遍路通算9日目 民宿由岐

 遍路通算9日目・区切打2023年5月10日、薬王寺までの途中にある民宿までJRで行くことにした。宿に荷物預け宿から丘超えて最初の海が田井の浜だった。きれいな砂浜を歩いてみよう。
 天候:晴。
 新幹線で岡山へ乗換て徳島まで行く。さらに牟岐線由岐へ乗換時間を利用してホームの蕎麦屋さんでうどんを食べる。半日以上電車や軌道車に揺られ揺られて。前回平等寺から戻った新野駅の2つ先の由岐駅まで行く。駅前から由岐港へ歩き今日の宿まで直ぐだ。荷物を預けて行ける所まで、しかし宿の人からどこの遍路小屋までにしてね車が入れんからと言われる。行けるとこまで足ならし。
 宿から丘超えて最初の海が田井の浜だった。きれいな砂浜を歩いてみよう。ハマヒルガオが咲いてます。うれしくて砂浜を歩く。砂がサラサラ運動靴が潜る潜る一歩一歩く毎に靴の中へ砂が入るこりゃあダメだ早速岸壁の上まで戻ります。座って靴から砂をポンポンとたたいて出す。靴メッシュなんです。
 やはり地震のことはこの地方は特別に注意してる。津波11m・16mとか国交省は24mとか言ってるそうです。24!絶句。
 宿の人に聞きましたが、私が宮城だったか福島だったか忘れたが東北地方の遍路さんが来ました。家族友人知人の菩提を弔うのと、合わせて四国から沢山の義援金を頂きましたありがたいです。恩返しの一助になればと遍路で四国へお金を落としたいと。言っておられたと。
 更に海と山・港と街の景色を見るとふるさとに似てるので思い出して泣けてくる。グラッと来たら皆さんは必ず高台に逃げて下さいね。私は翌日現金の支払いが有ったので通帳・.印鑑をカバンに入れてたそのまま逃れたのですが。知人等は取に戻ったらしく帰らぬ人に。通帳なんか無くてもいいからとにかく逃げんといかんよ命あればなんとかなる。胸に響きます。
 国道歩いてても山の上に逃げれるかルート探しをして山を見ておりました。電柱や崖の擁壁ここそこに、ここは高度11mとか8mとか飽きずに標高何mかを表示してあるのが記憶に残る。
スライドショー

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