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H19年11月23日藤原岳天狗岩から木和田尾周回

藤原岳より光る伊勢湾。
 11月23日勤労感謝の日、朝から好天です。今回も単独でコグルミ谷から御池へと思い出かけた来たが、国道鞍掛峠は通行止めでした。雪の為ですがもう冬季通行止めの感じです(事前に交通規制情報はこちらで確認下さい)。前回三国界隈ですから聖宝寺の紅葉狩と藤原へ変更する。
 今日は紅葉と雪。
 大貝戸から歩きだして4合目の広葉樹林も5分紅葉しています、まだ緑の葉が多いですね。青空と紅葉を立ち止まりカメラに収める。
 食後天狗岩へ向かう、トレースが付いているので誰か歩いたのだと思う、所が10分も行くとトレースが無くなる。先程擦違った人が途中で戻ったのだ。
 今度は新雪を自分が先頭で歩けると思うとわくわくして楽しい。ほぼ夏道らしい所を行くと道標が立っている。雪は段々膝下まで埋まる。ズボッ・ズボッと1歩ずつ嵌まる感じで歩く。天気が良いので何処を歩いても良くて高い方へ兎に角進む、後ろはまだ誰も来ない。まだ体力は余裕が有るな。
 頭陀ケ平の鉄塔まで後少しだが、中々着かない。ここまでトレースが無く登りの斜面では雪が、ますます深くなり膝上まで潜る。汗は出ないがシンドイ、脚が上がらなくなり1歩1歩よいしょって感じです。近ずくと鉄塔からバシャンーと氷の塊が降っている、当たると痛そうだ。
紅葉
 大貝戸から歩きだして登山道はまだ青々している、植林帯を抜けた4合目の広葉樹林も5分紅葉しています、まだ緑の葉が多いですね。青空と紅葉を立ち止まりカメラに収める。歩き出し寒かったが4合目まで来ると汗が出だす、程よい気分です。五合目から見る尾根は雪をかぶっている。
 1時間歩いたので6合付近で小休止。バナナを食べ水を飲む。登山者は前後に1〜2パーテー歩いてます。八合目近くに来ると融けた水滴と雪が風で木の上から降ってくる。水滴は森中がシャワーみたいに見えます、雪の塊はべチャット肩や首筋へ落ちて上をぬらす。下も雪の上を歩くようになる。
 八合目を過ぎると何時ものことで北風が冷たい。トレースが付いているのでまだスパッツは必要が無いようです。頂上小屋へ着く、1人見えて荷物を置いて展望丘へ向かわれる。まだ早いが気にせずにビールタイムとする。少し贅沢をして恵比寿の黒ビール、お餅を焼きながらビールをすする。次々到着する登山者に「良い匂がしますね」と云われます。スパッツを準備して履き、混んできたので出かける。

展望丘とマユミ 今年初めての樹氷
樹氷と展望丘 天狗岩への道標・トレースは無い
 小屋のスグ北の高みへ出ると伊勢湾がよく見える。北には伊吹山が真白く印象的です。その後天狗岩へ向かう、トレースが付いているので誰か歩いたのだと思う、所が10分も行くとトレースが無くなる。先程擦違った人が途中で戻ったのだ。 
 今度は新雪を自分が先頭で歩けると思うとわくわくして楽しい。先日見たTVの山野井の影響か・はた又無鉄砲なのか?まあ自分もまだやれ所を試したい!
 森の切れて雪面が他より広く歩き易い所がほぼ夏道らしい、行くと道標が立っている。雪は段々膝下まで埋まる。ズボッ・ズボッと1歩ずつ嵌まる感じで歩く。天気が良いので何処を歩いても良くて高い方へ兎に角進む、後ろはまだ誰も来ない。まだラッセルの歩き始め体力は余裕が有るな。
 左手前方に天狗岩が見える。まだ時間が12時なので頭陀ケ平周りで帰ろうと思う、きっとノートレースで何処でも歩けるし雪の中をまだ歩けるのを試そう。記念写真を撮って折り返す、白瀬峠への道標から白い平原へ踏み出す。あらピンクのテープが有る。山の赤とか黄色と違う最近の人が付けたようだ春には気ずかなかった。なんかピンクのテープに導かれて歩いていく。春飯を食べた所から右へ回りこんで尾根伝いに行く。桧林の脇を歩いたのだが、ピンクのテープは一度谷の方へ降りていく。雪が深くなるし登山道は尾根伝いなのでスグ戻る。桧林の外れ付近から積雪深くなる。又ピンクのテープもコース上に付いている。先日の三国阿蘇谷の下りで、(先に鉄塔が有る)登山道から50m上にピンクのテープが付いていた・想像するに鉄塔監視路のものだろう。
 頭陀ケ平の鉄塔まで後少しだが、中々着かない。ここまでトレース無く登りの斜面では雪が、ますます深くなり膝上まで潜る。汗は出ないがシンドイ、脚が上がらなくなり1歩1歩よいしょって感じです。近ずくと鉄塔からバシャンーと氷の塊が降っている、当たると痛そうだ。陽に暖められ樹氷が融けるように鉄塔からも融けて落ちてくる。

初冬の姿の霊仙・伊吹
頭陀ケ平(1143m)より霊仙・伊吹
 頭陀ケ平鉄塔下に到着・一度縦走路に踏み込んだトレースが有るがスグ戻っている、稜線沿いにこちらへ来て見える登山者が有るようだ。氷に当たりたくないのですぐ斜面を降りる。下の鉄塔のトレースを見てこれで安全地帯に到達したと言う気持ちです。後は勝手知ったる木和田尾を転ばないように下山するだけ。
 木和田尾も雪が来て紅葉してない木の上にも雪です。車道に下りてから聖宝寺までまだ大分ある、寺の紅葉はもう疲れて階段を登ってまで見られませんでした。

 コースタイム 大貝戸登山口8:23〜六合目9:35〜八合目10:00〜10:40頂上小屋11:20〜12:05天狗岩12:10〜白瀬峠分岐12:20〜頭陀ケ平13:00〜スグ下の鉄塔13:10(トレース出会う)〜坂本谷出合13:25〜木和田尾〜一番下の鉄塔14:00〜車道14:20〜15:00大貝戸口駐車場    本日の歩行数 20800歩也。

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