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H24年10月24日鈴鹿・青岳とブナ清水

ブナ清水のブナ、紅葉はまだまだ。
 メンバーはFさん・KさんAさんと自分の4名、Aさんはちょいと久しぶりです。
 青岳から望む国見尾根は国見岳の下辺りが紅葉している、あいにくの曇り空とて色目が曖昧になっている。
 ブナ清水でゆっくりする、コッヘルへ湧き水を汲んで湯を沸かすドリップコーヒーを入れる。午後は雲も取れて日差しが降り注ぐ、伊勢谷小屋付近の林道を歩いて行く先頭のK「ギャーッ」。 
アザミ 紅葉始める縦走路をゆく。
 メンバーはFさん・KさんAさんと自分の4名、Aさんはちょいと久しぶりです2年ぶりかな。
 天候:曇り後晴れ間出る。駐車場で管理人さんに毒キノコの注意を受けてから歩き出す。毒キノコは人の手型をしてる極彩色のキノコで素手で触っても痛みを覚える猛毒だそうです。楢枯れの根元に繁殖するそうです。「おー怖っ」い代物ですが歩いた範囲では見かけない。 
 広い駐車場には5~6台の車が駐車されてる、軽四から降りて駐車代を徴収に見える料金500円を支払う。領収書は「朝明観光協会」の「環境整備協力費」とうたって有ります。それと注意としてキノコの話を聞く。
 何時も辿るコースは昨年もですが、急坂の有る腰越谷からハライドへ上がり、又腰越峠へ下りて~きのこ岩~縦走路~青岳。又きのこ岩へ戻りブナ清水へ下るのです。
 今日は会の下見を兼ねて逆コースを行きます。朝明渓谷~伊勢谷(旧千種街道)~根の平峠~縦走路~青岳~きのこ岩~ブナ清水~伊勢谷~朝明渓谷へ歩きました。
なに・落ちないの?自然の造形です。
 朝明渓谷~根の平峠:最初の橋を渡り舗装道を歩いて行く時々車が通り。道の両側の建物は以前民宿かなんかだと思ってけど今は閉じられてずいぶん使われて無く荒れた様子です、根太が腐ってる建物も見受けられる。
 林道を歩いて行くと橋のたもとにブナ清水と根の平峠への道標が有る。橋を渡り山道へ初めは杉が多い道で幅も広い。平日なのでどなたも居ない建物の横を通り先へ進むと、車止めの前に車が駐車されてる。直ぐに崩落地で植林がされて間がない所を過ぎて、旧千種街道の幅広の舗装道路を歩いて行く。黄色のアキノキリンソウが咲いてる。
 
 舗装は何時のまにか剥がれて砂利道になる。堰堤を幾つか乗り越えて、沢を丸太橋をで渡ったり岩の上を渡る。次第に登山道も狭くなり幅半間程ですが歩き易い普通に歩ける道です。伊勢谷は広葉樹に覆われてますから道の上を見上げますとチラホラと紅葉が始まってる。

 最近の台風で土が流れてしまった荒れた急坂を登るとブナ清水への道を分ける。昨年までは分岐にブナ清水と書いた立派な道標が立ってましたが撤去されていた。想像するに初心者さんでも皆さんがブナ清水へ向かうので迷う方が出たからかと・・・。ここからはもう根の平峠の稜線が間近に見えて一登りすると峠に到着。

 昨年も「ブナ清水への道が判らない」とガイドブック片手のおにいちゃんがやって来た。「自分たちのの歩いた跡が落ち葉の上に残ってるから踏み跡を忠実に辿れば行けるヨ」って答えたけど行けたかな。
 落葉の時期は木の葉が道を隠してしまうから、少し鈴鹿の山に慣れた方で無いと辿りつけないのかな。 
ゆるぎ岩と大黒岩・国見尾根も少し黄色になった木見える。 何時もの山仲間。
 根の平峠~青岳~きのこ岩~ブナ清水:
 峠からは歩き易い尾根歩きです、少しずつですが広葉樹の葉も黄色に色付き始めました。ハゼなんかは真赤に染まってます。緩やかな尾根の登りがいきなり急坂になります。標高差を150mも登ります、古道は雨で抉られてU字になって露岩が出てる個所も・落ち葉が道に堆積してる所も有ります。時々右手の新しい踏み跡を登るがつま先上がりでこっちも苦しい。30分も頑張ると平らな尾根へ出ますから一休みできる。
 
 花崗岩の大きなのが何個か固まった所も有ります。本当に痩せてて細い方でないと通過出来ない大岩の割れ目も有る。後で戻って見ると本当は右側に登山道が有りました。そこを過ぎるともう急坂も無い稜線歩きです。右手の滋賀県側から冷たい風が吹き付けてる。天気は曇りで黒い雲が低く山頂部近く右から左へ流れる。青岳直下の急坂をよいしょと登ると、青岳の標識が立ってます。
 
 岩の上におじさんが一人見えて国見岳の紅葉を撮ってみえますが「日差し当たるとうまく撮れるが雲が・・・」そうだ。瞬間的に光が当たると赤と黄の紅葉がパッと見えた。国見は紅葉が始まってる。
 青岳からは国見岳と国見尾根の見晴らしが良いけど、曇り空で光がないので平面的なべたっていう景色です。一度陽が差しましたので紅葉してると判りました。 そこの岩の陰で昼食。
 昼食時も曇りでで稜線は冷たい風が吹いて寒いです。下界では想像出来ない位気温も低いのでしょう、手袋の指先が痛いから。予報は晴れで過ごしやすいそうだが、とんでもなく寒い一日です。稜線上は西風は吹き付け寒さしのぎで一枚上に羽おる。
 寒いので早めに昼食は切り上げて出発。道を戻り縦走路から腰越峠への分岐で右折する。 
Aさんはキノコ岩は初めて。始めて見る人はびっくりする。 きのこ岩とうしろは釈迦ケ岳
 きのこ岩に立ちますが風が物凄くて強くて寒いです、手袋の指先も痛い、それほどに気温は低いようだ。早速ブナ清水目を指しました。
 腰越峠への尾根を下って行き途中、ブナ清水への道標で左折。下が笹の細い道をなだらかに下って行くと、森の中の急な下りになる。
 樹木にペンキが多すぎる位付いていますから、上からだとあんまり迷わずにブナ清水へ行けます。以前はこんなに標が無くて、迷い尾根が2つ3つ有って迷い易くて良く間違いましたが、今は左折する場所でもブナ清水の道標が立っています。
 左へ降りて行くとブナの大木でその下が、平坦になった場所が有り大岩の下から水がコンコンと湧いてます。ブナ清水に到着。ある時等はここでひっそりと読書をしてる方も有るそうな。静かで良い雰囲気です。
 ブナ清水でゆっくりする、コーヒータイム・ぶな清水を汲んで、沸騰させてドリップコーヒーを楽しむ、東京土産の甘味も頂く。ブナ清水は風も強くないので過ごしやすく、森の中のコーヒーで癒される。おいしいコーヒーでした。30分程休憩してから下山に掛る。
ブナ清水で水を汲む。 ブナ清水下部の森を下るメンバー。
?アキギリ
 下山して行く午後は雲も取れて日差しが降り注ぐ。
 登山者は平日なのとマイナーなコースなのか一人しか会いません。最後にブナ清水と伊勢谷道出合いの手前で伊勢谷へ下って調査してる四日市大学の・職員?先生なのかな 数人の方に出合いました。ブナ清水周辺とその下部のブナの本数・位置・太さ等を調べて三年目だそうです。
 
 日差しの中伊勢谷小屋付近の林道を歩いて行くと、先頭のKさん「ギャーッ」て悲鳴「マムシマムシ」で立ち止まる。足元の50センチほど前にとぐろ巻いてる。Aさんは違う違う「ヤマカガシだよ」よストックの先へひっかけて草むらへ退散願う
 楽しい一日をすごしました、おけがさんで。
駐車場に有る参考地図。
コースタイム:朝明渓谷駐車場9:25~10:25伊勢谷中程10:30~根の平峠10:42~縦走路急坂の上11:06~11:32青岳12:00~きのこ岩12:05~ブナ清水分岐12:10~12:30ブナ清水13:00~13:15伊勢谷道出合13:20~14:15朝明渓谷駐車場

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