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H18年4月26日雲母峰・鎌ヶ岳

 
 友人Kさん「私、水曜日代休だよ山どうです?」と誘われてエイッと目をつむり有給を取る、汗をかいてストレスを流そうとぎ一緒する。後1名追加。
 前も出かけた事が有る、雲母峰(キララ)〜鎌のロングコースへ出かける。
 今年は寒波が4月にも来襲して寒い日が多く、山も春が送れています、5月の連休前は通年暖かくて、歩くと汗が出る位の気温ですが。今日はうす曇で雨は大丈夫でしょう、やや気温は15〜6度で暑くなく寒く無く良いいコンデションです。山の花には遅い春が巡ってます。
 対岸の尾根の5〜600mではえもいわれぬ山桜やタムシバが咲いて山を、賑やかに春霞にしてくれてます。700mではまだ木々の芽が出たばかりで、黄色のキブシが咲いてます。
 新芽の薄緑が眼に優しい。
ハルリンドウ 赤ヤシオ
 柔らかいピンクのアカヤシオ。昔18歳の頃この尾根をY内君と辿りました。湯ノ山駅で降りて歩き出しキララまで登り、鎌ヶ岳まで縦走して湯ノ山温泉へ下山しました。又その翌年でした、藤原から縦走して国見を越えて御在所へ登りました。このピンクの色には食欲を誘われました、山中若さで食べ足りなくて桜餅の連想なのか何故かピンクの花びらさえ旨そうの見えました。
 キララへ上がると鎌ヶ岳が遠く見えます、小休止して登り下り勾配の少ない尾根を歩きます。791mのピークで地図を確認します。左の道は宮妻へ下ります。真直ぐの尾根をずんずんと下り、1つめの白ハゲを登り切り小休止。右側に長石尾根の分岐が有ります、長石谷を詰めてきた時に右上手へ上がる尾根(昔は何時も通る道)です。 
イワウチワ ショウジョウバカマ
 休憩後白ハゲの急登を、樹の枝に掴まりよじ登ります。足元を見ればイワウチワ・猩々袴の花咲き、登り切ると平坦な尾根で、上を仰げばアカヤシオ・白いタムシバの咲く気分の良い所です。
 ツツジも綺麗ですが、此処はやはりアカヤシオに軍配が上がります。
  昨年物故された串田さんには、毎年この道の脇に咲く花に会いに行く人が居れば、わざわざ牛に会いに行く自分が居ても宜しいでしょう、と云う詩が有ります。 
山頂にてビール・・・  毎年では無いにしろ花を見に行く山歩きは、心楽しいものです。岳峠で小休、最後のがれを登り鎌山頂です。記念写真を撮り管理人はビールとアンパン・シュークリーム。人気の山だからかね12時になると関西の団体さんが来て急に賑やかになる、
 関西弁のお姉さん「グーテ小屋・・・モンブラン・マッターホルンの岩場を」と豪快なお話・体型の感じでは重・・・?と無言にて早々に下る。
  
来たコースを再び下る、帰りは早い。山頂では人に会ったが尾根道に入ると、流石平日なのでこのコースは無人で誰にも会わない。コンスタントに帰り791mで休む。キララの最後の登り返し・アセビの白い花がキラキラ美しい。少しばてました。東峰まで足を伸ばし四日市と伊勢湾の展望が素晴らしい。木のベンチに座り展望を楽しんでいると、海風が上がって来て気持ち良い。 
 
白ハゲより雲母峰
 主な行程・・・車〜キララ9:25〜長石尾根分岐10:45〜岳峠11:20〜11:35鎌12:10〜791mピーク13:20〜キララ13:55〜東峰〜車

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