エヴェレスト展望 ネパールへ 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山 24年の山

H24年11月7日鈴鹿/三国岳とダイラの紅葉

紅葉した木を見つけて
 やっとかめに夜叉ヶ池に行く予定が、天気予報・揖斐川町坂内広瀬は傘マークです、ここりゃまずい前回の山・龍〜静ヶ岳と同じ目に遭うと方向転換して時山から三国・ダイラの紅葉を探しに。
 11月には一回は訪れるダイラ、森は少し紅葉の木も有るけどまだ早い様子。
尾根の急斜面を登るKさん。 ダイラの紅葉
 天候:曇り時々日差し。稜線は西風が冷たい。メンバーはKさんと自分。コースは時山〜ダイラ〜三国〜烏帽子〜時山です。

 上石津町時山、今年の台風17号の時避難勧告が出た山村です。道路の所所に土砂避けの大きな土嚢が並んでいます。バンガロー村の駐車場は流れ出た土石置き場に変わっていて5mも石が積み上げてある。駐車場のすぐ前のおばさんと話をすると、「家は良かったけどもう少し上は酷いもんだで」「川も酷いもんだ」。牧田川の清流を見ると見なれた緑の清流が無い、河原の石が入れ変わっていて見なれぬ風景です。自然の脅威は口では言えない恐ろしさです。
紅葉
 時山〜三国岳:登山道から尾根を急登する、始め杉の植林帯で雨で流れた落ち葉や風倒木が作業道を塞いだりしてる。獣の足跡ばかりで最近は人が殆ど入って居らず踏み跡は無い。30分も登ると、明るい広葉樹林に変わる、そこから尾根の中心に登るまでは急坂で有る。まれに目標が有ります。
 尾根の上に乗るとほぼ平坦な斜面、何処でも歩けるので落ち葉を踏んで、てんでに歩いて行く。暫く緩やかに登ると池が有り、池は動物のヌタ場で池のふちに動物の痕跡が顕著です。池の先に597mの標高点、木の看板が付いてる。その後は狭い尾根状の道で踏み跡が判り大体同じコースを歩いて行く。
 池から15分でダイラへの下降点(自分で決めてる)コルから獣道を辿り緩やかに下って行くと直ぐにダイラの一角へ着く。辺り一帯の足元にはオモトが生えてる。石ガラガラで平らな所を歩いて三国岳方面へ進む。時々紅葉してるが全般的にはまだ早い。森の木の下から見てるのでまだ緑が多い。上から見ると一部は紅葉してるように見える。暫く平らな所を歩いて小沢を渡り緩く下ると阿蘇谷からの登山道に出る。
 
 阿蘇谷登山道上部は落石が積りガラガラした場所が増えていて、前より道は荒れた感じです。倒木が登山道にかぶさる所も有るが、なんとかテープを辿り道に戻り稜線へ出る。稜線上は西風が吹い付けて寒い。寒さしのぎに最近ついでに購入したマフラーをするといくらかましになる。
 尾根上の道を歩いて行くと急坂になり、三国岳手前で2名の登山者に出会う。まもなく三国岳山頂、西風が強く吹いて寒いので東側へ少し下がり昼食にします。上に軽量ダウンを着ると寒くなくて丁度良いです。
稜線へ出てから振り返ると山は広葉してる。
三国岳 三国と烏帽子の稜線。陽が差し混む
 三国岳〜烏帽子〜時山:食後少し戻りテープが沢山巻いて有る縦走路の降り口から急坂を下る。気おつけていても小石が落ちる。急坂を降り切るとこんどは低木のなだらかな尾根になります。最近ですかね、ブルーのペンキがあちこちの吹きつけれれて居ます。青ペンキ付け過ぎで景観が悪くなってますね。尾根を下り又登ったりして進む、時々狭い尾根状の個所も有りますが、樹木が両側に有るので左程怖くはないかな。
 三国岳から30分も歩くとブナの大木が有る、帽子を取って頭のてっぺんをブナに付け、仰ぐように写真を撮るがまだ紅葉は早いです。
 ブナを過ぎると今度は鉄塔です、ここは見晴らしが良いけど写真を撮りたい斜面は雲の下でそうは旨くはいかない。
 烏帽子岳と時山への分岐(ショートカット)で時山へ直接下ることにしました。あんまり休まず歩き続けて時山へ到着。
稜線のブナ将軍・紅葉はまだかな
コースタイム:時山8:41〜9:10広葉樹の尾根9:20〜池9:35〜ダイラの一角9:57〜10:45阿蘇谷登山道10:50〜11:15三国岳11:50〜12:20ブナ将軍12:25〜時山13:55            13689歩

ホームへ戻る     ネパールの山