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H20年11月9日鈴鹿/御在所

紅葉の向こうに小屋の残。
 紅葉の山ダイラ・夜叉が池、待てよ御在所はどうなってるのだろう。ネットでは相当酷い状況と報告されていた。
 朝用事が有り出掛けるのが遅れ9時15分出発。勿論単独。
 特に裏道とスカイラインが凄いことに、「御在所・豪雨被害」でGooleを検索すると4230件。自分の目で確かめないと本当の今の事が判らない。スカイライン料金所から中道~裏道~国見峠~御在所~表道~スカイラインのコースで現地を回る。ボランティアの方の力で登山道は以前のようではないが巻道がついて一応歩けるように復旧されていた。下山者は6名まで数えたがだんだん多くなり数えるのは止める。

 酷いとネットに写真と報告が有った藤内小屋はボランテェアの方でしょうか10名程の人が復旧作業をしてみえます。しかし声も掛けられない惨状です、登山者は復旧作業の邪魔にならないように、小屋の脇を通り上に抜ける。
 小屋の上に出ると更に自然の猛威を思う、一面の大きな石ころの河原になっている。自然が荒々しく剥き出しになったのを感じる。
 スカイラインが一部が崖崩れで・崩壊している箇所さえあります。素人が見ても復旧は長く掛りそうです。調査の方が日曜日でも入り写真を撮ってみえた「御苦労さま」。参考までに菰野町の登山道の現況です。
スカイライン料金所跡の駐車場。 仮設の橋
腰越谷から岳不動~国見尾根方面通行止め。 藤内小屋の上部から峠方面を見る。
 スカイライン(国道477号)のゲートまで来た、すると料金所までは通行が可と有り前からも車が下ってくる。空きがないだろうが終点まで行く。ガードマンさんが旗振りで先は行けません。Uタンして下りの路肩へ空きスペースを探す。驚くことに車がビッシリ停まり大分下まで下がりやっと止める。
 5月のゴールデンウイーク並に車が多い。皆さん紅葉狩りのようです、下る車は紅葉観光の方達で置けないのですぐ下る。。

 中道から裏道へ下って来て最初に驚く、森を出た所の沢筋が明るくなり白い花崗岩の岩ばかりの沢に「オー!」と・・・・。以前からの道を始めは歩くがすぐ登山道は消えてしまう。新しく出現した沢に作られた新道を歩くと直に藤内小屋です。
 自分は若い頃(40年前)から藤内小屋に左程親しくなく、どちらかと言うと、S水さんと二人共もうやっていない一の谷小屋のおばちゃん・おじちゃんに良くしてもらったてた。でもこんな風になると自然に何かして上げたい気持ちです。山に恩返しと云う程ではないが、まず思いつくのは小屋の義捐金の案内を広く世の中に伝える。他・・・・。

 スカイライン料金所から中道~裏道~国見峠~御在所~表道~スカイラインのコースで現地を回る。裏道を赤ペンキのマークを辿り登山道としては心細い限りですから慎重に歩く。ボランティアの方の力で登山道は以前のようではないが巻道がついて一応歩けるように復旧されていた。
 
 作業中なので気楽に話かけれる雰囲気ではない、急ぎ足で小屋の脇を通り上に抜ける。小屋の上に出ると更に自然の猛威を思う、一面の大きな石ころの河原になっている。広々として生半可な雨ではなかった、自然が荒々しく剥き出しになったのを感じる。下山者は6名まで数えたがだんだん多くなり数えるのは止める。
ウサギの耳・表土が流れろ露出した河床。 ボランテェアが作業・固定ザイル。
 うさぎの耳から先は手製の梯子段~固定ザイルが張られた岩場~巻道~以前からの登山道~巻道~登山道と道が続いて行く。藤内壁への渡る谷も明るく開けて石ころだらけの沢です。一の壁の上ではクライマーの姿が有る。藤内壁出合から少し先で小休止、腹が減ったので1つめの御握りを食べる。
 歩き出すと次から次に下山者とすれ違う。登山道が崩れ巻道又登山道に戻る。下山者が多いので巻道も直に登山道らしくなるだろう。

 山頂園地に出るとロープウェーのお客さんが寒そうに防寒着を着て歩います、山頂はパスして表道から下山する。表は前と何も変わらず歩けます。
 スカイラインに出たので崖崩れを見に行く。凄いことになっている。
 調査の方が日曜日でも入り写真を撮ってみえた「御苦労さま」。最初から無理な所は道を付けて居るかのようです。雨が降れば再度崩れる。

 休憩もほとんど取らず歩いてばかりです。2個目の御握りは車で食べました。残念ながら酒気帯び運転になるのでビールは無です。
 自分1人なので駆け足的山歩きで紅葉見物もゆっくりせず登って下る。

国見峠 武平峠方面からの下山者
表道から鎌ケ岳
落石が道を塞ぐ鈴鹿スカイライン(国道477)
崖崩れの現場
参考タイム:料金所跡駐車場10:50~中道~裏道~11:25藤内小屋~12:05藤内壁入口~12:15六合目12:20~12:48国見峠~13:00御在所園地13:05~表道~14:15登山口

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