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H20年3月2日鈴鹿・木和田尾と坂本谷上部

鉄塔から霊仙が真白い。
鉄塔から霊仙が真白く光る・朝車から見えた伊吹は雲の中です。
 H19年度は2月18日に木和田尾と坂本谷へ福寿草を見に行くが、花どころか雪のオンパレードわかんの雪上ハイク。今年は花の情報は遅れているはず、この積雪ではHPにアップされて来ない。
 鉄塔から霊仙が真白くなったのが良く判ります。1月前とは異なり近くの尾根も山も雪がびっしり付いています。
 奥様との約束で1時頃に帰らなければならない、せいぜい坂本谷の出合までのピストンとなる、1月前に骨折した左小指のリハビリを兼ねて。山遊びも1月振りです。
木曾三川
鉄塔から木曾三川。もやって伊勢湾は見えない。
 山口の登山口に着くとすでに5台の車が駐車している、登山口入り口に並べて停めるほぼ満車状態。ご夫婦か2人の方が準備中、すばやく準備する。3名の登山者が登山道へ、少し遅れて歩き出す。植林帯からすでに雪が有る。植林から抜けたらスグに左手の尾根へ上がるのだが、今日はトレースどうり歩いて右の登山道をマイペースで進む。ストックを雪の中へ突くと20センチも潜る。こりゃ花は雪の下かな。1時間も歩くと鉄塔が見えるが何時もより時間が掛かります。少し踏み外すとズボッと膝下まで入る。
 一応わかんをザックに付けて有るがまだ使うつもりはない。
 鉄塔の下で一休み、雪が深いので次の鉄塔(3つ目になるが)から坂本谷へ降りる。尾根の上を離れ斜面に突入するとすぐ「ズブズブ」腰まで潜るのでこれは深い。わかんを出して靴につけると20センチ程潜るだけ、まあ下りなので歩いていける。何年振りかのわかんなのでスグ紐が緩んでしまう。再び締め直して斜め下を目指す。南斜面は日差しが暖かくて、融けた雪がグズグズです。1m以上積もっている感じですね。昨年咲いていた辺りの石灰岩を探すが雪が深く見あたらない。ヤット2つ見かける、こんなに積雪が多いと岩と雪の隙間に咲いている期待も無理なようです。

 わかんを本格的に使うのは蕎麦粒山以来かも知れない。紐を締め直してから尾根を目指して登り返す。

雪の下に隠れる石灰岩。 雪で埋まった坂本谷上部
 日差しが明るく注ぎどこまでも明るい森・どこかで小鳥が鳴いている。坂本谷から尾根を見る、気持ち良い自然林が広がってます。谷筋を詰めるより早めに尾根の低い所へ直登していくとドット汗もでてくる。
 尾根も上へ出てしまうと風が吹いている様子なので、一段下の風の来ない場所で、足場を踏み固めて早い昼食にする。対岸の尾根上には頭陀ヶ平の鉄塔と白く光る樹氷が見えます。ここから行こうとすると1~2時間は係りそうです。ビールも辞めて早目の帰宅に備える。
坂本谷分岐点、下山禁止の標識有り。
 塩のお結びとテルモスの紅茶で昼を済ませ分岐の標識まで行く、撮るものもないので標識を写しぼちぼち下山する。2時前には家に帰れそうです。花の写真を撮って帰る積もりが雪ばかりで期待外れですが、わかんを履いて雪の斜面を小一時間ほど歩き回り面白かったな。 
 参考タイム 山口登山口8:15~鉄塔下小休止9:45~10:15坂本谷へ~10:55尾根11:20~坂本谷文岐点11:30~12:35登山口

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