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2年3月21日藤原岳

 花を探しに藤原岳へ、つい土曜日なら高速・インターチェンジも空いてると思って出かけた。彼岸の頃の藤原は花が咲いて丁度見ごろなんです。寒くなく暑くなく虫も出ないし。もう花の名前も度忘れしてて以前友人に買ってもらった「鈴鹿の山花図鑑」(新刊)を久しぶりに紐解く。
 天気:晴れ気温やや高い、温かを過ぎて暑い勿論雪は無い。景色はカスミが掛かって遠くの山は見えない木曾三川がやっとこさ。遠くにうすぼんやりと白山かな。
 8時過ぎにインターへ入るほどほどに空いてる。高速はまあまあスイスイ。
 登山口着、ところが何?なんでだ駐車場が混んでる有料駐車場も入れない。皆さん並んでるちょと渋滞。え〜いままで何回か花の時期に来てるのにこんなに混むのは初めて。紅葉の時期の混み具合だわああああ〜と驚く。コロナのせいで外出自粛の反動なのか? 
 以前山仲間と来た時は空き空きなパーキングだった自分の車1台だけ。http://thimaru.main.jp/27n3g5.htm
 空いてたのは平日狙いの山登りばかりだったからさ〜。
 
 コロナ対策:聖宝寺道から登って八合目で合流そこからどっと人が多いです、連なって登っていきますが前の方とは2mとか3mは開けて歩いています。下山者とすれ違いが1m以内かなあっという間です気にはならない。
 混む小屋と山頂はパスして袴腰(三角点が有る)へ向かう。藤原テーブルランドは誰もいません振り向くと80m〜100mほど離れた所で1組食事してた。
 下山時も少し離れて 追い抜かないように歩いて行く。ちょとアクシデントでヘリが飛んできて、その為3合目下部で通行止めならぬ足止めを食う。ヘルの消防署職員が立ってて「皆さん〜座って待ってた下さい」「何???」「バリバリバリバリ」大音量。 
 聖宝寺道:やはりこちらは人は少ない。ほとんどの方に追い越されるけ別にいいけど。六合目まで自分なりに必死に歩くが五合目過ぎてから足が上がらん、ふくらはぎが〜〜体力落ちてますね〜(笑)、以前はもう少し楽だった。ゆっくり目で歩いたのに暑いばててきた気温が高いのだ。今日は一度も水も飲んでないからか顎が上がってる。歩き歩き深呼吸を何回もしてやっとこさ六合目へ到着。

 六合目標識の所で10名以上が休んでます。道標から10m先まで行って休憩。やっと水分補給ブドウ糖もなめる。ずいぶんへたってる。
 八合目で大好きな線香花火みたいな小さい花を見つける。後ろから「その花はなんて名前ですか」と聞かれたけどとっさに名前が浮かばない。「ウムッ?思い浮かばない」度忘れしてる駄目だ〜。帰宅後判ったけどセリバオウレンでした。
 昨年カメラを交換今のはズーム付いてるが暗い所ではピントが甘い、ピント合いずらい。しょせんコンデジだな〜ニコンの方がましです。
 八合目過ぎると(裏と表道が合流)どんどん人が多くなり登山道は前後に人が連なって歩いています。歩きながら前を歩く人に「なんでこんなに混んでるんですかね?花の百名山?なの」と聞いてみた「福寿草を見にみえてるんじゃない」とおっしゃる。「へ〜そうなんだ!」。でも人多すぎる。コロナウィルスは大丈夫だと思い山へ来たのに人ごみは遠慮したけど。
 九合目手前で福寿草が沢山、みなさん写真に余念が無い。自分もパチリと。
 山荘着:山頂部手前の岩ゴロ道では頭の上を「ブンブンブン」虫が唸ってます。歩いてると上からジャンジャン下ってきてすれ違う。とにかく登山者ハイカーさんが多い。時々に子供さん連れも。
 やっと山荘まで着いたがトイレもえりゃあ(沢山)行列出来てる、山荘前には皆さん座ってお昼かな。人ごみの山荘前を通り展望丘方面へ進み・・・・右上見ると登ってる人が数珠玉に見えて、敬遠ですね人気の無い袴腰方面へ向かう。
 前に見た紫の(青)のキクザキイチゲが咲いて無いかな〜と地面を見ながら歩きます。咲いてないわ〜ただ見つけれないだけかも。
 薄いけもの道を辿りテーブルランドを南へつっ切っていく。前は雪渓が有った所も枯草土が出てる。目の前に鉄柵が見えだした、セメント鉱区を拡張したのね自然保護より会社の経営優先。この先侵入禁止の看板だ結構高いとても乗り越えたりは出来ない、かすかなイキドウリ。袴腰三角点への道も閉ざされていた。昔はずっと先でトラロープが張って有って、またいで超えて三角点まで行けたけど。 
 世界の難民さんもこんな気持ちだろうか?フェンスの手前に福寿草の群落有った筈だけで、ウロウロしても見つからない。柵の向こう側か??と。キョロキョロしてると節分草見つける、同じような場所に福寿草も咲いてた気がするが今回は見つからず、咲いてればすぐ判るはずですけど。テーブルランドの中央辺りまで戻り昼食にします。座った前は鈴鹿の山並みのスカイラインが見える。半世紀前はあそこまで行ったけ(御在所)遠いな〜。
春の藤原岳の花
 ヘリコプター:3合目と二合目の途中でケガ人救助のためヘリが飛んできてる。消防署所員さんが一時的に登山道の通行止め。リックに腰をおろして待つ3回飛んできて二回目に隊員を下ろし3回目にピックアップだそうです。いやな停滞。皆さん無言で座り込んでいます。自分もケガとか気お付けんと。

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