お遍路2日目野宿16年10月31日4番大日寺～

H28年10月31日お遍路さん・行き当たりばったり4番札所～10番札所

H28年10月31日お遍路さん・行き当たりばったり4番札所～10番札所 　 　天候：晴時々雲り夜雨強い 　朝宿から歩き出して（昨日も歩いた）道を1キロも歩くとコンビニで、100円のコーヒー買って飲みます。背中にリックの荷物が重いですわ～ここから先を考えてタクシーで～。 　4番札所から10番切幡寺まで回ることが出来た、歩きだけではちょっと無理です。歩くのが修行だそうですけどタクシー乗ったら修行にならないかな？1回目お遍路。野宿用荷物を持ってどこまで歩けるんか？ほんとうに行き当たりばったりです。タクシー呼べる所だからまだいいのか？

4番札所：大日寺山門までのアプローチが美しく朱色の冷めた門の色合いが渋くて好きですね。 　5番札所：地蔵寺、大銀杏の樹が迎えてくれます、本堂脇の六角堂のたたずまいが美しい。 　6番札所：安楽寺、異国風なしゃれた感じの山門です。本尊は薬師如来様。 　7番札所：十楽寺、ここも異国風な山門、駐車場が広いいですね～。門を入って右手にビジネスホテルが有ります（お寺さんがやってる）。もう正午を大分過ぎてる～道路向かい側に有る「たらいうどん」へ入り食べる美味しい。 　8番札所：熊谷寺、高速の下を潜ってさらに歩く、緩やかな登り道をやっとたどり着いたら駐車場で御詠歌がスピカーから流れてる。本堂へ向かう手前に多宝塔の極彩色の色目美しい塔です。階段が多くて荷物が重く感じます。 　9番札所：法輪寺参拝後に山門前の茶店で草餅を頂く（2個100円）、店の中のイスに座りお茶も出ます甘くておいしい、疲れてるんだと思う。茶店・売店かなあわじ庵と言うそうだ。 　10番：切幡寺への登り坂に階段333段だと～。タクシーで登り楽ちん。お参りした後帰りは階段を歩きました。結構長いですね～。雲が知らぬ間に出てきています。 　景色：田んぼの休耕田だったと思われる所に太陽光発電施設が設置されているのが多いね～。稲刈りが終わったのどかな田んぼとは違う風景が広がっていく。太陽光パネルの背が高いことから先が見通せないことも風景が変わったと感じさせる。温暖化の時代だから～・・・・。

アスファルトの連続は、足底がジンジンします、切幡寺から下って来た「藤井寺方面巡礼の駅」を過ぎて変電所、少し行くとJAの市場、食料調達。買い物して外へ出るともう真っ暗になっており雨も落ち始めた。タクシーを依頼する。 　ベテランお遍路さんの（ネットでは）言うのには、自分の限界まで歩かないと修行になりません限界まで歩いて極めて下さい。前もって宿を決めて歩くのは自分の歩ける限界を決めてしまってるから修行にならない。夜7時～8時まで歩く遍路さんは余り居ないそうです。 　西麻植駅（にしおええき）近くまで載せて貰ったタクシーさん曰く：１２番札所焼山寺（しょざんじ）へ登ってる遍路さんから会社に電話来た～。たまたま電話私取ったんですけど～「１台頼みます～鉄塔が有ってミカン畑の中です～来て貰えないか？」、「部落か集落の名前は何？」「判らない何も無い、ミカン畑と山の中」「それではとてもお客さんの所へ行けません・せめて家屋のある所まで出てこないと～」と断ったそうです。「たまに居るんです、山で動けなくなる方が～」。「警察でも消防でも探すのに大変苦労するでしょうね」。とそんなにキツイなら今回は無理や～結構脅された感じです。荷物重いからか足がジンジン。足全体の背中側がバンバンに張っています。左足薬指がカットバン巻いたけど豆出来てそうな予感。 　リック装備：ツエルト・寝袋・エアーマット・ダウン上下・雨具・食器コップ、ガスボンベ・バーナー・水筒・500mlペットボトル、フライ用のシート（タフケット2枚）、着替・靴下・ヘッドランプ等。合計で9，8キロ。大分減らしたんですけど午後効いて来る。

藤井寺方面巡礼の駅：法輪寺前の売店の小母ちゃんから教えて貰った泊まれる東屋です。もうすぐ暗くなるけどここで止めると明日がきつい・直ぐ裏に住居が有り野宿するは・・・・なんか？気持ちが向かない。水・トイレは有るけど、水が飲料水ではない。残念。