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H22年11月3日 鈴鹿/御池・鈴北岳秋天

鈴北岳中腹より藤原岳。
 今日は祭日でメンバーはFさんと管理人、言い出しっぺのKさんは風邪ひきでお休み。Aさんは単独で他の山へ~。木曽川インターを入る頃は秋の好天に恵まれ良い一日を予感させます。が一転御池・鈴北岳に登れば秋天と云うより冬の気配が漂う。紅葉刈りの積りが「しぶち」も降って登山者は雨具・防寒具に身を包み寒さに凍えそうです。山頂部の紅葉は落葉が終わった木々が多く森はすきっりして見えます。花はシロヨメナが咲残っているだけで他は何も咲いていません。木の実を探すが余り見かけない。
 1056mピークの手前の何時もの木付近から藤原を望むと黒雲が低く西から東へ流れていく。中腹の紅葉も日差しがないのでぼんやりとして色彩は映えない。
 サワフタギの実が今年も青い色に色付いている、この色は瑠璃色と云うそうな。
瑠璃色のサワフタギの実。
鈴北岳から琵琶湖展望。
 鞍掛峠トンネル入口標高650m、国道の路肩帯にはすでに車がびっしりと駐車しています。最後の空きスペースを見つけ枯れ枝の束をFさんに動かして貰い駐車する。15~16台も居るのだ、ああ今日は祭日で皆さんお出かけなのだ。鞍掛峠まで登ると西風が吹きつける、先行の登山者2名が歩いているのが見える、最近は平日の登山が多いので人にも会わない日が有るが今日は賑やかです。尾根上では風が吹き抜けて寒いので熊池まで歩きくぼ地へ下りて一休み。1056mピークへ着くまでに2組の下山者に会う早い人が多い。
 Aさんからの話:伊吹山では雪が降った、吹雪で寒くてたまらんかった。こちらの御池・鈴北岳に登れば秋天と云うより冬の気配が漂う。紅葉刈りの積りが「しぶち」も降って登山者は雨具・防寒具に身を包み寒さに凍えそうです。鈴北岳で会った登山者の皆さんは雨具に身を包み、頭もフリースの帽子をかぶってる人が多い。鈴北岳などは吹曝しで西風がまともに吹きつけて小寒い。休んで立止ると直ぐに寒くなるので、皆さんは早々に下山したり丸山目指して歩み去る。Fさんはまだ薄いYシャツですね、自分は冬用のウールの山シャツとチョッキ。これで歩いてる間は丁度良いか少し寒い位ですが、立ち止まるとヤッパー寒いなあ。
御池丸山。 オオカメノキの実
 日本庭園付近から森の中へ入り込むと風も和らぐ。辺りの紅葉は落葉が終わった木々が多く森はすきっりして見えます。道なりにシダの中を歩いて行くと森の中で話声が聞こえてきた、婦人が多いグループがお昼の最中です。木の枝越しに丸山の平たい形が見えるからそちらを目指して登って行きます。反対側の尾根を長靴の登山者さんが登って行く。自然と丸山で一緒になるのです。丸山のは人は居なくて、少し下がった風を避けた処でグループが休んでます。我々も風が有って寒すぎるので折り返して来た道をまた下る。
 登る時見えた紅葉の残っている木を差して歩きます。雲は風に乗って次から次へと飛んでいく。
 花はシロヨメナが咲残っているだけで他は何も咲いていません。木の実を探すが余り見かけない。サワフタギ・オオカメノキ・マユミの実を見かける。
御池紅葉。
御池山頂部の葉を落とした広葉樹。
 風の比較的来ないくぼんだ処でお昼タイム、寒いので持ってきたジャンパーを着る、枯葉の上へ座るが葉っぱの下の土は水部んを含み濡れてます。食後上を向いて横になると頭上にはすっかり葉を落とした梢と苔むした幹が目に入る。空行く雲を眺めてボッーとしてると直に身体が冷えてきた、「寒むっさむっ」「もう帰りましょう」。山はすっかり冬支度今年は暑い夏からいきなり初冬になって秋が無い気持ちです。
サワグルミの池 マユミの実・
 ジャンパーを羽織ったままに下山する、途中1056mの地点で暑くなったのでジャンパーを脱いで歩き続ける。
参考タイム:鞍掛峠トンネル8:30~峠8:51~9:10熊池9:15~10:51鈴北岳10:55~丸山11:30~11:50お昼12:15~鈴北岳12:40~13:17車

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