遍路通算十七日目・29番国分寺~30番善楽寺23年11月02日

 遍路11月2日、通算17日目。大日寺前の宿喫茶きらく泊。朝飯食べて出発遍路道へ。
鈴をふりふり お四国の 土になるべく 山頭火
  天候: 晴れ。活動データ 距22.7km 歩行時間8時間41分歩数36002歩。宿でえっ3万歩超えてるよ。
 遍路道標に従ってテクテクと、今日も一日始まりました。物部川を渡り目印は川の1本脇を通って歩いてると現代の遍路標の他に古い石の道標が有ります。古いな~と見ると宝暦と読めます(帰宅後調べる1751~1764年)270年前か。歩いて行くと右の畑で集団農作業中です、何してるのかな茗荷の茎みたい?直ぐ後で横の畑を根元を覗き込む新生姜の収穫だ。
 刈取終わった田んぼと集落の横を通り歩いてのどかな田園風景コスモスを種まいて下さってる感じです。歩くと松本大師堂着9時半、2時間歩いたここで休憩。道の反対側にトイレも有り、お接待かなミカン沢山と飴もおいてあります飴を頂くありがとうございます。
 少し休むと楽になるまた延々と国分寺まで進む、途中JRの踏切渡ります。
 遍路道標を見て進んで行く。国分川の堤防を行く川では鴨が浮いています。地蔵さんの所から右折あぜ道を歩いて国分寺前へ出た。
 国分寺を参拝・納経と終わるともう11時を回った。又南へ向かい歩きます。農地のあぜ道を行く。土の道は足に優しい。チンタラちんたら歩いて橋横の地下道を通り遍路地図は破線の遍路道を行く。
 途中から片側杉木立半間程(60センチか)の道、地図土佐北街道なり。歩いてると後ろから「こんにちわ~」と黄色の声。「何?」と振り向くと白人女性さん大柄自転車遍路。え~~ここ通るのか。横へ避けて待つ、ネエチャン袖なし白衣腕が出て入れ墨入ってます外国は普通なんやろね。早い直ぐ見えなくなる。
 〇〇大学に通ずる道へ出てきたら前から来た又自転車外人さん。「こんにちわ~」で行き過ぎたらひげの彼が戻ってきた「お遍路さん~~食べて下さい」と手渡されます「ありがとう」。野菜サンドでした。
 小山橋の手前で堤防下りて涼しい木陰で野菜サンドを頂く。
 又歩きます住宅地の間の道へ、分岐点には善楽寺と国分寺の標識が立ってっます。右側山で左は倉庫か何かの建物しばし行くと遍路休憩所蒲原第五。一人休んでた、ワシも一休み水分補給。暑いな~~。
 休憩所から幾らか歩くと広い道へ出た。道標に従い左折。しばし緩い登り坂逢坂峠。板金屋さん前のベンチと自販機で水を買いましベンチで休憩。宿からのお接待頂いた大おにぎりをパクリ旨い。
  腹減ってるんだ、遍路道には飯屋も無かった。後半は疲れて写真とか撮ってないですわ。朝から夕方までフルに歩くのは初日です。
スライドショー
  休みの後少し歩くとトイレ有りそこから細い遍路道を急下り、善楽寺は近い。
 善楽寺を参拝、道へ出て宿を目指す。午後2時20分を回る。どこをどう歩いたか記憶が遠いがホテルセリーズへ出る道を歩いてしまうようは遍路目印の路を歩く。もう少し左手道を行った方が良かったようだ。セリーズは予約が取れず別のホテル土佐路たかすへ泊まることに。舟入川の堤防を歩いてひたすら宿を目指す。セリーズから2~3キロ離れてる。もう限界に近くバテテへろへろです。
 宿が近くなりスーパーが有ったから酒と食料を買い出し、手に提げてホテルへ。くたびれた。3万歩超え。

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