1973年(S48年)山の思い出

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1973年の出来事:ベトナム戦争和平協定調停(停戦)・石油危機・金大中事件・日航機ハイジャック事件・・・・

1973年3月藤原岳

藤原岳・S水さん・S先輩・自分・N田さん

 S48年3月25日、雪・メンバーS水さん・S先輩・自分・N田さん。(写真左から)
西藤原9:05〜小屋11:30〜天狗岩13:40〜聖宝寺4:15〜西藤原5:30
S先輩に初めてS水氏を紹介してもらう。積雪20センチ、樹氷が伸びている。2〜3センチもあり美しい。時々雪舞う。山登りの人多い。帰りの三岐鉄道の中で5月の八ケ岳行きを誘われます。勿論OK。

1973年5月 赤岳

赤岳/自分・S水さん・Iさん
赤岳山頂
 昭和48年5月3日〜5月5日メンバーS水氏・I屋さん・自分 。S水さん自分を次郎長と言って下さいと云っておる、てすこぶる特徴があり面白くて実行力有の人です。山中で見知らぬ人でもすぐに声を掛ける。とにかく賑やかで喧しい感じもします勝手な事言ってご免なさい。少なからず自分にも影響を与えた方です。Iさんはデカちゃんと皆に云われてて体は大きくても気はやさしい人でした。でも芯はしっかり者。

5月3日名古屋を朝出て茅野へ15:10〜美濃戸口16:20〜小松山荘17:12
小屋の人に鹿肉が入ったからと聞き、登山口の小松山荘へ泊。夕食鹿の焼肉とせりのテンプラ、せりのおひたし。もちろん旨い。

5月4日山荘7:00〜行者小屋9:55〜赤岳14:28
行者小屋付近の樹林下は残雪多い、阿弥陀岳北面も残雪多い。北面は何年か後に中岳と阿弥陀のコルで雪崩の事故遭った所。縦走路は雪ほとんど無し。夕方晴れて西に北ア・乗鞍・御岳・中央・南ア・富士はガスの中ボンヤリ。夜寒い。

5月5日小屋6:30〜石室6:45〜横岳8:09〜硫黄石室9:28〜夏沢峠10:45〜根石岳13:15〜天狗岩13:52〜黒石平15:05〜渋の湯
17:35
雲多く御来光無し、大分経ってから雲切れる。富士も晴れ展望良い。夏沢より根石の登り残雪多くきつい。渋の湯までの樹林下積雪多く1Mあり時間取られる。渋の湯まで思ったより時間かかる。
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1973年6月(S48年)御岳山

御岳山二の池
二の池から剣ヶ峰・まだ残雪の多い頃。

 S48年6月3日〜4日メンバーS水氏・Tさん・S川さん・自分。
 写真を見ても一人一番右端の綺麗な女性の名前が思い出せなくて・・・・・・。駄目ですね記憶の薄れるのが早い、後で山の記録のノートを探し出して思い出す。
 前夜23:40名古屋発〜木曽福島2:19
 6月3日田の原5:30〜7合目6:22〜8合目7:23〜王滝頂上8:24〜奥の院10:15〜剣ヶ峰10:42〜11:38二の池13:40〜魔利支天14:35〜五の池15:12小屋泊

 田の原は雪無し、8合目より残雪多くなる。9合目より雪の上を行く。二の池でS水氏のホエブス故障する。
 五の池近くで降雪始まる。這松の上に寝転がるとスーット云う感じで寝てしまう。今思い出してもハイマツの褥はすこぶる気持ち良かった。起きると周りは一面降雪中です。
5分か30分か覚えが無いけどS水さんに起こされる。

 6月4日小屋8:00〜濁河温泉:10:10

                         


1973年(S48年)鈴鹿・国見岳

Y先輩と
 6月24日、梅雨の合間の晴れ、メンバー。Yさん・S水さん・自分・Yさんとのスナップ。湯ノ山10::00〜国見峠11:40〜朝明渓谷15:42国見への登りには道の両側にアセビの花咲く。国見岳より遠望すると、知多半島・志摩半島が近く見える。
 また国見より根の平峠へ半分程下ると笹ゆりの花多く咲いている。どうもこの日がY先輩に初めて会ったようです。
 この後冬山とか・夏山の栂海新道とか相当数の山をご一緒するのだが、この日をY先輩は憶えていないそうです、出合い頃の記憶が薄いとのこと。紹介者はS先輩の気もします。

1973年(S48年)鎌ヶ岳

 鈴鹿の藤原岳とこの鎌ヶ岳は特に回数多く登っています。鎌は東西南北の登路・季節を変えて思い出が深いです。 
 48年7月1日メンバー前列左よりS水さん・Y先輩・Kさん?2列目自分・I田さん、後ろはデカちゃん・I屋さんと云います。
 名古屋8:01〜湯ノ山9:25〜三つ口谷分岐10:04〜滝10:50〜尾根道出合12:05〜12:27鎌14:25〜一の谷16:25〜バス停17:25三つ口谷梅雨の為水量多い。 石は滑る。
 縦走路は笹ゆりが咲き・最近はめっきり少ないですが。途中I田さんが足つる、S水さんが直してくれた。頂上アキアカネの大群。壮観でした。




1973年(S48年) 北アルプス縦走・立山〜笠

雨の雲の平
雲の平・雨でボロボロ

 7月31日〜8月5日メンバーY内君・自分
前夜発、7月31日(火)ガス後曇・室堂8:50〜一の越9:50〜雄山10:50〜浄土山12:25〜獅子ヶ岳14:35〜ザラ峠15:45〜五色ガ原ヒュッテ16:40
残雪多く、小雨・霧、少し寒い。雄山は雨強く視界悪い。雪渓のトラバースが多くY内てこずる、バテギミ。ザラ峠越えてからY内へばる。花多い、シナノキンバイ・ハクサンイチゲ・チングルマ・ウサギギク・クルマユリハクサンコザクラ。ヒュッテで湯に入る。
 黒く汚い湯で体を洗えないだが暖まる。

 8月1日(水9ガス後曇・五色7:00〜鳶山8:00〜越中沢山9:40〜スゴの頭11:40〜スゴ小屋14:20
明け方強風。起きると深いガス。相変わらず雪渓が多い。お花畑でニッコウキスゲが咲いている。越中沢山をゆっくり登る。スゴの頭で昼休み。一時的にガス晴れて東に山見える。夕方4時頃再び強い雨。単独行の人・加藤文太郎みたいな人が居た、「黒部五郎まで行く」と言う。

 8月2日(木)曇後雨、スゴ小屋6:20〜水場7:00〜北薬師8:55〜薬師岳9:55〜太郎平12:03〜薬師沢小屋15:40
 早朝小屋のトタン屋根を雨が打つ。今日も悪天。薬師は全てガスの中何も見えない。視界10M程、休んでると雨が降り出した。相当強い南風が吹く。太郎小屋は混んでいて入れない、小屋陰で昼食をする。ガスの中下り始めるとガス切れて晴れ間も出て来た。ニッコウキスゲの斜面が広がる。沢を2度渡る。道は泥だらけでなかなか着かない。小屋の前の沢でお茶を飲み、靴の泥をジャブジャブと洗う。小屋は結構混む。

 8月3日(金)曇後ガス後雨曇、薬師沢6:40〜アラスカ庭園8:50〜雲の平小屋10:12〜黒部源流12:30〜三俣山荘13:12〜双六小屋16:00
 沢から急登する、キツイ・雨がザッーと来る。厭な雨だ。泥の道を行く。山の景色も見えず重苦しい、ガスの中をトボトボ歩く。花が美しい。沢の岩の陰で傘を差してパンを食う。源流、雪渓の下から水が流れ出ている。雨に打たれて2人共バテぎみ。三俣からは割りと平坦で雪渓が多い、2度急な登りが辛い。

 8月4日(土)双六小屋7:35〜大ノマ乗越8:57〜秩父平11:00〜抜戸岳13:00〜笠新道分岐13:08〜笠ヶ岳小屋13:57〜笠ヶ岳
 出発前に雷雨、今日もガスの中、大ノマ乗越で新穂高への道が分かれている、下ろうかと思うが再び気を取り直して登る。緩い坂道なのだが5日間雨で疲れが溜まってる。花や石ころばかり見て登る。
 秩父平チングルマ・ハクサンイチゲ・シナノキンバイのお花畑です。シナノキンバイが一杯。なかなか抜戸岳に着かず昼食とする。かすかにガスの合間に笠が見える。ヤット来た笠の頂上ケルンで一杯。ガスが西風に乗って流れていく。夕方晴れて夕日が美しい。北アルプスに入山して初めてです。最後まで持ってきた酒を開けて友と飲む。

笠
 8月5日(日)笠小屋6:45〜分岐7:22〜穴毛分岐8:03〜林道10:37〜新穂高バスセンター11:12
 朝、4:50ご来光ヤット素晴らしい光景です。槍の北鎌尾根より出る。ガスが多く西風に吹き飛ばされて行く。朝の光がキラキラ輝やいて素晴らしい風景だ。しばらくすると槍はガスの中へ隠れてしまう。縦走路で大いなる風景に名残を惜しむ、ガスの中陽差しが有るので明るい。
 長い下りをゆっくり降りる。
 新穂高、河原の無料露天風呂で汗を流す。気持ちいい。

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