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H19年10月14日鈴鹿・雨乞と三人山

雨乞にて
天気予報は午後から雨とのこと、早めに下山を予定。 メンバーはKさん・Aさんと管理人、前Y先輩と歩いたコースを歩く。夜明けは太陽の光が紅く雲を染める。天候は下り坂、雨が降るのが早いのか少し遅くなるのか。裏道の駐車場はすでに満杯、登山者の皆さんは早いお出かけです。武平峠の滋賀県側に駐車、まだここはスペースが有る。
 急な斜面をKさん一人すぐ先をいくが姿が見えなくなる、Aさんと休み休み急斜面を辿る。ナラの樹が無くなり笹ばかりになると見晴らしの良い所。Kさん余裕で一休み。鎌と御在所が良く見える。 山頂部に出たようだ。
 無事山頂へ着いてKさんAさん良い笑顔です。背後はミルク色の湖東平野と薄ぼんやり琵琶湖が肉眼ではみえます。

 武平峠へ着いた・曇り空だがなんとか天気は持ちそうです。先般鎌で迷って大先輩がお亡くなりました、Kさんにも地図を読めるようになって頂きたくて、2万5000の地形図を印刷したのを渡す。「出切るだけ口を出さないので、迷わないようにイッテチョ」とコースを事前にコーヒー屋さんで説明。磁石は管理人が持ってます、余分の地図も。
 以前に雲母峰から鎌の往復登山時、帰路で管理人が写真撮影の為、KさんYさんから目を離したら宮妻峡へ30分も下りてしまわれたことも有りました・・・・・・・尾根を登ってくる人に聞いても「2人組みは通らない」、と云うことで戻るまで尾根の上で1時間半待ちわびたことが有りました。
 で準備して出発、すぐAさんに「Kさんチガットリャセン」と指示されてます。この看板見とらんようです。
 師匠が2人も付いてるから安心だそうで。余りトレーニングにはなりませんね。
 郡界尾根と云っておる尾根を歩くのですが、(今は東近江市と甲賀市の境なので市界尾根と云うのが正しいかも)1つ目の尾根を超えた箇所で現在地を地図で確認します。
 これで次の尾根の乗り越しで左折します、ということが地図で判りますね。尾根の上は急でも大体何処でも歩けますが、1つ尾根を間違えて下ると大変な目にあいますから下る時は相当注意と覚悟が必要です。間違ったことが判ったら戻るという事。なかなか出来ません、どんどん下ってしまうので道の無い崖や谷・滝で事故に合う事例が多い。管理人も危ない目に良く合いますので、何時もはお助け紐20mと捨て縄をザックに入れて何処でも下れる覚悟はしていますが、使わないにこしたことは無い。
センブリ カワミドリ
これがセンブリなのですね。 カワミドリ
リンドウ
リンドウ 藪の中に出た派手な赤のきのこ名は?
 登山道から尾根に入りこむ地点で休みまして地図と地形・トレースの有無、テープ等を確認します。自分が休んで居る箇所だとトレースも良く確認出来ます。
 間違いないと言うことで尾根歩きが始まります、気持ちの良い樹林帯の尾根や急な下り・又登りを繰りかえし、1014mの地点を目指す。尾根は真っ直ぐ伸びていて道は急角度で曲がる箇所も、間違いなくコースを歩きます。最近はトレースは良く踏まれている様子です。
 緩い谷状になった所を三人山と書いて有る側へ進むと三人山です。ナラやコナラに囲まれた平な所で小休止。今の急登はこたえました。われ等三人とも汗びっしょりです。
三人山にて 山頂手前から鎌を望む
 休む毎に地形図で現在地を確認、標識に高度が記入されてますので、一目瞭然です。3分の2も来ましたから残りは雨乞岳の登高線が詰まった急斜面を歩くだけです。歩き出したら鹿が足元から凄い速度で逃げていきます。
 一般の登山道のようにジグザクに登らずここも一直線で山頂を目指すトレースがついてます。黙々と登るのですがAさんと管理人は置いてかれます。Kさんは森の向こうで見えません。やっと鎌が見える展望台でKさん余裕で待ってみえます。フーッと一休み。其処からは東雨乞岳はスグでした。東雨乞岳にてビール・昼食。30分も居るとやはり冷えてきて寒い、もう秋なのです。帰路は武平峠への登山道を帰ります。
 途中七人山へ寄りますとAさんブナの森で「広葉樹はいいな」と云います。人に安らぎを与える森のようです。今日は休みが少なくて歩き疲れました。
 皆様がお元気で怪我や事故など無い様安全な登山を祈ります。
 このHPを参考に登山をされても一切の責任はご自身でお取り下さい、HPの管理人は関知いたしません。
 
 コースタイム:武平峠8:45〜10:07三人山10:15〜10:45東雨乞岳11:25〜七人山11:50〜コクイ谷分岐12:47〜13:30峠
 

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