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H20年1月1日鈴鹿・藤原岳

9合目明るくなり始て夜景も色が醒めていく。拡大出来ます。
9合目に出るとすでに空が明るくなる。
 明けましておめでとうございます。昨年も初登りは藤原岳でしたが今年いえいえ昨年末31日のこと。明日は太平洋岸は晴れて初日の出が見えるそうな、「こりゃ行かないかん」と心の中で思いまして、即実行に。元旦朝2時半に起きまして3時に自宅を出発、ガラガラの高速を通り国道も青信号と黄色の点滅ばかりですいすい。4時過ぎに藤原大貝戸口駐車場へ着く。
 お腹の調子が良くないトイレ・・・とあせって歩いていると9合目付近では段々明るくなり日の出が近そうです。間に合うか小屋からスグ北の丘へ上がる。景色は絶好調、陽が出てきたのでつい拍手を打つ。「ピューピュー」と風が冷たい。手がかじかんできた足の先も痛くなる。
 帰りは登山道から外れ急斜面へ雪が少ないので滑れるか?実はパナさんご愛用「ヒップそり」を昨シーズンの終わりに手に入れてまして、使うのは初めて。滑って見たい。
 駐車場にはすでに車が数台停まっています、越年登山者とか夜間登山の車でしょう。車のエンジンを切ると真暗で星が一杯見える、中天には上弦の月が明るい。車の中で準備、外へ出ると左程寒くなくヘッドランプと点けて歩き出す。社へ参拝してから暗い植林帯の中へ踏み出す。2合目を過ぎると風の音がする、細かい雪がランプの視界に舞っている。暗い森の上には月が見える。4合目から路の両側に薄い雪が付いている、風が強く5合目まで休まず歩く。何時も通る登山道ですが5合目までに1時間掛かる、ライトを点けて足元のみ見ているからか、明るい時は6合目まで歩けたのにと思う。予定より時間が掛かっている。
 6合目を過ぎると4〜5センチの雪で登山道も圧雪の上を歩んで行きます。8合目へ出ると何時ものことですが北風が強く吹き寒気が厳しくトレースも吹きだまりでは消されている。空が明るくなり、森の向こうにきらめいていた夜景が平凡になる。
 お腹の調子が良くないトイレ・・・とあせって歩いていると9合目付近では段々明るくなり日の出が近そうです。
H20年あけましておめでとうございます。
2008年初日の出、御来光1。拡大有ります。 御来光4、一度出てから再び上の雲の中へ。
 小屋近くまで来ると展望丘には人影が見えます、日の出まで時間もないようなので小屋の北の台地状の丘へ上がる。そこは景色は絶好調で、御来光です。丁度朝陽が出てきたのでつい拍手を打つ。勿論カメラのシャッターも切る。岩陰の風の来ない所で腰を下ろし景色を眺める。幾分弱いだけで「ピューピュー」と風が冷たい。陽が雲の中へ入り平凡な朝の光に変わる。手がかじかんできた足の先も痛くなる、小屋へトイレと休憩による。小屋の中は3人程登山者が休んでいて、中は暖かい。
 テルモスに入れてきた紅茶を飲んで温まる。
御来光5。
 小屋の周りの雪は今年も少ない、11月に降った雪も融けてしまったようです。ここから登山道をはずれヒップそりを手に持ちストック1本は背に差して出発、雪原には兎の足跡、鹿道を横切り急斜面へ出る。積雪が少なく20センチしか無い、枯草も出てるし樹が多いが滑れるかいな?
 尻が時々雪の下の岩に当たる、そりはそれなりに道具なので良く滑る。只ストックの握りで制動を掛けるのだが泥が混じります。15分弱で8合目上の登山道へ出る、最後は滑れなくて藪の中を歩いて登山道へ。下山は凍った道を滑らないように慎重に降りていく。登山道はアイゼンの跡も付いている、雪歩きが不安な人は使った方が安全だろう。
 地球温暖化で雪が少ないけどヒップそりが使えて楽しかったです。
小屋前雪が少ない。 兎のトレース。

コースタイム 登山口4:25〜5:25 5合目〜6:55藤原小屋〜御来光7:00〜7:15小屋7:35〜登山口8:53

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