遍路通算二十日目・36番青龍寺11月5日

 遍路通算20日目11月5日。土佐市のホテルから峠超えして橋を渡って青龍寺。活動データ 距離15.7km 歩行時間7時間2分歩数22451歩。
 うつむいて 石ころばかり  山頭火
  天候: 晴れ。暑い、海風が気持ち良い。コンビニでアイスクリーム買う。
 ホテルを出て隣のパン屋さんでモーニング(朝飯)。コーヒーとトースト茹で卵にサラダが付く550円。私の地元では400円代のコーヒー頼むと追加料金要らなくて卵と小倉トースト付きますサラダも付く店も有ります。
 モーニングしてから本通りを右折、長池地蔵横を通り水路沿いを歩く。信号あり遍路標で右折してあとは道なり塚地峠を目指す。

  前から歩いてきた方に挨拶する。また一人歩いてきた「コンニチワ」と挨拶。うむ何?ワシの横に並んで一緒に歩き出す。地元の人暇なんだな。
 緩い登坂の路で峠へ足を運んでいますがおしゃべりですね、蘊蓄を話し出しペラペラペラ切りなく話し続けます。空海さんのお師匠さん恵果さんの悪口や次にインド人師匠3人の名前とか 真言宗の悪口とか僧侶がバチが辺り不幸な最後だったとか。話聞いても何も頭に残りません。ご本人20代の頃一度自殺しかけて日蓮宗になると良いと彼女に言われ日蓮様を信じ力を貰ったと。
 なんやこの方は?とワシは目印探して右むいたりしてます。ふと見ると78と言われたお顔眺めたら「白髪混じりだけどフサフサですねワシは薄いです」と言う。すると「あんた話聞いとらんね」「えっハハ聞いてますよ」~日蓮さんのお話と高宗とか楊貴妃の話も出て面白かった。歴史詳しいです博学です。日蓮さんは褒めてました、峠の駐車場まで一緒した。歩くのに飽きなかった。

 民宿へ着いて夕食時その話をしたらYoutubedeで特別有名な人みたいです。くっつきおじさん。「は~へ~」「皆さん困ってるようですよ」「私は面白かったですよ」「高知市内の方みたい?」えっ 峠の下かと。いろんな方見えますね。
 峠の入口で休憩トイレも有ります。峠道始めは階段状で段差が大きく足がアガラン。そして山道になり前を行く女性2名ハイキングみたいだ。ストックついて峠から更に上へ登って行く。
 峠を下ると海へ出た、海沿いの道沿いコンビニまで歩く。コンビニから民宿へ電話して車が来てくださり荷物を預かって貰う。納経帳と線香ローソク持って宇佐大橋を歩いて超える。
 景色が良いです右が浦ノ内湾で明日乗る巡行船が通る、左は宇佐湾が見える。渡ってからまた峠超えを、結構な急坂を上がる誰も合わない。峠から落葉の路を下る落葉がカサカサ。下から声が?学校が有るんだ運動してる生徒の声聞こえます。車道へ出ると車が通る直ぐに青龍寺です。同宿だった東京のネイちゃんとすれ違い。「はや~」「民宿の車に峠の入口ま載せてもらいました」。「へ~そうなんだ~」。
スライドショー
 参拝終わって海沿いの歩道を通り民宿へ向かう。距離長いけど登らなくてよいから車道をお寺まで行った方が体には楽です。

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