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H20年10月12日鈴鹿/御池・鈴北

カワチブシ
 来週の中央アルプス行きに備えトレーニングを兼ねて鈴鹿・御池岳へ行く、メンバーはKさんと管理人。Y先輩は風邪で欠場。電話で近藤岩へ行きませんかというつもりなので、コグルミ谷から奥の平~風池~鈴北~ついでにミブナ野で一眠り。まあ盛りだくさんの行動です。

 登山口の駐車場は上は一杯ですぐ下の広い元岩屑置場へ駐車する、晴れなんで8台も停まっていて御池は盛況のようです。
 近藤岩では花を供養するグループ有り、峠で花を持参された奥様に尋ねると「主人が友人ですの」。
 鈴北まで来て、時間がまだ余裕有るのでKさんをミブナ野へ安内する、今日は逆方向から行くので下り口が心元ない。
 コグルミ谷登山口、久し振りですが9月の大雨の為に国道306号線は崖崩れで2か所片側通行の部分が有りますが通行出来ます。登山道は谷が荒れて一部沢沿いが崩れた個所も有る、登山者が多いので歩くと自動的に巻道が出来ていく。長命水付近へ渡る所は余り踏まれていなくて、道はそのまま近藤岩へ左岸沿いに急坂を上がって行く。自分は旧の箇所で反対側へ出て水場へと上がる。数名の登山者が休んでいて一人花を持参してみえる。
 長命水で湧水を自分のカップへ汲んで飲む。
 休んで見渡すと石灰岩の河床が剥き出しになり川筋が白くなっている。コケや泥が洗い流された。長命水から先は涸沢伝いに登るのだが、浮いた岩が多くて落ち着くまで注意が必要です。
 
 もう山は紅葉が少し始まり花は見当たりません。左今年最後の「アケボノソウ」・右はダイモンジソウに似ているが上の花弁3枚が小さく下の2枚が人の形に見える「ジンジソウ」。 
曙草 ジンジソウ
   先のグループとやや離れて歩いて行く。近藤岩では花を供養するグループ有り、峠で花を持参された奥様に尋ねると「主人が友人ですの」。
 
 右はくだんの岩也、昔は名等ついていなかったが最近は近藤岩と云う也。
 峠に下は沢山の栗のイガが落ちていて、もう既に中は拾われてる。

 森をうろつき少し山の幸の分け前を頂く、中だけかじった跡が有り誰だろうと思っていると、真の谷出合いでチョロ・チョロとするものを見つける。

 シマリスだ、合点が行く。道を外れ直接奥の平を目指す。尾根には沢山の栗のイガが落ちているがほとんど中が無い。足跡がないので人ではないリスかな。
 
 斜め上方へ向かい急な尾根を登って行く・鹿のフンを見て鹿道が通っているのが判る。自然林の中を気ままに歩く。一度休憩、正面には透いた森から藤原岳の天狗岩と展望台が良く見える。森も後少しで天辺が切れて空が見える。
 直に頂上部の一角へ出てきた。幾分予定より東だった。奥ノ平からボタンブチへ行く。登山者幾人か休んでいた。途中で追越した人らしい方が通るので自分たちの方が時間はかかったのです。
 幸助の池へ行き池の縁で見晴らしの良い地点です。藤原の右に四日市と伊勢湾が見えます。ずっと南には御在所・雨乞。
オオイタヤメイゲツの紅葉始まる

奥の平 幸助の池
幸助の池付近は写真で判るように少し紅葉している。
 幸助の池から天狗の鼻を経由してシロヨメナとシダの茂る斜面を掻き分け鹿道を辿り風池へ。

 今日は水が有る、小さな池なので前はヌタ場だったと思う。
丸池~ウリハダカエデの池~サワグルミ池~から真の池へ出て登山道を鈴北へ。

 鈴北で琵琶湖が美しく見える。時間がまだ有るのでミブナ野なるブナの斜面へ行こう。尾根伝いに探しに行くけど、誰かさんが巻いたテープが見つからない。少し迷うけど深い谷に沿い幾分下ると違うかな・自信がなくなる。鹿が先を2頭白い尻を見せて逃げて行く。でも見たことある木なのでもう少し下ると有った。Kさんを案内出来て良かった。

 草の中に寝転びブナを眺める。気持ちが良くてついうとうとする。

サワフタギ
琵琶湖展望。
みぶな野のぶな
 登山口8:50~10:40合目~9:30長命水9:35~10:05真の谷出合~奥の平11:10~11:30幸助の池12:05~風池~丸池~
ウリハダカエデの池~真の池~13:00鈴北13:10~ミブナ野~尾根に戻る14:05~15:25登山口

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