16年の山 | 17年の山 | 18年の山 | 19年の山 | 20年の山 | 21年の山 | 22年の山 | 23年の山 |
7月16日梅雨の頃家に居ても蒸し暑い、久振りに雨は持ちそうなのです。鈴鹿のトンボ・蜻蛉を見に行こう。鈴鹿スカイライン料金所跡へ駐車、もうすでに満車状態1台空いている所へ停める。 歩き始めてすぐ一の谷小屋が新築されている。代が変わったのか看板の小屋だけが消されている。昔、小屋の優しいおばちゃんとおじちゃんにお世話になった。昭和の時代が過ぎてしまえば忘れ去るだけか。 少し下り長石谷へ入る前後に人影はなく沢音と鳥と蝉の声ばかり、偶然一人なので・寂しい山へで黙って登る感じになる。山のパンセの言葉みたい。 |
谷間は存外涼しくて汗だくとはならない休むとスッート汗は引いて行く。足元の岩は苔が付き滑り易い。踏み跡を見ると、先行者は1人だけらしく休んでも後続者は来ない。 岳峠下の急登時は陽が差し暑い、尾根から落ちた真新しい赤い岩が登山路を跨いでる。恐ろしい大岩也。 |
|
岳峠にガスが流れる、峠の滋賀県側に立つと風が涼しい。 若い双葉の頃からこの峠に通うが何時も直前のガラガラの岩くず帯が苦しい。そして最後の登り箇所の笹が今より沢山茂っていた記憶です。 峠では西の谷から吹き上げる風に涼をいれる。風に乗り蜻蛉が沢山飛んでいる。凍らしておいたお茶も飲み頃で冷たくて旨い。 山頂では登山者ボチボチ居る。人よりも蜻蛉が空いっぱいに飛んでいて壮観です。子供に帰ったように無心に指を出して蜻蛉を指に留めようとしている登山者もいる。 凍った茶で冷やして持ってきたビールの一口がなんとも言えず旨い。岩の上で寝て休んでると腹や腕に蜻蛉が留る。雲低く空が近くて蜻蛉も一杯見られて良かったです。 |
|
蜻蛉・アキアカネこれから成長し尾が紅くなる。 | 蜻蛉がこれほど居るのかとうれしい鎌山頂。 |