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16年7月鈴鹿の夏・風とコグルミ谷


 夏の鈴鹿は、来週かさ来週に北・南アルプスへ行く為にトレーニングを兼ねての山行が多かったです。
稜線へ出る前の沢の源頭からしゃにむに草付きへ取り付き尾根へ抜けるとか。道無き道を歩いてた。
笹の根を掴んで尾根へ出ると登山道なり・しっかりしたトレースが付いていた。
上へ出ると気分は楽になるが、もの凄い草いきれで暑さがたまらんもんでした。

 今年は梅雨が無くて、蛭にも合わず、肺の中まで緑・翠・碧に染まりそうな広葉樹の森。コグルミ谷。
コゲラ・目の前の木に止まり腰付近より螺旋状に上へ上へ、木の中の虫を探してるのか。
5〜6mなので動けない、そそそろポケットのデジカメを出す頃には、デジカメの範囲に居なくなる・アーアとため息。
 その後歩いているとシマリス。同様にカメラのシャッタを押す頃には岩のわれ間へ。
 残念也。若い頃は歩くのに精一杯で、生き物が居るなど、気が付かなかったようです。


シロテンマ
葉緑素を持たずナラタケと共生するラン・葉も持たず土の中からニョキリ出ている。
ギンバイソウ ギンバイソウ

 谷より稜線で出るとベンチが置いて有る。名前が付いていて「天の平」とか「カタクリ平」と最近は呼ばれています。
歩いている時は木々の下でも汗が出る。休むとスーと汗が引いていく・ベンチで一休み、蝉の鳴き声が凄くて・抜けて行く緑の風が気持ち良い。
  風が好いんで何もする気が無くなり、ここで一杯飲んでしまう。ますます気持ち良くなる。

風がこんなにも良いものだとは。


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