなくブナ清水。
 コンコンと湧いてるブナ清水を汲もうとしてたら、上から1人の女性登山者が降りて来た。「こんにちわ〜」「チワ〜」と「国見まで行かれるんですか?」と聞かれて「いいえ今日はここまでです」と返事する(やはり女性だった)。もう雪が緩んできてズボッ・ズボッと潜るからワカンかスノシューでも無いと登る気しません。その方はちょっと休んでから下って行かれた。
 丁度昼時なので昼食にしますアンパンを〜。その前に水を汲んできて湯を沸かしドリップコーヒーを飲む旨いまろやか〜です。寒くないからのんびりゆったりします。水筒にも水を汲んで帰る。
 雪崩:鎮魂の想いですね〜まだ若いのに痛ましい気持ちが強い。人智では測れぬ大自然の力〜スキー場関係者も後で言うなよな〜。「ここは通年雪崩れが出る場所です」なんて。まさかと思っても先に教えて上げれば〜良かったんじゃ?気配りしてあげればと思う。
 自分の判断・自己責任での冬山登山の結果なら納得できる、という訳では無いけど。先生・顧問がラッセル訓練の判断をされたんだが、高校生の分際で「自分はこれは危いヤバイ(第六感)から止めます・テントに居ます」って云えないもんな〜。(福島の大川小学校の児童さんの「山へ逃げよう〜」って気持ちを思い出す)。先生のいう事聞いてこんな結果になったんはとても悲しい〜事です。マスゴミの放送してるTVを見ても明るい正しい事無いし〜。
 それとモンカ省が高校生の冬山登山を調査てっか、ロクな事にならないわな〜。中学の武道に銃剣道を取り入れることにしたんだと。戦前に戻す積りか?キナクサイ?そっちの方へ持って行こうとしてるのがミエミエじゃん。中学で学んだなら直ぐに5年もすれば戦場へ送れますって考えてせんかモンカ省?(個人の感想)。

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