16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H18年11月10日奥美濃・夜叉が池

夜叉壁は天に高くそそり立ち腰の辺りは紅葉に彩られている。
夜叉壁は天に高くそそり立ち腰の辺りは紅葉に彩られている。
 奥美濃の夜叉ヶ池へ紅葉を見に行く。メンバーはKさんと管理人。毎年のように歩きに行っている気がするが何年か前にブナの森が黄金色に輝き風が吹いてキラキラしていた思い出が強く森の紅葉を又見たいと出かける。
 江南7時出発、22号線を通り西へ向かうがすぐに朝の渋滞に掴まり大垣まで1時間半も掛かる。ああーこれからまだ大分先なのだ。昨年は10月の休日でしたから道は混んでいなかった。平日は大渋滞也。
紅葉 沢の入り口
 横山ダムを過ぎ坂内村へ入る車も減り走りやすい、だが道路工事が度々あり赤信号に停められる。やっと駐車場へ、金曜日なのにもう7台も車が駐車している。ここまで3時間も掛かりやっと来たと云う感じです。
 標高700m付近まで紅葉は降りている。ここまで上がる林道沿いの両側斜面の紅葉が素晴らしい。
紅葉のもみじとブナ 紅葉
駐車場から沢へ一度下り尾根へ登って行く。しばしば足を止め紅葉の写真を撮る、Kさんどんどん先へ進んでいく。1登り約25分程行く待っていてくれる。凄く暑いいので一枚着ている物を脱ぐ。11月と言うのにこの暑さは、やはり地球温暖化の影響を?とちらり考える。
奥宮夜叉龍神社
 休んだ所からは尾根の中腹に付けられた遊歩道になり、しっかりした登山道で割りと平坦で続いていく。周りの木々はブナの自然林で白い木肌が美しい。上方を仰ぎつつ写真をパチリパチリと写す。
700m付近から下が紅葉の境目なのか水平道を歩くが葉を落としたブナの樹木が多い、カメラを構えて写真を撮っていると離される。
 途中夜叉姫様が身を清めた幽玄の滝、少し過ぎると夜叉壁と云う岩壁の下を通り、壁を振り仰ぐ。鎖場・ロープ等固定されている。雨乞いと参拝される方々の安全にと設置されているようだ。
 休憩らしい休みも無く夜叉ヶ池まで登る、Kさんが進むので顎が出てしまう、やっとこさ池の見える尾根まで辿り着く。荷物を下ろしてから池へ向かう木の階段・木道を歩き下まですぐ。
 池の奥には奥宮夜叉龍神社が祭られている、只ニ拝ニ拍手一礼する。この時は不思議なことに現世利益を願わなかった参拝でした。
三国岳方面より夜叉ヶ池と三周ヶ岳。
 最近は何時も見える自然保護員のおじさんに社のところで挨拶する。他に数人の方が池の辺で食事中です。

 何時も三周ヶ岳へ行くが疲れているのと歩き出しが10時を過ぎていたので、三国岳へ向かう。
 1つ上がった1206mピークで昼にする。まあ此処が三国岳と何時も思っている。本当の三国岳は一度下り又登り直さないといけない。手ごろな岩に腰掛る、ここが見晴らしがよいのでビールタイムと昼食にするプッハー旨い。Kさんは運転が有るので勿論飲まない。
山波が白く光る

 40分程景色を楽しむ。食べたばかりでシンドイが下る。下り始めると太陽の光でブナの梢が白銀に輝き、珍しい美しい風景に見とれながら下る。先を歩くKさん。ビールの酔いが廻り少し登り返す箇所では足がシンドイです。弱くなったし自力も落ちたかね。

 紅葉の美しいコースです。
コースタイム   登山口10:10〜幽玄の滝11:05〜夜叉ヶ池11:30〜11:581206m三国岳手前のピーク12:40〜13:45駐車場

ホームへ戻る