ネパールの山 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H22年10月8日 鈴鹿/御池岳 

曇り空の鈴北岳、丸山の左に藤原岳。
 再び御池岳周辺へ、先週の日曜日10月3日にも山の予定を立てたが曇り雨の予報で中止。今日の山歩きとなる。今年は登山道を歩いていてここコグルミ谷にもドングリが一つも落ちていない。TVで熊の話題で山のドングリが無いと云ってた。Kさんが家の柿も不作だと云う話しをする。登って行くとクリのイガが沢山落ちている、が中身は入って無い、落ちているクリを拾うと皮だけで猿が食べた後だ。たまにイガの中に1つクリが残ってるので拾うと虫食いです。どれもそうなので猿は人よりこういう事ではなんて賢いのだと感心してしまう。アケボノソウはもう遅いのかな?
ジンジソウ。 カワチブシ。(かつおぶしと覚える)
  今日も天気予報が曇り後雨なのでテンションが低い。メンバーはKさんと管理人。山のふもとへ着くと雲は有るがまだ天気は持ちそうなので藤原岳から御池へ目的の山を変更する。
 コグルミ谷の登山口まで2か所の大阪ガスの道路工事が有ります。誘導者に従い暫し待つ。前のダンプカーに付いて登山口近く路肩に駐車する。流石に車は1台も停まっていません。準備して登山開始、先頭はKさんペースが何時ものように早いが自分はマイペース。体力が落ちて後ろに付いていけない。長命水で一服手で受けて顔を洗い一口含む。水平道がある辺りは何時もドングリ落ちてるのに何も落ちていない。TVでも熊の話題で山のドングリが無いと云ってた。Kさんが家の柿も不作だと云う話しをする
 クリのイガが沢山落ちている所が有り落ちているクリを拾うと皮だけで猿が食べた後だ。たまにイガの中に1つクリが残ってるので拾うと虫食いです。どれもそうなので猿は人よりこういう事ではなんて賢いのだと感心してしまう。割れてないイガを3つ程持って峠でナイフで割る。身は小さくて虫食いは必ず1つは有る。何処か近くで猿の鳴き声がする、ここは秋には猿の縄張りだ。
 峠から歩くとクリの樹が多いのかイガが多く落ちていて、無駄な努力をする。裏返ってるものをおこすと中は空ですがまれにクリが有るのでつい童心に戻り時間をつぶす。イガを触るととげが刺さり痛いが、子供に還ると楽しくて仕方がないあっと云う間に時間が過ぎる。
子供に還った悪ガキ2人。
 登山道から適当な尾根に上がり道なき道を歩く、秋の森が明るく広がり気持ちが清々する。勿論何処を歩いたかは二度と同じ道を辿れないが登りきれば先は奥の平である。途中鹿が何匹か通りすぎる、最後に大きな角を持った体格の良いオスが目の前を横切る。「オーッ」立派だ。
 一休みして時計の高度計を見ると1000mを示す。頂上付近までは森の状況からそんなに無いという事が判る、気圧が下がっているのだろう。もう一頑張りすると奥の平に着く。ボタンブチも幸助の池方面も人気は無い。金曜日の平日で天気予報が良くないから人にはまだ出会わない。山は鹿ばかりだな、奥の平から丸山へ移動する、山頂で2名の登山者が食事中。挨拶してから風が吹いて来ない北側へ少し下る。
 ビールを開けて、テルモスの湯でみそ汁。摘みは無いのでみそ汁でビールを飲む、泡ばかりでも美味しいです。後はおにぎり。丸山の北側のオオイタヤメイゲツの葉がもう紅葉しかかっている。土に落ちていた葉を拾い苔の上置いて撮影する、自分の思ったような配色には行かぬがまあ宜しいか。前回アケボノソウ中々咲いていませんから探せなかったので花を探しながら池を廻るルートをぶらぶらと彷徨う。前回9月より森が明るくなりました。 
1株咲いてるアケボノソウ。
オオイタヤメイゲツの葉。
山西池?只のヌタバか?同定出来ず。
 丸山から山西池を目指し~山なりに上池・中池・平池・南池(ここまではとんとはっきりしない)通しで真の池へ出る。
 途中倒木にキノコが群生・ナメコみたいだがKさん手に取ってみて「軸が違うから違うな」と云う、他にもスギヒラタケみたいな白いキノコがびっしり生えてて虫が付いてるから「食べれそうだが」と云うでも取らないでおくキノコは食べてみないと判らない。真の池からは登山道を歩く。鈴北岳で小休止9月には飛んでいたトンボが居ない、山から下りたのだ。
上池かな、とんと自信が無い。
山西池のすぐ下の池です、上池だと思うが周りの木が鹿の食害で幹の下部の皮がツルリと無い。
平池、周りが明るくなった。
霞む藤原岳。定点観測用の木枯れ始める。
参考タイム:コグルミ谷登山口8:55~9:35長命水9:40~10:20カタクリ峠1030~真の谷出合~11:56奥の平~12:05丸山12:40~真の池~13:23鈴北~14:06鞍掛峠~14:20登山口~14:47駐車場  歩行数15266歩。
「こまではとんとはっきりしない」と書いたように一部登山道とは違う所を歩いています、登山ガイドではないので参考にしないで下さい。
登山はあくまで個人の責任でお願いします合わせて皆様の安全な登山を願うものです。

ホームへ戻る     ネパールのへ行く