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H24年11月11月16日鈴鹿/雪の頭陀ヶ平と木和田尾

真北に見える霊仙山が真白い。
 山は冬景色、知らぬ間に新雪名残の紅葉を楽しみ、11月もまだ半ばですが山は新雪が降り積り雪の上を歩いてきました。
 北に見える伊吹山が真白に、初冠雪也。昨日の雨は山では雪だったのです。
 それと台風17号の爪痕が凄く残ってた。
 天候:晴れ午後雲少し湧く。メンバーは何時ものFさんと自分。
 今朝は6時20分頃より名神高速が事故の為岐阜羽島と一宮ジャンクション間で通行止め、下道を西へ西へと走りますが何処でもやけに混んでます。一宮や一宮西インターで降りたトラック達が橋へ押し寄せてきます木曽川を中々に渡れない。やっと渡る橋から、西に見える伊吹山が真白に、初冠雪也。昨日の雨は山は雪だったようです。岐阜羽島より高速へ上がる。
 11月もまだ半ばですが山は新雪が降り雪上を歩いてきました。
なんじゃこりゃあ!植林の斜面が崩落して谷へ落ちてる。
  山口給水場~鉄塔R201:登山口に予定より30分程遅れましたが到着。先着の車1台停まってます。
 準備して歩き出し、杉林の平坦な道を行くと狭い涸れ沢を越えるのですが、沢の幅が広くなってます。台風で手前の土が流れて沢の石灰岩も春より白く幅広になった。
 浮いた岩ゴロゴロと荒れた様子の沢沿いに歩いて行く、旧登山道は大分流されて道なき道を登って行く。浮いてる岩が多い。つい乗るとクルリって動き思わずこけてしまう。こけたけどなんとも無いです。
 誰か付けた新しいビニールが杉に巻いて有り左手斜面へ上がるそして下ると、沢を凄い量の倒木が塞いでる。なんじゃこりゃ!と思わず驚く。植林の斜面が10m~15m四方も崩落して谷へずり落ちてる。台風17号の爪痕が凄く残ってる。
 倒木の間を潜り、乗り越え・跨いで上へ抜ける。なんとか人は抜けられました。
 この後も登山道・沢は深く抉れてしまい旧道な消えて歩けない、以前は水の湧き出してる大岩の所も抉れてます。踏み跡程度ですが歩ける斜面を攀じて登って行く。尾根へ上がってからも水の流れた跡が有ります。
 子向山へ向かう尾根へ乗ると日差しで辺りが明るい。ここらへんは余り流れた跡は有りません。風もなくて寒さも感じない良い気分で歩いて行く。紅葉のさかりの中を登り痩せ尾根状の所過ぎる。少し下り、右手分岐道も有る所から登り坂を上がる。登りがきついが暫く歩くと緩やかになり、まもなくR201の鉄塔へ出た。
尾根の紅葉
新雪と紅葉。
 鉄塔R201~頭陀ヶ平:鉄塔で休憩する。快晴なので視界は良い、伊吹山・左に霊仙山が真白く見える積雪量が多いのだ。目を右に白山が大きくその左に能郷白山は少しだけ白く見える。鉄塔越しに乗鞍・御嶽山。右に中央アルプスも白く、雪の無い恵那山の脇に南アルプスが見える。
 ここも風がなくて過ごしやすい。又歩き出して暫くすると坂本谷下降点右白瀬峠分岐道標、坂本谷は通行禁止です。紅葉の中に雪が見え始める、谷に積雪が多い。
 分岐の道標を過ぎると積雪を踏むようになる。べとってした雪で後に雨になったのかな?先行者の踏み跡がはっきりしてくる。登って下ってきてるから、違う道を下ったようですれ違わなかった。
 段々に雪の斜面も急になってきた。次第に20センチ程有った雪が中電作業員小屋の付近まで登り、吹きだまりは雪が50センチも有るようになる。膝まで雪が有る状態です途中でスパッツを付けたので大丈夫です。Kさんが先頭を行きます、トレースが有るのでその上を歩いて行くが雪が靴に入るかな。鉄塔手前の急坂を上がると鉄塔です。上の稜線まではもう少し登らないといけない。先行者のトレースは頭陀ヶ平へ直接上がらず、三角点の北稜線へ直接に上がってる。何時も自分がシリセードしてる場所です。休まずトレースを辿り最後の急斜面を上がると稜線、稜線も雪が多くて、先行者は西側を辿って三角点へ向かってる。同じようにトレースを歩いて三角点へ到着。山頂はやはり弱いが風が吹いており雪は少ない。 
白山遠望。
伊吹山初冠雪、歩いてる間に雲が出始める。
鹿のトレース、雪が深く50センチは有る。
 下山:山頂で記念写真、早速下の段の鉄塔近くまで下る。自分が先になり下段鉄塔へ直接降りるルートをラッセルしていく。急坂なので何回かジグザグに歩いて下へ到着。大きめの木に凭れて昼食にする。ここは風がなくて暖かい、周りが雪ばかりですが寒く無くてぽかぽかしてます。

 食後ゆっくり下山、登ってる時と下りではもう雪が解けて少なくなってる。坂本分岐付近には雪が有ったのに辺りは少し解けてしまってる。
 鉄塔R201からは来た道と違う左方側の登山道を歩く。雪で何処でも歩けるけどなるべくはトレースを探して歩く。
 鉄塔をもう一つやり過ごし右さがりの斜面を下ると、平坦な広い所へ出ます。以前は水の通る小さなくぼ地が有ったのに行くと、大地が裂けたように深く3mも抉れてる。落ちないようにこわごわ飛び越える。平坦部の先の水無谷がびっくりするほど大きく崩落しています。どんだけ水が流れたのですかね。驚きつつ慎重に下山する。
御池が雪で白い。 頭陀ヶ平山頂にて
午後下山して行く。
R201鉄塔下部の平坦地の水でえぐれた個所。深くて3mで幅は20~25センチ程も有りそう 途中の水無沢が深くえぐれています。5・6mも深く土砂が流れてしまってる。
コースタイム:山口駐車場9:16~10:25子向山~10:50鉄塔R201~11:28鉄塔L203~12:03頭陀ヶ平12:05~12:15一段下の鉄塔12:45~駐車場14:12    歩数:14890歩

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