16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H19年11月17日鈴鹿・三国岳・ダイラ界隈

 11月の土曜日、朝家の用事ですったもんだして出発したのが10時を回っていた。勿論気まぐれで余りの好天に出かけることにした。奥さんは「家の用事はどうするの?」とオカンムリ。業者に電話だけ掛けて「手配はしました3時に来るので」ともう慌てて出かけました・時間も遅いので時間が割りと早く帰れそうな三国界隈にしました。
 ふと昨年のダイラの紅葉が頭を過りダイラでビールをと考えてのことです。
 関が原インタを降りるとインタの桜が紅葉しています、山は終わってるかもと思いながら時山へ向かう。時宮の桜の樹と烏帽子を撮ろうとカメラを構える・・・えっ電源入らない。アチャー電池充電していない。写真は携帯のカメラで済ます。
 時山のバンガローは橋で閉鎖されていて道路に車3台程駐車。その先にも京都ナンバーとジムニー・何時もの駐車場所には4台停まってます。
 準備をして歩き始める、背中の側の山が紅葉しているのを眺める。
 いきなりの急坂を上る、桧の植林帯なので夏でも陽が差している今でも薄暗い。一汗かいて桧林を抜けると一気に明るくなるがまだ急斜面なので安心出来ません。下は落ち葉を敷き詰めたような感じで何処を歩いてもガサコソと踏んでいく。
 紅葉はこのあたりはしている樹もあり、まだ早い樹もあります。
 春とは違う明るい森です。歩いている途中に「ボッーー」長いサイレンが鳴る。きっと正午のボッーなのだ。やや傾斜も緩まり見た事ある景色になるとヒョウタン池です。陽だまりの東斜面まで移動して、歩き出して1時間しか経ってないけどビールタイムにする。ビールを飲みながら餅を焼いて醤油で食べる。陽だまりですが飲んでる内に冷えてきた、気温は低いのだろう。
 時計もしていないので携帯で時間を見る。

 午後1時になっており再度歩き始める。尾根を二つばかり・732mを超えて右手がビシャモン谷の所で左折。西尾寿一「鈴鹿の山と谷1」でA峠と書かれた地点。目印の赤テープがある。尾根道は大分トレースははっきりしているが、ダイラに向かうコースは落ち葉でトレースは消えてなくなる。トラバース気味に行ってるはずだが平らな地点へ直角に降り立つ。鹿が1匹白い尻を見せて逃げていく。
 一年振りのダイラですが紅葉してる樹も有るが、全体的には余り紅葉が進んでいない。標高は600m付近を南へ向かい歩いて行くが緑の葉をつけたままの樹もある、これから紅葉するのだろう。高い樹の梢は葉を落としている。
 昨年とは1週間程時期が早いがまだまだという感じです。京都の紅葉のニュースの例もありますが、ここら辺りも遅れているようです。
 
 それと2〜3時間の山・森歩きの中で気がついたのですが、異様な茶色に枯れた葉を付けたままの広葉樹・虫食いの樹が10本程・数えた訳では無いが昨年は無かった事を思うと、来年はもっと虫食いの被害が広がるのでしょか?
ダイラの入り口・出口の窯跡。

ダイラから阿蘇谷の登山道へ出た。
 ダイラの少し左傾斜の平な森を自由に行動する。どうしても楽な方へ脚が向く、1つ坂を上がると昨年度昼を食べた場所へ出た。炭焼き跡の石組とを覚えている残り半分もない地点です、大木の根元へ座って休憩。 休むと寒いので又歩きだす。
 気持ちの良い森を歩いて行くと赤テープ有り。携帯で写真を撮りながら尾根状に下っていく方へ歩いて行く。すると先が急なガレだし左も右も谷になり降りられそうにないので、再度赤テープまで戻る。
 テープの所へ戻ると凹になった小谷へ、降りて上がるトレースが薄らと付いている。兎に角右沿いに歩くと登山道にぶつかるので、ダイラの頭側の斜面沿いに歩く、再ど平状になり落ち葉で柔かい地面を何処でも歩ける。
 阿蘇谷登山道へ出たので又休む。休んだ後は時山へ向かい下山する。
 
 下山後車道を歩いて見える方が居て車で下の時へ送りました。お話を伺うと大垣からバスで時まで来て三国岳へ登り〜ダイラの頭〜横根から五僧という鈴鹿の主脈の縦走コースを歩いて時まで戻る途中でした。
 話を聞いてこんな豪傑な方もおみえになるので内心凄いと思ってしまう。
 コースタイム・・・・・・省略しました。

ホームへ戻る