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H21年6月7日 鈴鹿/御池霧景色

サワフタギの花・秋にはブルーの実をつける。
 6月7日天気予報は晴れだがここ鈴鹿・御池辺りは霧が出て視界が無い。ならば丸山も西のボタンブチもパスしてブナを探しに行く。
 ガスで何処も同じように見えてしまうので霧の中を逍遥する。。目印のテープも無いし鉈目も見当たらない。2つ目の尾根でビンゴ!場所が特定出来たので安心~ふと足元から長いものが動いて行くギョ!~ブナの近くでザックを下ろし一休み、スパッツに蛭が登っていて小枝で退散願う。
 今年の5月は1回しか山へ行けなかったのでストレスが溜まっている。仲間と前もって日にちを決めて山行の予定を入れるが雨や誰かが1人都合が悪くなる~とどんどん延期していくしかないね。山は逃げないけど今年は石楠花もシロヤシオを愛でる暇なしです。
 その上仕事が馬鹿に忙しいので土日も余裕がない・実家の両親を見に行くのも有りで時間が取れません、遊びより親孝行をしている。
ウツギ
 何時も気楽に山に行けたらいいなと思ってるが中々に気楽には行けない、やっと時間を作り単独だが出かける。特に今日は家族の用事で3時までに帰る必要が有り朝は早く家を出た。6時に出てコグルミ谷の駐車場へ7時20分に到着。すでに2台車がある。早い人は早いのですね。直に4台目の人が来て同時刻に出発する。峠へ車を止めた方でしょうか5名の登山者が山へ入っていく。
 同時に歩きだした方と5名の方を追い抜く。その方は半袖シャツで膝にはサポーターだが自分より歩くのが早いのでどんどん先へ~。
 同年代だが付いていけない。コグルミ谷は久しぶりだな、花を探しながら・写真を撮るのに立ち止まりマイペースで長命水まで行く。ヒルを警戒して足元ばかり見て歩くのだがまだ見かけない。今時分としては涼しいのと思った程ジメッとしていない。風が有るからかな。日差しが有る様で曇ったり陽が差したりしてるが上はガスが流れている。
 長命水で何時のように一口水を飲む。腰を降ろしているとコマドリ~が鳴く。尾根を歩いていたらどっかでカッコーも鳴いている。「カッコー・カッコー」と良く聞こえる。
コナスビ クルマムグラ

コグルミ谷の踊り子草
 カタクリ峠では風が強く吹き抜けて気持ち良い、大きく深呼吸する何時も此処で休むと風が通り抜ける。登山道を真の谷へ下りて行くともうすぐ咲きそうなコバイケソウが多い。道は湿ってグズグスしてる。天気予報は晴れだがここ鈴鹿・御池辺りは霧が出て視界が無い。ならば丸山も西のボタンブチもパスしてブナを探しに行く。
 丸山への分岐点では直進する。真の池へ出る道ですが1年前の大雨で雨列が深く抉られていた。登山道から外れて適当な箇所から右手の尾根に上がる。尾根上には踏み跡が有り草で隠れているが何となく歩ける。そのうちにガスの中を歩くようになり自分が何処を歩いているのか皆目判らなくなる。
 ガスだと何時でも何処も同じ景色のように見えてしまうので霧の中を逍遥する。下るべき尾根が良く判らない、目印のテープも無いし鉈目も見当たらない。するとどうするかというと来た道を戻りまた同じ所をうろうろする。草の中を登山者の踏み跡とそうでない獣道がついていて霧の中だと獣道も歩き易くてつい辿ると鹿が数頭白い尻を見せて右手の尾根に逃げて行く。
 2つ目の尾根でビンゴ!場所が特定出来たので安心~ふと足元から長いものが動いて行くギョ!~ブナの近くでザックを下ろし一休み、スパッツに蛭が登っていて小枝で退散願う。

 
左丸山~右鈴北岳、雨列の道。
ガスが流れる尾根上。
 ガスで視界が無いので何処で昼食にしても同じだなブナに挨拶してから~登り返す。ブナは雨でも降ったように手でコケに触ると「ジュクジュク」と水を含んでいて抱きつくのはよす。
 目的地で飲む積りのビールをザックへ入れて来たが、汗も余りかいていないし小寒い位で飲むのを止める。昨日の法事で食べ過ぎ飲み過ぎたのだろう体調がよろしくないのだ。「グイッ」と飲みたいと思わないこういう日もある、御握りだけ食べる。
6月、3本ブナの大木が有る緑濃い。。
ミヤマハコベ ?
 早い昼を食べてからガスで方向が不確かですが何処かへ踏み跡が付いているのを辿る。灌木の尾根を西へ向かいコケむす上のトレースを踏むと鈴北岳は直でした。段々と下り鞍掛峠上の鉄塔まで来ると下界が望める、雲が有るのはここ鉄塔までだ。トンネルの駐車場は満車状態でしたが山では最初の方達と鈴北の付近で2名~下山者2名~登りの方2名で車程は人には出合いません。まあそれだけ変なコースを歩いたということでしょうか。 駐車場へは12時20分に着いた。本日の歩数14000歩。
タニウツギ
鉄塔から下は晴れている。


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