ネパールの山 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山

H23年2月26日 鈴鹿/藤原岳・~頭陀平~木和田尾

福寿草
  今日も青空の晴天です。単独行。花見をしたいのと雪の藤原を縦走してみたい。
 登り始めから七合目までは雪は消えて無い。八合目手前から融けて凍った雪が現れて滑りやすくなる。つぼ足の人12本アイゼン8本アイゼンの人とそれぞれです。踏み跡から判断する。自分はなるべく雪の脇の土の上を歩くのであるが、足を置く土が無いと雪の上へとつぼ足でそっと置くように歩く。
 3月近いので小屋から天狗へ向かう辺りの何時も咲いてる周辺を探してみるが雪に覆われていて咲いていない。雪が消えてた斜面を見ても葉や芽も出ていない。諦めきれずに流離う、うろうろと彷徨する。雪の消えた斜面の木の根元や岩の根元を覗いてみる。はたして「オッー咲いてます」。今年も花は咲くのを忘れないで咲くのです。
大貝戸登山口 八合目
 一人二人と登山者が出発していく、登り始めから七合目までは雪は消えて無い。2人の登山者を追い越し先へ進むと前後に人が居なくなる。
 五合目で一息入れる、まあ暑すぎないし順調に歩けた。水と行動食のコンブゼリー。
 七合目から融け残りの雪が現れるが気にする程ではないです。八合目手前から融けて凍った雪が多く現れて滑りやすくなる。つぼ足の人や12本アイゼン8本アイゼンの人とそれぞれです、踏み跡から判断する。自分はなるべく雪の脇の土の上を歩くのであるが、足を置く土が無いと雪の上へとつぼ足でそっと置くように歩く。
 八合目に着くと2名の方が居る、少し先まで出て雪の上で軽アイゼンを付ける。エッ直ぐ外れる、ここ30年も使った事がないので紐が1本足らないようだ、なんとか固定して歩きだす。キックスッテプしないだけ脹脛に負担が掛らない。ラクチンと云えばそうかな。
 藤原山荘前で中高年グループが装備を整えてる、小屋の中を覗くと5名の登山者が昼食中、ラーメンとかカップヌードルを食べて見える。自分はまだ昼には早いと思い、付近の雪の丘の何時も咲いてる周辺を探してみるが雪に覆われていて咲いていない。少し休んでアイゼンを外す。
雪が消え始めた藤原山荘
山荘前からの展望丘
白瀬峠への分岐
 花探しは諦めて天狗岩に向かう、先程のグループが先行していて、声が風に乗って聞こえてくる。おしゃべるは止みませんね。白瀬峠分岐の道標までには抜いて先へ行く。3月近いが小屋から天狗岩へ向かう辺りの積雪は多く一部土が出てるがすべて雪の上を歩いて行く。雪は締まって潜らないので快調です。 
天狗岩下から釈迦~御在所方面
 11時前に天狗岩に着く少し早いが昼食にする、発泡酒と摘みはビスッケトしかないのだ。稲荷を摘みながら残りのビールを飲む。
 湯を沸かしコーヒーも飲む。風もなくて雪の上だけど寒くない暖かい。食後頭陀ケ平の鉄塔目指して出発する。
今日の昼食。 天狗岩にて
 天狗岩から頭陀ケ平までも雪に覆われていて雪はしっかり締まってるので歩き易い。途中檜の植林手前で3名の登山者とすれ違う。頭陀ケ平直下の登りで雪が腐ってきて少し潜る様になるがすぐ三角点のある平坦部へでた。平坦部は土が出てる。
 ヘリポートから上がって来た方と挨拶、すぐに三角点を離れて尾根を北へでる。白い凍った斜面が有ります、この為だけに持ってきたピッッケルの出番。シリセードと云うか山野井流グリセードで樹にぶつからない様に滑る。腹ばいで滑って行くのでピッケルのピックでしっかり制動出来る。 50mを快適に滑ってすぐ下の鉄塔に行くと、登山者が座ってみえて「気持ち良さそうに滑って見えましたねー」と言われる、「え見てみえたのですか」。花の事をお尋ねすると「咲いていない」との事で、自分はこれからある所まで咲いてるか見に行きますがというと、「一緒に良いですか?」「どうぞどうぞ」で同行することとする。後でお名前を尋ねたら桑名のTさんでした。
登山口への道標。
 二人して宝探しみたいに花を探してウロウロと彷徨する、例年や前年と比べるややこの時期としては積雪が多いから雪の消えた木の根元や岩の根元を覗いてみる。はたして「オッー咲いてます」。今年も花は咲くのを忘れないで咲く。ああまだ咲いたばかりです、黄金色の花・福寿草です花の数は少ないまだ蕾が出てきた所です。そしてお天道様ありがとうと思うのです。来週か次の週には咲いて来るのでしょう。
福寿草並んで咲きかけてます。
福寿草③
 充分花を堪能したので下山するだけです、ここら辺はこの花が咲くのですが雪に覆われていますね~と話を聞きながら。
 白瀬峠登山口から大貝戸登山口まで歩くと普通30分~40分位はかかる。自分は自転車を登山口にデポしておいたので駐車場へ戻る。自転車だとほとんど下り道でスピードが凄く出る、被ってる帽子が風で飛ばされてしまう。部落の手前が少し登り坂で最後の登山口へ行くのは漕いでも上がれない自転車を押して歩くと駐車場です。
 
節分草①
節分草②
参考タイム: 大貝戸登山口7:56~8:41五合目8:48:35~9:22八合目9:30~九合目9:50~10:13藤原山荘前10:25~10:48天狗岩11:21~白瀬峠分岐11:25~檜の植林11:34~頭陀ケ平11:48~スグ下の鉄塔11:55~坂本谷出合12:15~木和田尾(道草)~白瀬峠登山口14:00~(自転車で移動)~14:20大貝戸口駐車場    本日の歩行数 15600歩

ホームへ戻る     ネパールへ行く