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H21年8月20日 鈴鹿・鎌ヶ岳Ⅱ

ヤマジノホトトギス
 朝夕に虫の声がして急に涼しくなりました今年の夏はもう終わるのでしょうか?昨夏はもっと暑かった覚えです。
 そして昨年は鎌西面のロクロ谷の沢歩きへ行ってるが今年は鈴鹿スカイラインはまだ復旧されておらず、三重県側の何時も通い慣れた長石谷へ入る。沢歩きで滝を直登するというシャワークライミングをする訳でなく一般の登山道を歩いて行く。
 最後の堰堤を越えて砂で埋まってる道を歩く、ここの堰堤廿何年か前まで池だった所で上から泳いでる魚が見えてルアーを投げたけど魚は掛らない思い出がある。鎌ケ岳はいろんな思い出が詰まっている山です。
 大晦日の夜I君と新雪に埋まった谷を御来光を目当てで登った膝までの雪で何処に岩が隠れてるのか判らず歩き辛かった昔の事です。
 谷を詰めるとヤマジノホトトギスが咲いていたこの花が咲くと今年の夏はもう終わるそうな。
最初の滝
 朝6時に家を出たのですが~平日で東名阪は車が多い。走行車線を主に走りゆっくり途中トイレ休憩もして四日市インターで降りる。菰野の町を過ぎると車は少なくなり鈴鹿スカイライン通行止めの看板が出てる。何時になると開通するのか判らない世の動きです。
 スカイラインが出来る前の武平峠までの道は割と平坦で歩き易かった昔は牛や馬が通ったと思われる・懐かしい道。残しておけば最近の歴史ブームで熊野古道並に武平峠超えとしてもてはやされたかもしれないのに?湯の山温泉場の最奥駐車場へ車を止める既に6台も登山者の車が駐車されてた。歩き始めて長石谷へ入る、登山口周辺の草はススキの穂が出てもう秋の気配が漂う。
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 最後の堰堤を越えて砂で埋まってる道を歩く、身体が温まり暑くなったが空は灰色に雲が掛り気まぐれに日差しが降り注ぐ。渓流タビを履いていなくて軽登山靴なので沢の縁の岩を辿る。遮る滝や大岩が有ると登山道へ戻り先へ進む。あまりコース取りを考えず無心に岩の上を飛んで歩く。今日は気温が思う程高くなく幾分か涼しい、1時間弱歩いたので休む。昔、バス停から歩いた時に決って休む所より幾分か上です。周りの木々はまだ緑緑してる、沢の冷たい水で顔を洗うと生き返る、最中と松露のあん玉でカロリー・水の補給。

 傾斜も強くなり水も隠れた頃に2度目の休みを取る、辺りにはヤマジノホトトギスが咲いているこの花が咲くと今年の夏はもう終わるそうな。それと沢の途中にピンクの細かい花の咲くシモツケの様で違うのかコアジサイでなし?

シコクママコナ
鎌尾根とすすき
 岳峠までの登りは風もなくて蒸し暑い汗だくで峠へ着く、ここは滋賀県側から風が吹き上がり涼しい。少しの間休んで山頂へ向かう~上から2名登山者が降りてきた。今日会ったのはこの人たちだけです。山頂は誰も人は居ない自分だけでススキが風に揺れて視界は鎌尾根と御在所薄く雲母峰が見える。全体的に低い雲が多く水蒸気で透明度は悪い。アキアカネは朱く色付いた個体が数匹飛んでいるが多くは既に里へ下りたのだろう数は少ない。
 ビールと御握りの昼食、山頂部には1時間程の休みと下りに2時間を使うとするとアルコールも汗に流れる。
 下りは三つ口谷方面へ下山~谷には下りずに長石尾根を今日は下山する。
ホツツジ
尾根のきのこも生物です。
湯の山温泉最奥7:38~犬星の大滝9:15~岳峠10:35~10:46鎌ケ岳11:50~長石尾根12:45~13:30駐車場

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