ネパールの山 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H23年12月20日滋賀県・銚子ヶ口岳

稜線直下の斜面・寒い。
 天候雪、濃尾平野は晴れ曇り。銚子ヶ口・杠葉尾辺りはみぞれから雪です。
 三重県から滋賀県へ抜ける石榑トンネルを通り抜けると、そこは雪国でした。川端康成さん雪国ではありませんが・・・とても上越の雪とは比べられないけど少し雪が降っていて国道はシャ-ベット状の雪に覆われています。タンクローリーやダンプが凄い勢いで登ってきますが、こちらは下りですからシフトダウンして慎重に下ります。
 山頂は雪に覆われて踏み跡もなく細かい雪が降り続け、風が吹きつけます。手先が痛いです。Fさんは耳が痛いと云う。
国道脇の登山口。
 トンネルを抜けて工事中の神埼橋付近を過ぎて車はゆっくり走らせる、有りました登山口の標識です。ここから北尾根道と言われる登山道を歩く予定です。
 銚子ヶ口は今まで登ったことが無くて石榑トンネル開通によって一宮からもアクセスが容易になりました。
 国道脇に1~2台車が置けるスペースが有ります。1台も停まってなくて登山口の側へ車を停める。登山ポストもあります。
山道は途中から雪に覆われてきた。 小休止した付近の登山道。
12/15の標識、登りここで紅茶を、帰路昼食。
段々と斜面は急に積雪も増える。
 登山口~沢道:登山道は植林帯の中にはっきり付いていて判りやすい。昔から使われいて良く踏まれている、緩やかな一本道の登りが続く。
杉木立の上から雪が降って来ます。北尾根の斜面を歩いて行きますが標高600m付近で尾根の上へ出る、ほとんど平坦で歩き易い。2か所程注意する所がある、切れ落ちた斜面をトラバースする個所と短い岩場を手を使って乗り越える。雪が付いて道がはっきりしないのでトラバース時は慎重に歩く。沢の音が近くなると続の尾根は侵入禁止にされており登山道は沢へ向かってなだらかにトラバースしていく。左程高度は下げずに10分程で須谷川へ出る。案内標識の200mポスト、10/15、標高803m。

 沢道~稜線:小流れを渡ると幾分積雪が増えてルートも不確かです。雪はくるぶしの上まで有るようになり、先のテープを見つけてはそれらしい個所を歩く。沢は本流と支流に別れ斜面を詰めて行くと、200mPost12/15で炭焼き跡が有る。
 再度左手へ小沢を渡り沢から離れて50m程歩くと植林を抜ける。前より明るくなった広葉樹林帯へ踏み込むと途端に積雪が多い。雲の中へ入ったような感じで雪とガスで視界は悪くなる。斜面の場所により雪が膝まで潜るように、暫く歩いてから前を歩くFさんと先頭を交代する。ラッセルすると言うほどでなくて雪が軽いので快調に登る。ふわふわの雪だ今年初めての新雪、歩くのが面白いうん、楽しいのです。白い森の先が切れてきてもうじき稜線が近い。稜線へ出ると風が余程強く吹き積雪が少ない。
 
踏み跡のない雪の斜面。 先の目印テープを目指して歩いて行く。白い森が切れてもうじきに稜線。
 稜線~銚子ヶ口岳:風が当たり手が痛くなる、登山道は急坂へと続き、岩の間の吹きだまりは雪が深い。5分も登ると東峰、視界は何もなく隙間なく雪が降り付ける。雪を付けた木々の間を通り山頂へ向かう、直ぐに山頂へ辿り着く。

 山頂も視界は無くて間断なく雪が吹き付けるのですこぶる寒い、手の指先が寒い。Fさんは耳覆いが無いので「耳が痛い」と云う。
 記念の写真だけ撮って早々に下山に掛る。

 12/15の標識まで戻り昼食にする。食後同じ登山道を下山した。
東峰。
山頂。雪に埋もれる三角点。 標高1076.8mの山頂にてFさんと。
参考コースタイム:登山口9:02~10:05杉林の中・小休止10:15~10:30尾根上へ出る~10:44沢道~11:00標識12/15ポイント11:05~11:30稜線~東峰11:36~11:41銚子ヶ口11:46~12:03昼食12:25~登山口13:35
            歩行数 11558歩

ホームページへ戻る       ネパールの山へ