自己紹介(最新2020年) 

 以前のプロフェールが古くなり新しく更新した。と言っても今は昔のことです。下は御嶽山冬季。
 今は若い頃の山はもう行けない。当たり前なんだな古希だから(古来まれなる)。長い縦走とか奥又白池とか明神岳五峰とかに行けなくなった。奥又(H30年)は行ったが帰りが危ないんだな、転んだり明神だと道迷いの恐れが出てきたので無理はいけない。
 昨今は山友と上高地で夏のひと時を過ごしています、穂高を眺めてため息の日々・・・・。あとは岳沢行ったり徳沢園行ったりしています。外国もたまに行きたいけど膝と腰が悪くて座ってると坐骨が痛いふくらはぎが固まる吊る(ギューット摑まれる感じ)痛い。神経痛で飛行機やバスに長いこと座って居れない。膝は長時間の下りが駄目ですね。半世紀の山遊びで体にガタが来てるようです。

 昔は槍も穂高も登った、北アは大体の山は登ってる。立山から笠、燕から蝶や燕~餓鬼岳は思い出深い剣も登った。御嶽山には特別な思いが有り、中央アルプス木曽駒から越百まで稜線を歩いた。南アルプスは北岳から光岳まで甲斐駒千丈は別に行った。今はもう行けないですね体力的に難しい。
 
 有名な百名山は北は利尻山南は屋久島宮之浦岳。主に中部山岳の六九座、後一歩で七十座ですけど、残りは北海道や東北四国九州の山ですが今は登りたいな~と言う気が無い起こらない。だから避暑兼ねて上高地テント泊。山見てビール飲んで昼寝して虫にたまに刺されて・・・・・。雨降りはテントで停滞・また昼寝を~涼しくてよく眠れます。
 
 思い出が残る:昔の山でカメラを持参しない時が有りノートかスケッチブックを持参。スケッチの絵を見るとまだ昨日のことのように思い出蘇る。巻機山・苗場山・安達太良山・四阿山・大菩薩嶺等。他には軍艦の形をしてる荒船山と神津牧場から星尾峠。
 山から自宅へ帰ったら当時保育園の子供に何処へ行ったよと話して聞かせた。「もう一回」と言われて何度も同じ話をしたっけが。何が面白かったのだろうか?ちょっと冒険だからか。
 荒船山:天候は高曇り。生憎荒船山は当日霧雨で写真も絵もない思い出だけだ。崖の所まで行ったがなにも見えなかった白い霧だけ空中に浮いてる感じ。
 昔の登山家大島亮吉さんの「神津牧場から星尾峠」を何かで読んで、ずっと星尾峠に行きたかった。名前が綺麗な星尾峠、いったいどんな所だろうか?。
 である年の11月の休みを使って出発。まず中央線の特急乗り継いで軽井沢駅まで行く。すぐにタクシーで八風山の林道まで乗せてもらい、適当な所で下車。森の中をひたすら登ります、高い場所を目指すと八風山。
 
 山頂で昼飯、そこから信州と群馬との県境尾根をひたすら南下。途中尾根の笹原の向こうに車道・林道が通ってるなんだ車も来れるのか?。一山超えてから湿地帯小川が流れてて、水の中の木道が朽ちて斜め45度に傾きズルズルな腐った木道、アスレチックな伝い歩きで必死でした。靴が水に漬かるし歩けないけどここを超えないと神津牧場へ着かない。
 やっと神津牧場の道標→が出てきて、一応見に行く、登山道を下って牧場まで。なぜか霧で視界が悪いのにお客さんが一杯です(土曜)建物近くの枯れた牧場がうすく茶色に見える。喫茶コーナー・売店で絞り立て牛乳のホットミルクを飲んだ大変旨かった。汗が冷えて寒むかったんだな。
 再度尾根まで登り返し熊倉峰を目指す。熊倉峰のピークで風で寒かったのは覚えてる、急斜面を下ると内山峠もう雨風だ。もうこの頃にはすっかり曇り空段々と黒雲が厚くなって薄暗くなってきた。
 
 4時を大分過ぎてるのかな。艫岩の手前辺り斜面が緩くなってきたそして暗くもなってくる。ヘッドライトを出した頃に偶然壊れかけの破れ小屋を発見。森の中で見つけた?「なんだ工事小屋か?」運がいいな~。戸は無く床板は半分残るカビだらけの小屋だ、ツェルトを張るスペースは有る。笹の中へ張ること思うとラッキーとしか思えない。(自分には避難小屋か無人小屋並み)心弾むうれしい。中へ天幕張って湯を沸かし夕食に残りのおにぎりとお茶を。まもなく雨音しだす。
 
 越後駒と比べて:越後駒の時より荒船の時は楽勝、
 尾根を登ってると崖でカモシカ見た、その後急に西から黒雲湧いてきて冷風が吹き次に雷雨・豪雨に遭遇、雷光ピカピカピカ・バリバリバリと雷鳴、動くことが出来ず大分時間をロスタイム、予定の小屋まで登れずやむなきビバーク。
 暗くなる前に尾根の登山道脇の刈った柴の束の上へツェルトを張った時よりよい。柴に寝てると自分が下方へ崩れそうでヤバイ。実際谷側へ体がずれてくる。紐出してツェルトを樹木へ繋いだ。寝てて滑り落ちたら怖い。その時は雨水も食器に集めたが余り濡れず快適ではあった。 
昔のスケッチを(下手の横好き)
 荒船の翌日は雨で合羽を着てゆっくりと荒船山を行く、まだ暗い中見えるのは雨と霧で樹木と岩と岩の間の水たまり道。三角点から戻って、分岐から少し下ったら星尾峠だった。道の両側が土手状な尾根で薄暗く(雨)視界は無い。ここが星尾峠か~って思っただけかな気持ち的には落ち着く。峠からどんどん下って行くと雨の中に荒船不動の祠、存在感が物凄く有る。
 更に歩いて国道へ出てまもなくバス停で30分か40分は雨の中待ってたな。勿論バスの時間とかバス通ってるのかも知らなかった。昔は何も調べてなくて行きあたりばったり、駅まででも歩く歩けるつもりでは有った。
 やっとバスが来て乗ってから合羽を脱いでると目の前が明るい、何?パット光がおっコスモスか~。ずっと道の両側に白とピンクの花が続いてる見事なくらいのコスモス。ここがコスモス街道なんだ雨の中でも鮮やか綺麗でした気持ちがほっこり癒される。2日間は山中では誰にも出会わなかったです。  

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