1972年(S47年)山の思い出

鈴鹿・鎌 槍ヶ岳 後立山 燕岳 藤原 赤岳 御岳 国見・鎌 立山・笠 御岳・蓼科 白馬大池・焼 南アルプス 北アルプス ホームTOP
1972年の主な出来事:沖縄返還・日中国交回復・札幌冬季オリンピック・浅間山荘事件・・・・・・・・

S47年7月後立山連峰縦走

種池〜白馬縦走

 S47年7月30日〜8月3日、メンバーY内・自分。
 30日名古屋23:40つがいけ2号〜
 31日晴れ。大町4:47〜5:55扇沢6:15〜11:00種池小屋12:30〜13:15爺岳14:00〜冷池小屋泊
 夜行列車だったので睡眠不足、Y内君より大分遅れる。初日からバテバテ、テントが無くて良かった。赤い屋根の小屋へなかなか近ずかない。昼を過ぎると雲多くなる。長野県側にガスが湧く。爺岳に子連れの雷鳥。立山と剣がすばらしい。
 8月1日晴れ後ガス。
 冷池6:10〜7:50鹿島槍ヶ岳8:15〜9:50キレット10:40〜14:50五龍岳15:30〜五龍小屋16:10。 鹿島槍の雪田。五龍の登りが暑くて辛い。五龍はガスの中。素泊まりの為山小屋からずっと下の水場まで水を汲みに行く。登りがしんどい。
8月2日晴れ後ガス後雷雨。五龍小屋5:20〜7:20唐松小屋7:35〜8:05唐松岳8:30〜12:05天狗小屋12:45〜13:40白馬鑓14:00〜白馬山荘15:30
朝から雲上り唐松から下る頃にはすっぽりガスの中の道を行く。道の両側はお花畑だが高山植物どころでなく、白馬丸山にて雷雨に遭う。雷鳥2羽道を横切る。急ぎ小屋へ。
 8月3日白馬山荘8:45〜10:45白馬尻小屋11:15〜12:15猿倉13:40。
朝から雨、雨の中白馬山頂を踏む。風雨激しく顔を打つ。雪渓を下る。ピッケルもストックも勿論ないので及び腰でいくらか不安。猿倉まで土砂振りの雨を下る。



1972年S47年1月〜の山の思い出

1972年(S47年)1月16日、藤原岳・単独。近鉄名古屋6:31急行〜近鉄富田駅7:14〜三岐鉄道〜西藤原8:10。
大貝度道。頂上小屋10:03〜10:20〜展望台〜冶田峠12:20〜地蔵12:39〜新町バス停14:15〜伊勢冶田15:16

展望台へ上ると鈴鹿は南方はやや雲多く、北の伊吹山は青白く澄み返っている。竜の山頂も白くキラメキ。晴れ続けてくれると良いなと思う。展望台より縦走路を南へ向かう。トレース消え心細い。冶田峠近くになると強風・粉雪。歩いていても物凄く寒い。峠は風の通り道、西側は黒い雲、白い雪。峠を下るとだんだん汗ばむ程に暖かい。駅前でうどんを食う50円。

2月12日、御在所岳・単独。1月と同じ時間の電車。御在所頂上11:25.望湖台・琵琶湖の水も光り、風無く太陽南天に有り。光輝き暖かい。日輪の下には鎌ヶ岳。北に御池、遠く白山。御岳・乗鞍・中アも一望する。

2月24藤原岳メンバーS先輩と自分。1月の時より雪多く頂上で30センチ、吹き溜まりでは太腿まで。雪の上をわかんで歩く。風無く絶好調。雪の上に寝転ぶ。暖かいので樹氷は少ない。2名の女性居る。小屋へ戻るとメモ有り、「お2人さんへ、1つの物を2つに分け合う事は美しい事です」アズキとりんごごが残してあり心和む。もちろん美味しくご馳走になる。感謝。竜はガスの中。夕焼けの伊吹に別れを告げ下る、嶋さん飛ばす。付いていけない程足が速い。帰りの電車・シートに長くなりバテたけど満ち足りた気持ちで一杯。

4月30日〜5月2日鈴鹿縦走・Y内・自分。
30日、西藤原14:00〜小屋17:00。7合より雨降り出し小屋近くなると激しく本降りになる。小屋には先客2人。
5月1日曇り小屋7:00〜冶田峠9:00〜竜12:40〜石榑峠14:10〜三池岳16:20〜八風峠16:40テント泊。
銚子岳は笹深く知らぬ内に通過、石榑峠からは上下上下の登り返しにバテル。三池岳にて雨。八風峠にはツエルト1つ張られていた。
水無くて飯盒を外へ出しておいたが、小雨になり溜まらない。
5月2日曇り後晴テント4:45〜釈迦6:10〜鳩峰7:50〜根の平峠9:35〜国見〜御在所12:00
水と食い物にも飢えている。鳩峰で水を得る。国見岳へ近ずくと鮮やかねピンクの花・アカヤシオ。一度食べてみたいと食欲をそそられる。天気も上々だ。でももう大分ばててきた。

5月20日 釈迦ヶ岳・流れ谷。S山・自分
ヒュッテ前9:35〜えん堤10:00〜尾根12:15〜13:30釈迦ヶ岳14:00〜バス停16:00

6月17日 銚子大滝・N田・自分。

 


S47年6月 白山・単独

S47年6月30日名古屋23:57〜
 7月1日 5:40金沢5:45〜5:55野町6:29〜7:455白山下7:55〜9:40別当出合10:00〜殿ヶ池ヒュッテ13:30〜黒ボケ岩14:40〜15:15室堂16:15〜御前峰16:55
 7月2日 室堂4:00〜頂上〜室堂7:30〜大白川ダム9:35〜白水の滝9:40
  〜大曲手前11:00ブルーバードに乗せてもらう(ラッキー感謝)〜11:20白川登山口12:05〜平瀬バス停12:25〜一宮16:59

 一人で観光新道を歩く、前後の登山者は居なくなりやや不安、殿ヶ池ヒュッテ付近からまだ残雪も多くコースもガスで不明瞭、心細くてびくびく・ドキドキして雨に濡れながらの単独行。寒くて心細いこの時の気持ちが忘れられなくて、今も単独行を時々しています。

  当時の交通費等
 名古屋〜金沢¥1310
 西金沢〜白山下¥260
 白山下〜別当谷出合¥440荷¥100
 室堂宿泊費¥1300+米1合
 平瀬〜一宮¥850
 冷麦¥150


9月23日御岳山、メンバーT内君・自分。
  田の原4:45〜6:50王滝頂上7:05〜二の池〜剣ヶ峰8:55〜田の原11:15

10月1日愛知川・単独



S47年10月 燕岳

燕岳〜蝶ケ岳縦走
 S47年10月8日〜10月9・日燕岳から常念岳へ、メンバーY内君と自分。
10月8日晴・有明5:10〜6:00中房温泉6:30〜合戦小屋9:45〜燕山荘〜燕岳〜大天井岳15:20
槍遠望、ナナカマドの紅葉すばらしい。大天荘小屋混雑。
10月9日・晴・ガス。小屋5:45〜常念小屋7:20〜常念岳8:45〜蝶ヶ岳11:35〜横尾14:10〜上高地16:30
常念乗越から400Mの登り返し、常念岳の頂上がひどく高い・遠く感じる。登ってもまだ頂上は先だ。やっと着いた頂上は凄く良かった。岩のゴツゴツして狭いけど社も有る。ガスで視界無い。横尾への下り紅葉が美しく言葉に尽くせない。木々の中に槍ヶ岳。上高地のバスターミナル凄い行列。タクシーを待つ。見上げると星がきれいだ。外に居るので露が自分に降り寒い、残ってるウイスキーを飲む。2時間待ちでタクシーに乗り松本へ。夜汽車で名古屋へ帰る。
鈴鹿・鎌 槍ヶ岳 後立山 燕岳 藤原 赤岳 御岳 国見・鎌 立山・笠 御岳・蓼科 白馬大池・焼 南アルプス 北アルプス ホームTOP