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H23年6月4日岐阜県/奥三界岳1810m

水芭蕉
 天気は晴れだが雲が多い。自宅を6時に出てきたのですが、夕森公園林道終点の駐車場にはすでに6台の車が駐車されている。7~8台止められますが直ぐ次の人が到着空き地は満車状態、東京ナンバーも停まってます。ガイドブックで7時間半も時間の掛るロングコースの山なので皆さん早い出発のようです。ご夫婦連れらしき2名が出発していきます。滝のとこで抜きましたが休んでると抜かれりして前後に歩く。
 定員1名のつり橋を渡るところからは本格的山道で急坂が深い森の中を続くいて行く、折から曇り勝な空で湿気も多くすぐに汗だくになる。
 まだイワカガミも花を出したばかり、水芭蕉は時期が少し遅いので苞が外れたり黄色くなってるものも。
登山口 定員1名のつり橋
ムラサキゴケ
 森の道:つり橋を渡ると本格的山道らしくなる。森の中は木立が立ち込めて少しうす暗く、森の冷気も残り涼しい。高い梢の上には薄い太陽が出ている様子だ。檜の大木の横を通ると木に存在感が有ります。まあこの時期は歩けば汗が出るので仕方ありません。
 すこし快調なので順調に高度を上げていく。林道へ出る手前で小休止水・糖分の補給、休むと汗は引いていく。森のなかに白い銀竜草(ギョリンソウ)が咲いていて目を引くが撮影は時間が許さないのでパスする。
 林道:部分的に斜面の崩落がさらに進んだ。ここからは日差しがより強く暑いので水分も充分飲んでおく。林道を歩いて行くと今年か昨年後半の落石が多く落ちて道を塞ぐ。アスファルトや土が見えない位の岩屑とか人の肩までの軽四輪程もある巨石も道に落ちてる。この林道は風雨の日は落石が怖くて歩けない。
 国有林・林道の役目はもう果していない道で、登山者のみが上を眺めて通過する。高曇りで日差しが無いようでも有って暑いです。落石帯はとにかく休まず早めに通過して林道終点まで歩き通す、終点の木陰で一休み。ここまで来るとほっとします。下山時には幾分陽が山陰と雲に遮られ風も谷から吹いてきて涼しく歩き易い
 登山者が1名ずつ2人下山してくる。1人に尋ねると6時に登山口を出発したそうな。「早いですね」。この後山頂までに2グループ8人程下山者にすれ違う。人気の山で結構皆さん早いよーさすが三百名山の山也。
ガードレール横まで塞ぐ岩屑 軽四輪程ある大岩
ツクバネソウ イワカガミ
 ツクバネソウが集団で咲いてる、地味な花ですがアップで撮ると見栄えがする。まだイワカガミも花を出したばかり、鈴鹿と比べても相当に遅い開花です。
 再び山道:林道終点から薄日の差す笹原を歩いて行くと笹ではウグイスが鳴いている。笹原から小さい沢沿いに歩きやとっこさ檜の原生林、森の中は涼しくて生き返る。山頂まで後50分の案内板が有るがそんなには掛らない、10分も歩くと次に後20分の案内板、そうだろうと思う。最後の緩めの坂を登ると池で一度に沢山の人とすれ違う。ぬかるみ帯なので土の中に寝かせて有る丸太の上を全員の人がヨチヨチと渡るのを待つ。中にはバランスを崩し泥に足を取られる人もあり。ストックが有る人は楽々と渡っていく。ちなみに自分がストックを突くと物凄く潜り泥の深さが判ります、ストックの先が20センチはズブズブと潜る。
水芭蕉②
水芭蕉③
バイカオレンソウ 水芭蕉
 水芭蕉は時期が少し遅いので苞が外れたり黄色くなってるものも。良く見ると大きくなった芭蕉のような葉の脇に若い白い物が出ています。
同じ様な場所にショウジョウバカマが咲いてる。帰路登る時気がつかなっかたシャクナゲの蕾が赤くなってのも見つける。まだまだ他の蕾は堅いです1~2週間は後でしょうか。
ショウジョウバカマ シャクナゲの蕾
標識に三百名山と記入されてる。幾分風化してきた。
林道より清流を見下ろす。
 山頂:山頂に着くと子ども連れのグループが居て賑やかです、直ぐに場所を開けて下さり展望台へ上がる。櫓の展望台の上は風が通り気持ち良い。御嶽山も中央アルプスも雲の中で展望は利きません。しばらく居てから次の来た方にゆずり三角点の横のベンチで昼食。ビールと何時もの稲荷、保冷剤で冷やしてきたビールはまだ冷たくて旨いなー、帰路はKさんに運転お願いしました。
参考タイム*登山口7:55~8:20つり橋~9:12上の林道9:27~10:25林道終点10:37~11:15檜の原生林11:30~12:05奥三界岳山頂12:40~
13:40林道終点13:45~14:55林道下降点15:00~つり橋15:45~登山口16:05  歩行数25787歩

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