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H22年5月28日 伊吹/北尾根~御前峰

伊吹北尾根・ラショウモンカズラ。
 久しぶりでFさんと軽めの山へ行くことに~朝7時に木曽川を出発して一路名神高速を関ヶ原へ。
 気温が低くて6月の花はまだです、ラショウモンカズラ・雪笹、スズシロソウ、福貴草は種に成りかけてます。尾根をゆっくりと歩いて行きますと、郭公が「カッコウ・カッコウ」・「テッペンカケタカ」と鳴くホトトギス、ウグイスは何処かしこで鳴いてとても元気です森は小鳥の鳴き声で賑やか。
 Fさん「気分ええなこんな所歩いっとったら、何も考えんでいい云うこと無いビールでも飲みたいなー」。
 ガスが低く山の斜面を甞める様に流れ行く。歩き初めは視界が有りませんでしたが、風が雲を吹き飛ばして行くので段々と明るくなる。ひさしぶりに延び延びした気持ちになります、一息ついてビールでも一杯飲んだら旨いだろうが持ってくるのを忘れてしまった・・・・。
ヤマガラシ。 ウツギ。
ヤマブキソウ。
 花の写真を取りながら下って行く、特に鮮やかな紫色のラショウモンカズラが目を引きます。以前Y先輩と来た時に休んだ森の中は琵琶湖からの風が吹き上がり霧も流れて立ち止まると寒い位です、直に6月とは思えない程に気温が低くて歩くには良い哉。
 平成18年・20年5月下旬の時はヤマシャクヤクが咲いていたのだが、今回森の中へも入って探すが見あたらない終わってしまったのか?多分今年は山の気温も低めだから花の時期が遅いような気がする。コバナノミミナグサ・ヒメレンゲは咲いてたが他の6月の花はまだ見られない。
イチリンソウ。
伊吹山本峰。 御前峰「ごぜみね」とかながふって有る。
  尾根は朝の内は霧だったので下草や灌木が細かな水滴で濡れているずぼんの裾をぬらす。御前峰(ごぜみね)に着くころには雲も上がり夏の日差しが強く照る。見晴しの好い草地で昼食にする座り込むと冷たい風も左程当らず丁度良い。雲が取れたので見晴しも良くなり伊吹本峰がくっきりと見える。本峰の右肩の落ちた下が琵琶湖。
 空気が澄んでいて近くに見える御嶽山・乗鞍岳・北アルプス・中央アルプスと凄く視界が良い。例年なら今どきは水蒸気が多くて遠くの山波は霞んでるし、そして登り返すと汗でグッショリとなるのです。汗をかくとアブ等の虫も沢山寄って来た、今日は汗も余りかかずに車道まで戻る。
フデリンドウ。
クサイチゴ。 くさぼけ。
 車まで戻ってから再度車で上の駐車場へ移動・本峰まで遊歩道を散策する。駐車場の車も少ないし歩いている観光客も少ない、風が強くて寒いから山頂付近で食事をしている方も見ない。野草観察会の観光バスが止まっている。先程北尾根の入口静馬ヶ原下の草はらで食事中の大パーティーがそうなのだろう。多人数では草はらの中へは入らないで下さい観光ベースだから無理かな!今はまだ花が少ないから良いが沢山咲くようになれば多くの人が立入り踏み荒らされるのではと危惧を抱く。

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