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H18年1月8日新雪の武平峠

駐車場にて
 1月と月も年も替わりました、昨年末の大雪で年末まで仕事が大繁盛「もちろん仕事が少ない方が良いのが本音」でして山歩きが遠のいていた、雪も落ち着いてスカイラインが凍って滑れへんかなと、武平峠まで出掛けました。尾張平野はきんきらの星空でしたから、そらもう御来光を見れるかいなと思い付き夜、湯ノ山へ出掛けました。高速を降りて菰野を過ぎますと路肩に白いもんが積もってます。湯ノ山駅を過ぎると雪がチラチラしだしてありゃこりゃ雪だよ。おそるおそるゆっくり最奥の駐車場へ。先着の車三台には10センチ程もうすでに積もっている。
 エンジンを切ると周りは無音になり小雪がしんしんと降り続く。始めパサパサと車の屋根に降る雪音がしますが暫くすると音もしなくなる。持ってきたビールを飲んで寝袋に潜り込む。
三ツ口谷分岐 雪深い表道分岐
 朝3時半に起きるが雪は変わらず降り続くけるので、又寝袋に入る。再び起きるともう明るくなってた、6時半急いで湯を沸かす、と車1台来る次々に登ってくる。
 春雨スープとバームクーヘンで腹ごしらえして準備する、雲の下から朝日が差して尾根が朱に染まる、何処でもいいから少しでも滑れる所が有ればと持ってきた板を担いで歩き出す。昨夜の新雪が20センチは積もっていてトレースを踏んで行く。寒くて手・足の先が痛い。近鉄山の家の人とすれ違う、御在所中道方面はトレースしっかりしている。
 歩く内に段々積雪多くなり、三ツ口谷入り口の堰堤下は吹き溜まりで膝まで潜る。身体が温まり汗が出るので三ツ口谷分岐で一休みすると寒さでブルブル、後続の登山者が沢山自分のトレースを踏んでやってきたので出発する。小雪が相変わらず舞っていて積雪でトレースはすっかり無くなる。表道分岐鳥居が綿帽子でお迎えだ、よこっらしょとザックを降ろしワカンをつける。此処からも夏道通しのトレース無き道を歩いて行く。西多古谷で夏道が左に大きく曲がり雪が更に深くなる、ワカンでもここら辺りでは腰まで積雪が有る。ここでスカイラインまでの急坂を上がることにする、板が上の枝に当たりザックを持ったままではしんどいので荷物をデポして空身で這い登りトレースを付ける、昔厳冬期の蓼科山で雪と格闘して歩いた感じを思い出す、無雪期と違う何処でも歩けるし自然の厳しさ面白さがある。
御在所はガスの中 四日市方面展望
 小雪曇り空でも雪は段々重くなりスカイラインをボコボコと歩く。やっと峠下のトンネルまで達した。歩き出してからすでに3時間歩いている、足の脹脛が張ってきたので帰りの時間を考えてトンネル手前で今日は止める。ツエッルトで紅茶を飲み小休止してから板を履く。下りは新雪でまったく滑らない漕いで板を滑らして下る、表道を過ぎるとボタン雪に変わる。更に雪が重くなり滑るより板で歩く感じでトレースの上が良く滑るのでデコボコのトレース上を滑るとやっと車に帰りつく。
 滑れへんかったけど快い疲れです。
 対向車とすれ違う所が無いので車のライトを点けて降りていく、少しでも広い道脇には登山者の車が停めてある、皆さん雪山で遊んで見える。対向車無くて無事温泉街まで降りた。
武平トンネル ツエルトで一休み
最近は御岳や乗鞍で遊ばなくなりごく近場の鈴鹿で遊ばしてもらってる、又春に乗鞍を滑りたいものです。
参考タイム:湯山温泉上駐車場7:15〜10:30武平峠11:15〜12:26車

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