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H23年3月8日鈴鹿/藤原岳・花は春の雪の下に

稜線の雪庇、後方は藤原岳。
 花を探して藤原岳へ、えでも山は新雪が降った用で丸山付近から薄っすらと白い。お目当ての花は咲いてる数は少なくてまだ蕾が多い。福寿草も日差しが出たり曇ったりで咲いてても窄んでます。お日様よ照って下さいだね。丸山から下は晴れて下界が見えるのだが、上部は曇ってどんよりしてる。縦走路を見ると雪庇らしきものも見えるので、こりゃあ積雪多いだぎゃ。
 今日は自分だけこのルートを歩いてるようで、新雪が5~10センチ降りトレースを消してます。ナビではないが登山道は道なりに歩いていきました。
 昨年の方かしらピンクの目印テープがここかしこに、何なんだろう10m起きに付けてある。ガスの時登ったのかな、安全第一・人は人です。まあ気にしないで歩く。草木はトラバース道を通過。多志田山は尾根通しに登る、ここから先は急に積雪量が増えて足首まで潜ります。まだ雪庇もしっかり残ってるので山側の斜面を辿る。展望台へ最後の登りになると斜面も急です、つぼ足なのでキックステップしてしっかり歩かないとスリップする。展望台まで上がるルートは時々ひざまで潜る時もある。
 
まだ花の数がめっきり少ない、今年は雪の為花は少ない咲いてない。
孫太尾根登山口 樹氷と竜ヶ岳
 初めに採取厳禁ですぞ。「年々花が少なくなります」との事、地元の登山家より伺う。
 登山道は給水設備のある処から、植林帯へ入り、道なり(踏み跡)を辿り、一部落ち葉で判り辛いが尾根の中心を目指して急斜面を登る。尾根上へ上がると踏み跡もしっかりしてきます。後は踏み跡を見て登っていく。地面は日曜の雨でぬかるんでる。雨は上部では雪だったようで登るに連れて段々白くなっていきました。
節分草①
残雪と節分草。
 丸山の登り、急坂で荒れていて落石注意、石灰岩が浮いている。丸山の下は右手方向に登山道は着いていてなるべく安定した岩と木の枝を掴んで身体を持ち上げる。花の時期になるとここもあそこもと、踏み跡が出来てしまいます。花を探しての行動かと思うがテープが巻いて無い踏み跡は浮き石・落石が増える、注意が必要だ。
 丸山から先はすっかり雪で白い登山道を夏道通しで見当を付けて歩く。11時前からは風も出てきました。日差しが照るとシジュウカラが梢の上で鳴いてる。登山道は多志田山までは山稜を辿らず山腹を通過しているが、同様に尾根上を通る踏み跡も有るのでどちらでも可。
節分草の蕾。 福寿草、日差しが弱く開き切らない。
福寿草、開きかけてる。
 孫太尾根は難路(展望台と治田峠との分岐の標識有り)。多志田山手前で縦走路へ出る道と尾根通しに分かる。自分は尾根道を歩く、急坂である。雪が付いて雪の下は枯葉で良く滑る。樹林の向うで鹿が鳴く。見ても姿は見えません。 
 多志田山から積雪量が増える。つぼ足で歩いていたが足首までの雪で左程潜らない。山頂が近くなると時々膝まで潜る。雪が有るので岩石が浮いていない。無雪期は浮き石が多く岩石の落下が多いので注意して登る事。息が苦しくなり手先も痛く成ってきました、直に展望台です。
 展望台は踏み跡が残っており2名の登山者の靴の後。風が有って寒いのですぐに下り山荘で昼にします。
尾根より藤原岳。
多志田山より積雪量増える。
孫太尾根の標識(難路)と書かれてます。 昼飯。
 山荘で昼食、ビールとお握り、摘みはウィンナーとレタス。コッヘルがザックに無い!「無い無い」とザックの中身を出してると、隣の方が「使いなさい」と貸していただく。湯を沸かしナイフを入れたウィインナーをレタス・マヨネーズでつまむ。ビールがうまい。礼を言ってコッヘルを返す。「ほんとありがとうございました」。
 食べたら大貝戸へ下るだけ、少しシリセード、トレース無しの雪面を直下降で八合目。七合目を過ぎると雪はほぼ無くなります。トントンと登山口へ着く。休憩所裏の洗い場で靴を洗い駅へ向かう。14時40分の電車で治田へ。治田からはデポした自転車で新町まで漕ぎます。
 おーほとんど登りばかりだ、一番大きなギヤにしてるんですが、登れない坂が3か所は押して歩いた。歩くよりは少し早く車まで到着。
参考タイム**新町登山口8:40~9:50丸山10:07~孫太尾根~10:47草木10:55~11:35多志田山965m~11:50道標~12:25藤原展望丘~12:40藤原山荘13:22~八合目13:35~13:55四合目~14:20大貝戸登山口14:25~14:30西藤原駅14:40~14:52伊勢治田14:55(自転車にて移動)~15:20登山口  歩行数17082歩

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