キリマンジャロ写真集・紀行1

 1996年7月21日、名古屋からムンバイ(ボンベイ)を経由してケニヤのナイロビへ日本から遠いなー。ああムンバイへ向かうエアーインディア、インドまでなかなか着かない!夕日を何時までも追いかけて何処までも飛んでいく。インドも広いな灰色大地。
 とに角アフリカも大陸広い。日本と比べたらいけないのだが、一面の荒野を辿る道を進むと時々町や村が有る。人も動物も住んでいる。又行きたいと言う気持ちを込めて。大地は広いのを少しでも掴んで頂けたらとパノラマ写真を掲載しました。山頂のテーブル氷河と霞む地平線。

キリマンジャロ・懸垂氷河と「地平線」拡大有り
  7月21日夜遅くムンバイ着もう翌日かも、広いでっかいムンバイ空港飛行機が一杯駐機されてる、関空も広いけどここは滑走路が何本も有る。座り続けて疲れた体を動かして一時出国。バスに乗り市内のホテルへ。ほどなく空港から近いトランジット用の宿に着くCENTAUR HOTEL(セントールホテル)であった。エアコン効いて寒い位。翌日又ヒコーキに乗りナイロビへ。

 1996年7月23日、晴、ナイロビヒルトンホテルを6時出発。渋滞の市内を抜けてタンザニアへ向かう。赤土・蟻塚・ブッシュ・牛・ヤギ。マサイ。アスファルトで舗装してある街道をひたすらマイクロバスは高速道路並みに飛ばす。村・集落の手前には黄色ペンキ盛り上がったアスファルトが有るから村の手前でもスピードを緩める。
 また何もない所で急にスピードを緩め「Giraff!」と叫ぶ道の近くにキリンが居るあ〜〜アフリカだ柵も紐もない。網目キリンが2頭アカシアの芽を食べている、一同驚く。
 ナイロビからタンザニアのキンマンジャロ登山口(モシ)まで約340Km(東京〜名古屋間程)何時間掛かるのか。 時速100Kなら3時間半かも村でスピード落とすから判らない。国境も陸路こえる。
 どこまでも平原のサバンナを車は行く。だが、所々に枯れた岡や山や谷が挟まっている。小さな村もある。部落の入り口にはアスファルトが盛り上げて黄色のペンキが塗って有る。マイクロバスはスピードを緩める。一度80キロ程のスピードで凸に突っ込み身体が飛び上がり頭を打つ、Fさん眼鏡もすっ飛ぶ。ドライバーはソーリと謝る。国境迄に一度トイレ休憩・それから観光マサイの部落へ連れて行かれる婦人と子供ばかり、高い入園料なので誰も観光せず・お金を払わずでしたからすぐ街道へ引き返す。
 国境の町ナマンガ。土産物売りのお婆や・オジサン・小娘、仮面や動物の木彫り・ビーズを売りに来る。ツアーリーダの後をついて人を掻き分け歩く、税関の事務所でスタンプを押して貰いそのまま歩いてゲート・国境を越える。タンザニア側にはみやげ物売りは居なった。社会主義の国なの?
 車を乗り換え再び出発凄いスピードだが、急に車が止まると牛がゾロゾロ横断している、マサイが牛を何十頭と連れて移動しているのだ。タンザニアのマサイは、先が光ってるぞ本身の槍だ・腰に山刀を持っているのに驚く。ケニア側では精々棒だった。トウモロコシ畑が延々と続く。少し山(ナショナルパーク)へ入ると、イボいのしし・鹿・カバ等・それと犀かしら象より小さい?、遠くてはっきりしない。見てからメルー山・トンガリ屋根のモメラロッジへ夕方到着・宿泊。
 マサイの人が一晩中、ロッジの周囲を銃を持って動物・強盗を見張ってくれている。部屋のシャワーセンタロッジ遠いからか水ばかり湯が出ない、又風邪引きそうになる。夜は冷える。香取線香もって来たけど蚊はいない涼しいのだ。 

ナイロビ・ヒルトンHotel前。ナイロビ-ヒルトンH前、別のパーティも御婦人と。 へーこれがサバンナだ・広いなあ。サバンナはやたらとずっと広い写真で見ても広い〜〜〜
道路脇にきりんが食事中勿論柵は有りません。道路脇にキリンが居ます何か食ってる。 マントヒヒ?猿。
猿?ヒヒ?猿の群れ。
鹿??キョン鹿ですかね? 川?池にはカバが浮いている。
水中に何か居ます?カバだ。車から降りてはいけない、何故?草むらにワニも居るかもよ。
三角屋根のモメラロッジ
三角屋根のマメラ・ロッジへ宿泊する。
キリン再びキリン
 7月24日曇り、キリマンジャロの登山ゲートに着いたら、霧。11時MARANGU GATEを出発する頃には雨振り出す。

 広い登山道を歩きだす。道の両側はサルガセオが下がる深い森、樹が大きく猿が棲んでいるそうな。雨で猿の鳴き声も姿も無い。皆から離れて自分勝手に踏み跡を歩く、歩きすぎて先へ出過ぎたので暫くみんなが来るのを待つ。霧雨が降っている。
 16時45分MANDARA HUT着、雨に濡れて寒い風邪引いたか寒いぞ、看護婦のお嬢さんにカゼ薬を貰う、良く効いた、翌日回復する感謝。
 標高2700Mで朝晩は寒いです。
キリマンジャロ展望。
マンダラハット標高2700m地点。 マンダラHUTの朝
 7月25日晴、マンダラハットを出発する。道は昨日の雨でぬかるんでいた。泥道とサルガセオが下がる暗い森林地帯を抜けると、明るい高原状になりキリマンジャロが遠くに美しい。HORONBO HUT(ホロンボハット)標高3700M地点へ着く。もう富士山の高さである。
 到着後二人で高度順応の為上部へ登る、30分稼ぐとマウェッジ峰が真上に見えた。
サルガセオの森を抜けると草原、キリマンジャロが見える
7月25日朝 森林を抜けると草原状になる、遠くにキリマンジャロ。
 富士山より高い所からホロンボハット
ホロンボハットの食堂前日この女性に風邪薬を頂く。
ホロンボハットの食堂内・この二階にベッドルーム。
HORONBO HUTから上に登るここは富士山よりもう高い。ホロンボハットを見下ろす。上へ高度順応3800mに登る後ろはマスエッジ峰。

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