16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H21年12月21日 鈴鹿/藤原岳・初冬 

マユミの実、雪の綿帽子。
 土曜日濃尾平野に積雪、山も積もっただろうと山へ出掛ける。前日に米原の天気予報を確認、午前中霙午後からは曇り。一宮から高速へ乗ると奥美濃の山はスカイラインが見えて雪が増えた。冬の濃尾平野は晴れて雲が無いが、向かう方向の養老山脈も雪を付け頭は雲の堤に覆われている。関ヶ原近くからみぞれです、山中はズーット粉雪・そして寒い一日でした。
 四合目の下から雪が現れる、2名の踏み跡が有ります。何時もは四合目で休むが今日は北風に粉雪が舞い寒いので先へ進み五合目で休みを取る。小屋の中は戸の隙間から入り込んだ雪が僅かだが積もっている、そして先行者の方2個のザックがベンチに置いてある。
五合目雪は有るが風は弱い。
雪に煙る対岸の尾根。
 四合目からは付近は雪で真白になり雪を踏んで歩くようになる。何時もは四合目で休むが今日は北風に粉雪が舞い寒いので先へ進み五合目で休みを取る。細かい雪が降雪中ですが五合目は北風も来なくて休むには都合がよい。湯とチョコレート・みそせんべい。
 八合目では風が吹き募り雪が飛ばされて来る、先行者の足跡も消されぎみだが夏道通しで付いている。冬道はまだ通らなく良いと思いトレースを辿っていく。八合目からは雪もやや多くなり靴の上まで有る。
山荘内で湯を沸かし餅入りラーメンを作る。
 小屋の中は戸の隙間から入り込んだ雪が僅かだが積もってます、そして先行者の方のザックが2つベンチに手袋も置いてある。座って湯を沸かし餅入りラーメンを作る最近はこのパターンの食事です。ガスバーナを焚いても山荘内の寒暖計は0度を指して小寒い。手が冷たいので火の上にかざしてました。
 この小屋の建物は二代目で燃える前の小屋へ泊ってもう40年になりますか。昔は半ドンというのが有り午後名古屋を発って夕方同級生のY内君とここへ着いた。翌日から途中一泊して御在所まで縦走しました。前回の竜ヶ岳で背中に藤原・前に御在所岳と見通したが物凄く距離が有るので「よう行ったなー」。今では藤原から御在所まで歩くなんて気はとても起きそうにない。

 休憩中に単独の登山者来る、少し坂本谷の花の御話を聞く、「月何回位登られますか?」と問われ「月2回」です。その方は年35回登っているそうです月3回になるのか。ザツクの2人の方も戻られる、展望丘へ行かれていた。
 食後ウィンドブレイカーのチャックを上げ乾いてる手袋と替えてザックを担ぐ。ワカンを持ってきたが使わない、雪質は軽くて積雪も踝までで少ないし僅かの時間歩くだけで面倒だから。山荘の裏へと散策する10分程も天狗岩方面へ歩くと雪が横殴りになり風も強まる。わざわざ吹き溜まりを選んで歩いて行くと、時々は膝まで潜る。まだ樹氷は出来ておらず写真には撮れない。「ああーサムッ」と冬の山を歩く気分を味わうが直に指先が痛くなり視界も遠くは見えないので小屋の方へ戻る。

 登る時の四合目を歩いてる時は足が重くて気分も重くて何故登るのか?と、下山してる時の気分は体温も1~2度も上がり高揚してるいる様子で・一仕事やり終えてルンルンなですね。割と何も考えずにいて単純なのだと我ながら思う。下山してきても小雪がちらついてました。
山荘の裏へ登る、風と雪で指先が痛くなる。
大貝戸口8:40~四合目9:23~9:35五合目9:45~八合目10:33~11:23藤原山荘12:15~山荘前12:33~八合目12:54~五合目13:11~
大貝戸口13:45           11436歩

ホームへ戻る