ネパール・キリマンジャロ他ネパール 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 
23年の山 24年の山 25年の山 26年の山 27年の山 28年の山 29年の山

H29年4月12日阿蘇谷(三国岳)

 登山口の桜は2分咲きなんだ花はまだ早い様子。カタクリはまだですかね?やった有ったけど蕾・ペリカン見たいです。ハナネコノメも見たし〜(満たし)ヤマルリソウがきれいだ。そしてこけた(転んだ)〜えっ10年振り?なんかな。
 天候:曇り時々晴、陽が当たると暖かだが概ね寒い。休むと寒くて鼻水が出てきます。
 登山口〜炭焼跡:まだ景色が山笑うって感じで無いです。来る途中の街道の桜は咲いてた・こぶしの花もやっと咲き出した様子でハナビラが少ない。
 登山口の桜は二分咲きなんだから山の花はまだ早いようだ。歩き出して動物除けの鉄のフェンスを開けて中へ入ります、まるで映画のジェラッシク・パークみたいな〜気がする。クマ除け鈴を鳴らして。以前この辺りで捕獲された月ノ輪熊を県の職員が隣県(滋賀県)に離しに行ったんだとか。山は繋がってるよね〜。
 昔々は平坦で幅も有って歩きやすい道でしたけど、今は拳大石がゴロゴロして歩きにくい。危険表示は何時から有るのかな〜「阿蘇谷は危険箇所が・・・・細心の注意を〜」って看板です。
 例年は下山に使うから気ずかなかったのですね、非常に歩きにくて時間ばっかり掛かるのは実感してますけど。昔の記憶は炭焼小屋跡まで緩やかな平坦道が有って歩きやすかった、今は道は流され崩れて狭いし石ころだらけだし沢へ降りては又道へ戻る感じ。
 1つ目の橋を渡り、以前の橋は流されて渡渉していた。2つ目の橋には倒木が倒れ掛かり、立って歩けないので四つん這いで木の下をくぐります。痛い痛い板の滑り止めがゴツゴツして膝に当たるのだ(春の始めはナタ持ってくるんだった)。そこからは沢沿いの道を歩く又植林帯の道を歩き以前は炭焼き小屋だった所倒壊して壊れかけてる。橋を渡って小休止、立ち止まるとすぐに体が冷えてきます寒い、気温は低いんだ。登山道わきにカタバミ・ヤマルリソウとか咲いてる。 
 炭焼跡〜稜線:休憩した所から道なりに歩き、左右に谷が分かれて目の前にワサビ田に現れる(今は石積みの)、鉄階段を上がり砂ザレの急坂もゆっくり上がりきると左へトラバース道余り踏まれていないので細心でトラバースする。
 小尾根を越えると左の沢へ〜丸太橋が見える、木橋に網がかかった橋を渡ると今度は、左からのガレバを横切り高度を上げて行く。
 次第に谷が狭まり頻繁に渡渉すようになり次から次えと渡渉。水量が多いのだろうか?(前日は雨)ちょっと何処を渡れば足を濡らさないか悩むような所も有る。まあなんとかクリアして進むと今度は谷が右周りの地形へ。谷から離れると平らな森の所へ出る、ダイラの入口で緩やかな平らな地形です倒木沢山転がってる。ここで休むと風も出てきたように感じる。まだ春の穏やかな感じはしません。目を上げると崖にピンクの花群が〜そばへ寄るも高くて危ないから近寄れない。手近の花をカメラで写す。
 細流になって来た沢をもう一度渡渉、さらに谷は狭まり左手大木の所から沢を離れる。沢の大分上・先には残雪が白く残ってるのが見えます、大木の左手前の崖に道は付いてるけど、ちょっと苔と崖が怖いので沢筋を歩いて登り口へ。
 沢から尾根に登っていく道は崩れて、山と一体になってしまっており登りは登れるけど、下りは怖い道になっています。休まず必死に登る、ストックの先を土に刺す感じで登れる。カタクリの片葉が出てるけど花はまだです。
 尾根まで出ようと石ころの道をテープを眼で追って登っていくと、先の尾根上が風音が聞こえる。杉が動いてる音かな、結構太い樹だけどフワフワして上は風が強そう。
 後30mも歩けば稜線(県境尾根)で風がゴーゴーゴーと杉が揺れているのが見えて風が無茶苦茶強くなってきました(午後は風が強くなる予報)、立っている斜面まで風が降ってくる感じ。尾根の直ぐ下まで来てるけど尾根に上がって三角点まで歩いて行く意欲が無くなる(花もまだ出てない)。平行道を戻り大岩の陰で昼食を取る。ここは風がほとんど無くなります。
 ハナネコノメも見たし〜(満たし)。
花のスライドショー
 そしてこけた(転んだ)〜:えっ10年振り?なんかな。下山に昔ワサビ田だった所へ降りようとして、今の登山道は急な痩せ尾根を下ってる(朝登った)のを止めて以前に通ってた砂ザレの急斜面を通ってみようと。下って行き右手へ折れて2歩目でスルッーと右足が滑ってこけた〜。急なので1回転して顔の前に杉の立木と岩が〜顔に当たるかと思った。一瞬何が起きたかわりませんでした、立ちあがり身体の泥を払ってみる、奇跡的に何処も痛めていない良かった。砂ザレに埋まってる木で滑った見たいやな〜・・・脚の記憶。やっぱり目も身体も老化してる。
 翌日桜並木を歩いたら左腕の外側上部・肩の下が痛い、あれっ筋肉痛か?いや違う、左側からこけたから左腕で受け身したんだと。動かすと痛いの判る程度大丈夫だ。
 以前は冬だったので土に雪をまぶしたようなカチカチに凍りついた急斜面・エリャ〜硬い所で転がったが。土でなし雪で無い所でした。今日は砂ザレでスルッと転ぶとは思わんかった。

ホームへ戻る  ネパールへネパール・キリマンジャロ他