遍路通算39日目46番浄瑠璃寺へ

 2024年4月25日遍路通算39日目(記憶が一番確か)。久万高原から46番浄瑠璃寺へ。 距離26km、8時間06分、歩数43588歩。
 分け入っても分け入っても 青い山   山頭火
 この俳句は土佐の三原村を目指してる時に思いますね、行けども行けども青い山ばかりです。山林の下を歩くので薄暗い雨模様ということも有ります。
 民宿は素泊まり自分で朝食コンビニのパンと宿の緑茶にバナナ・ヨーグルト・プリンで済ませ6時35分出発。外は青空晴れ晴れとした気分久しぶりの感覚太陽が出てるとイイネ。
 一里木さんはご主人一人で続けて見える。器として部屋数多い、トイレはウォシュレット。同宿初日男性2名、一人は外人さんみたいだが国籍は日本だと見た目金髪日本語は普通に会話、後若い逆打ちの兄ちゃん。2日目は外人の女性2名。出発前に飴玉を沢山持たせて頂く3個ほど取ると。「もっと沢山持っていきなさい舐めると疲れが取れるよ」。ありがとうございます。
 昨日45番岩屋寺で折り返しプラス1だ。朝6時35分久万高原の宿を出発、まだ空気が冷えてる吐く息が白い。途中見た道路温度計9度である。てくてく三坂峠を目指す車道の緩い坂道続くからキツイ。トイレ休憩を2回。
 目印有りました、やっと峠を超える何処が峠だ?標高702m。
 峠を過ぎて山道をドンドン下る次第に急坂も出てくる、昨日の雨で地面濡れてて滑り易い、ツルツル石畳落ち葉も濡れ濡れ。転ばないように歩く自然と歩幅が小さく。少し前を歩いた遍路の足跡、こけで滑ってるぞ。道が部落に近くなりやっと少し広くなったコンクリート道は苔なのだろ緑色してる。滑るかな滑るわなここは慎重に。
 家々が現れて舗装道路に出た相変わらず下り急坂は膝とふくらはぎにダメージくる。目印で遍路道へ歩く1枚広い田んぼにレンゲの絨毯みたいだ。道は土に落ち葉が積もり足に優しい。
 車道にでると網掛け大師着、ベンチが有ったので休憩。
 携帯見ると機内モードにしてなかった。電池凄く減ってる30だ。ヤマップ入れてたままだから山中は消耗速い。機内モードへ。
 又舗装道路を歩く、ダンプカーがゴーゴー通る。次第に町らしくなる。
 46番浄瑠璃寺に着く。参拝して納経所へ行き書いて貰う。おくさんかな「歩きですか?歩きは大変でしょう」とお尋ね。
 「はい」と。ちょっと待ってと奥に戻るとリンゴの皿を持ってきて「お接待です食べて」。「ありがとうございます」と頂きましたうまい遍路ではリンゴ余り出ない。「お下がりですからおいておくと柔になって沢山食べて下さい」と。
 フト思いだし外にデンマーク娘がベンチ居たからリンゴをお裾分と思い外へ、あッもう居ない。
 47番八坂寺は近い。48番へ向かうが途中目印ロスト。仕方ないからスマホを生かしマップで探し方向を定め歩く北へ北へ。幹線道路を歩き大きな重信川を渡る。
 スマホは電池23%に心細いので電源切る。西林寺近くなって信号反対にうどん屋さん有った、やっと昼飯くえる。2時前だ。
 48番西林寺参拝ヤマップ終了する。
 遍路目印案内に49番浄土寺へ向かう、広い道を横断すると道幅狭くなる。道は狭いし歩道も無し車も多い。線路を渡り目の前に門が見えた。
スライドショー
 やっと門前迄来たがそこへ観光バス1台Pへ入って来た。 添乗員さん小走り。(ちょと参るな)兎に角ワシも納経所へ向かう、普段は本堂参拝後太子堂を参拝するが。団体さん40~人も居て納経が~。納経所の中へ入り「歩き遍路ですお願い出来ませんか?」と頼んでみた。添乗員さん「どうぞどうぞと」。 良かった間に入れて頂く。参拝して門前へ出たら4時です!やはり団体の後ろは時間が掛かる。もう1箇所50番は諦めてホテルへ向かう。焦ったので写真とか無いです。

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