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H20年2月2日鈴鹿・鎌ヶ岳/三ツ口谷

山頂より入道山遠く伊勢湾光る。
 昨年も雪が少なかった、今年も少ないながら鈴鹿山脈にも雪が望める。通勤途上のバスより養老越に藤原付近がやや白くなった、今回は単独で鎌へ。ここ最近・・・何年か通ったことがない三つ口谷から登る。積雪はくるぶし位で少ない。1人と先程抜かれた2名のトレースが付いている。
 谷から長石尾根を進むと、梢越に鎌の頂上部のみ樹氷が付いているのが見て取れる。枝が邪魔でシャッターチャンスがなかなか無い。
 山頂は樹氷が綺麗だ、カラカラと雲の中の太陽に照らされ落ちかけてます。1人の登山者が先着されてる。御岳・乗鞍が白い。御在所の山陰に白いのは白山の一部かな。御在所も雪で少し白くなりました。10年程前と比べると格段に積雪は少ない。
木曾三川と遠く南アルプス展望。
三つ口谷入口にて・・・木曾三川と遠く南アルプスを展望する、左から聖・上河内・茶臼から光へ繫がる稜線。鈴鹿スカイラインは積雪なし。
この後山頂に着いた時は南アルプスは雲の中です
三ツ口堰堤上の登山道  三ツ口堰堤脇を登山者が歩いて行く。後で長石尾根と三ツ口分岐へ出た時又お会いする、2人連れでUさんと伺う、男性の方は年季が入った登山者とお見受けする。

水際には薄い氷が張って乗ると割れる。積雪はくるぶし位で少ない。1人と先程抜かれた2名のトレースが付いている。

シャッターを押したこのすぐ右には、ブルーシートで覆った石作りのシェルターが出来ていた。雨の日は休むのに良いかな。
 谷沿いに良く整地された登山道が続く。 ツララの下がる3m滝、気温が高いので水流が有る。
 三ツ口谷と長石尾根分岐の道標で休憩する。道標まででると又伊勢湾が展望出来るようになる、ここで2人連れの登山者さんと少しお話をする。

 見晴らしの良い所までと森の中では休まずに歩き続ける。
 
 始めは左岸(水流の右)を歩き昭和60年の堰堤下で沢を渡り左手から乗り越す。
 スグ別れ道で再び沢をまたぎ尾根の鞍部へ目指して登る。前前日位のトレースで一部吹きだまりで消えてるがどんどん行くとスグに稜線上に出た。テープや人の踏んだトレースが残っている尾根を鎌目指して進む。
 白はげ越から伊勢湾。
御岳遠望する。 御岳展望する。左には肉眼では乗鞍も白い。

この道を歩いていてどうしてても昔の事を思い出す。

 S水さん他のメンバーと歩いていてどうも自分だけ山スキーの板を背負っていた。上の枝に引っかかってばかりいた記憶です。
 勿論、スカイラインに20センチも積雪が有れば滑れる積もりだった。昨年は雪が少なくてスカイラインには来なかった。
樹氷を纏う鎌。 雨乞
尾根から上に樹氷を纏う鎌ヶ岳山頂部。 雨乞岳を展望する前回より雪が多くなった。
樹氷と雲母峰と伊勢湾。 樹氷。
山頂手前から雲母峰(キララ峰)と伊勢湾。 樹氷。
山頂まで後10分  山頂は風も無く静かで寒くなく暖かい。頂より御岳・乗鞍・中央アルプスが展望できました。イブネ・クラシも白く覆われてます。御在所岳も雪で少し白くなりました。しかし10年程前と比べると格段に積雪は少ない。腰までのラッセルとかが当たり前で、途中で時間切れで戻るのが普通だった。 途中お話したUさんも友人Kさんも「前は腰位まで有ったよね」と云います。本当に鈴鹿の雪は湿って重いのだ。

 帰路滑って転んで左手を怪我をする。山を甘くみては居ないが年かいな。青春時代との別れですね。
参考タイム 登山口7:33~三ツ口谷出会8:05~長石尾根~尾根と三ツ口谷分岐点9:05~10:00山頂10:30~12:10登山口

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