お遍路さん通算6日目20番鶴林寺麓の宿へ29年11月14日

 お遍路さん通算6日目:H29年11月14日前日の宿植村旅館さんから20番鶴林寺麓の宿へ 、1に焼2に鶴3に龍と云われてる。
  通算で6日目お遍路さん・20番札所鶴林寺へ向かう。
 天候:朝から雨、一時強まる。
 前日優しい宿植村旅館へ泊めて頂く、早朝6時朝食まだ薄暗き中で6時45分宿の前で町のコミュニティーバスに乗って広野へたしか一日3本のバス。雨の中宿のおばちゃんが一緒に外へ出てマイクロバスを停めて頂く。初めてだ、これに乗るんか?です。おばちゃんに手を振って出発。
 広野は幹線道路上に有るようです、遍路宿である植村さんからはバスで10分程です。広野バス停で下ろされる、歩くと4.9キロ1時間20分だ。雨の中バス停で徳島行きの定期バスを待つまだ20分程も有ります、屋根も庇も無い吹きさらしのバス亭なので雨に打たれてちょと小寒い。
 やっとやってきたバスに乗ります7時15分過ぎ。バスに乗ると中は暖かいほっとしてウトウト眠くなる。5時起きが続いてるのです。
 昨年は12番焼山寺を抜かしてタクシ-で13番大日寺まで運ばれて大日寺から17番井戸寺まで歩きました。翌日18番から歩いて19番立江寺で区切って帰宅。途中バスの運転手さんが大日寺の前で2回も「大日寺前~大日寺前・・・」とアナウンスして頂き「ありがとうございます」昨年歩いたから~。遍路笠被って乗ったからね。
 変わらず雨の天気です。徳島駅から9時半の牟岐線に乗って立江駅へ、ホームを降りて近くの駐車場下で雨具を着る。雨の中を立江寺へ参拝ご朱印を頂く。2度目ですから朱印だけです。寺を出て赤い橋を渡り三叉路を左折、鶴林寺の案内が有ります。道が狭い車1車線程なので車を避けながら雨の中トボトボ歩きます。
 15分も歩くと途中に喫茶店の看板が有ったので、へんろ道をそれて奥へ30mも行くと喫茶店有り。食事出来るか聞いて庇の下で雨具を脱いで店内へ。ハンバーグとスクランブルエッグのロコモコ丼なるものとコーヒーを頂く。ハンバーグ美味しかったけどちょっと柔らかだったお腹調子悪くなるが1時間ほど温まる。
 食事を終わって外へ出ると大粒の雨に代わってる、土砂降りの一歩前の降りです。笠を被ってるので笠に当たる雨音がパラパラパラとうるさい~上向くと顔に当たる冷たい。笠が防いでくれるから正面向いたまま歩く。食後に飲んだコーヒーが効いてきた、でもコンビニも休憩所もない。
 
 地図にはコンビニが有るはずだが中々辿り着かない。ネットで見たお遍路休憩所有り。お寺さんの隣で東司と書いてあるトイレなんだな。隣の休憩所の戸を開けると顔が毛むくじゃらのお兄ちゃん(外人?)が「こんにちわ~」と云うと「わたす~やすんで~ます」とタドタドしく云われる。ちょと一緒の所に休憩するのは控えたい感じです、差別はイカンのですけど。「こんにちわ~ばいばい」戸を閉めます。
 
 地図はわりと近くにコンビニが有るように見えるけど歩けども歩けども両側山の雨に煙った車道を歩く。歩く歩けども田んぼと家と近くに山裾。川沿いの道へ中々近くにならない。あ~くたびれてる~こんな気持ちも久しぶり・もっとガンバラントいけないのでしょうね。これが修行修行と思う。
 お寺を過ぎて少し行くとログハウス風のこじんまりとしたへんろ休憩所有り。中で暫く休む雨が当たらないので大変助かります。荷を下ろし座ってホッと出来ます、「ありがと~」。昨日の疲れが有るので割と時間食ってます。
 休んでから間もなく三叉路の信号、信号脇にローソン有り。良かった又休憩です。温かいお茶を買ってトイレも借ります。お休み用カウンターも椅子も有って座って外を見る。
 コンビニから出て川沿いの歩道が切れると車道脇を歩いて行きます。道が狭い分は車が怖いですね。15分ばかりトボトボ歩いてたら目の前に軽四が止まって下さる。「え?」奥さんが「お手伝いしましょうか?」、「エッありがとう~道の駅まで行きたいです」と「これから山越え(鶴林寺)するので良かったらと思ってね」とおっしゃって頂き道の駅まで載せて頂く。歩くと40分程も掛かかりそうでしたが、車だと10分も掛からない。
 「ありがとう~」って収め札を手渡しますラスクも頂く「もう一度ありがとうです」。時間は3時45分です歩いてたら4時頃かな?。
 道の駅から電話を掛けて宿のお迎えを待つ。今日の宿はふれあいの里坂本です、評判の良い宿ですから安心。
 距離は10.3キロ、時間5時間休憩含む。歩数17100歩

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