バスが着いて登山者が吐き出される、小雨が降る中を歩き始め吊橋を渡る。観光新道は、崖崩れ通行止めの立て看板で封鎖されている。沢音に負けぬ位にユンボ等の重機が立てるガラガラ音が高い。

登り始めは森の中で木の葉から雨が落ちてくる。ブナの大木が続く登山道で葉を叩く雨音が大きくなり雨具の下も履く。 　 　中飯場にて先行の登山者が多く休んでいる、トイレと水場が有る。雨の中で白い花を撮る・帰ってから調べたらセンジュガンピ。休みなしに甚ノ助小屋まで行く。両側がミヤマキンホウゲの道を上がるとやっとのことで小屋です。小屋内で休む、遅い朝食と水分補給。　雨小止みに、少し写真を撮りながら登る。室堂への道を別け水平道になると斜面に咲く花が多くなる。 　小雨の中南竜山荘。受付へ行き野営の申し込みとビール。野営料300円とビール大きいの2本で1300円。橋を渡りすぐに残雪の上を辿り野営場へ、水吐けの良い所へ設営。ビールを飲みながらラーメンの昼食、後シュラフに入り寝てしまう。

昼寝から起きテントの中で雨音を探る、止んでいるようなので外に出る。 　ガスが風に流されて行く。カメラと水・行動食をポケットに入れて出発する。雨に濡れた花の写真を撮りながらエコーラインを歩く。風が吹いてどんどんガスが吹き飛ばされる。右手の万才谷には残雪多く残り雪の消えた所へはお花畑になっている。ニッコウキスゲもちらほら咲いていた。 　弥陀ヶ原へ出ると視界が開け、弥陀ヶ原の向こう側にも大きな雪渓が有る。室堂の横手を通り山頂へ向かう、高山植物が豊富でクロユリも咲いている。ガスの山頂で視界は無く、奥宮へ参拝・三角点へ挨拶してから下山に掛かる。 　下りはトンビ岩コースでトンビ岩の下は残雪が3箇所有り、急で硬い雪の斜面でキックステップをしっかりする。右はいいが左が流れる。　3つ目の雪渓を渡るとすぐが南竜山荘横でした。

ガスで明日は御来光は無理かなと思う、ジャガイモのフライパン炒めでビール・夕食。疲れたのだろうすぐ寝てしまう。夜2回目覚めると2回とも外は星空で明日期待出来そうで安心して眠る。 　28日4時起床、外へ出ると曇り、剣ヶ峰にもう雲が掛かりだんだんガスが降りてくる。 　一応ライトを点け出発、展望コースを20分も行くとガスが急激に降りてきて周りの尾根も隠れてしまう。尾根の登り坂もうガスの中を途中でテントへ戻る。又シュラフへ入り眠る。

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参考タイム　7/27別山登山口7:40〜中飯場8:20〜9:30甚ノ助ヒュッテ9:40〜南竜山荘10:27南竜14:05〜室堂小屋15:40〜 　　 　　　　　　　　　　　　16:15白山山頂16:25〜トンビ岩16:55〜南竜17:26 　　　　　　　　7/28南竜8:35〜甚ノ助9:25〜中飯場10:15〜登山口10:45　　　　　　　　　（休憩･撮影時間を含む）

走行距離　木曾川インター〜白鳥〜油坂峠〜別当出合　192Ｋ　高速料金1950円 　　　　　　　別当出合〜勝山〜福井インター〜一宮インター　　224Ｋ　高速料金3800円