とらさんの山と花･H24年12月8日三河/宮路山と五井山/TITLE>

H24年12月8日三河/宮路山と五井山

　今日は会の月例山行、メンバーは19名。山行終了後忘年会の為、何時ものバスでは無くて公共機関を利用する。
　天候は曇り・まれに晴れ間、強風。山腹・森の中は左程風を感じませんが山の山頂・尾根上・稜線歩きには北風が物凄く強くて凍える。
　雲空ですが三河湾が美しく光っています。

　名電赤坂駅～宮路山：無人駅を降りて踏み切を渡る、国道一号線を横断して信号横のホームセンターのトイレを借ります。靴紐など締めて登山準備、舗装道路を歩いて信号へ、信号の左右は旧東海道。左へ行けば10分程で御油の松並木、右へ進む旧東海道赤坂宿、古びて存在感を増した昔風の旅籠（今でも泊れそうです）・本陣跡の碑とか残ってる。お寺さんが多いです、暫く歩き宮路山の道標を見て左折。100mも緩く歩くと再び道標、登山口也。
　登山口から急な石段を上がるとそこは少し広くて広場になっていて、忠魂碑が鎮座している。広場から尾根状の山腹を歩いて行く、道幅が広くて緩やかで充分な整備された遊歩道です。歩き始めは山腹の森の中で常陽樹林帯、まだ紅葉してる木も見かける。尾根の上に乗ると風が強く吹く、目の下には大きな駐車場でトイレも見える。
　直ぐ上の東屋で小休止、甘い柿をむいたものを頂く、雲が低く垂れこめて視界は余り良くない。小屋の裏から急坂が始まりツツジが紅葉している。コアブラツツジかな、この辺りは初めてなので知識が有りません。登り切ると宮路山山頂361ｍ、石碑が有り正面に三河湾が展望できる。風が有り写真を撮ったら直ぐにまた歩き出す。
　山腹・森の中は左程風を感じませんが山の山頂・尾根上・稜線歩きには北風が物凄く強くて凍える。手の指先が痛いです。

　宮路山～五井山～国坂峠：10m戻り縦走路へ入る、道は幅広で2人並んでも歩ける、すれ違う登山者も結構多いです。なだらかな尾根道をスタスタって感じで進んで行く、少し登り又すこし下る、時々舗装された林道を横切りまた山道入る。舗装道路から細くなった道を上がると登山者沢山休んで居る場所が五井山454.4ｍ頂上でした。（454.4ｍについては国土地理院２万５千図より参照）
　風が強く皆さん風下側へ下って昼食中です、置いてあるベンチにも人が居ますが風で寒そう。NTTの鉄塔後の西側に藪・樹木が有る所が風が少なめなのでそこまで移動して腰を下ろす。担いできたワインと自分で持ってきた焼酎でお湯割りにする。貰ったワインを飲んでると焼酎が直ぐに冷えてしまう。
　食後寒いので早めに切り上げて歩き出す、林道を出て少し先の標識・国坂峠へ下る。道路脇に祠状に岩が組んであり中に石仏が座っています。道は登山道らしくなり一人歩くだけの幅になります。小沢が流れてて、岩屑ゴロゴロの歩き難いです。道は沢沿いと云う事もあり湿気てる分滑り易いので慎重に下る。
　国坂峠へ出る林道と交叉しながら降りて行くと。ガチンガチンとおじさん達が動物避けの鉄網を設置中です。縦の杭を地面に打ち込む音が続きます。
　下り切ると国坂峠。県道で車が通る広い道を渡り、反対側の登山道へ、柵の間に開く個所が作って有ります。

　国坂峠～御堂山～砥神山～三河三谷駅：県道を渡り柵の間を通り抜けて、無茶苦茶・急な登山道を登る上まで見えないけど100ｍは高度差有りそうです。
道は一人歩くだけの幅しか有りません。先程飲んだアルコールがもろに効いていて、足が上がらなくなる、口開けて酸素を取り込んで・・・まあ「はーはーハーハーッて」酸欠状態で歩き続ける。やっとなだらかになり休憩。先程先駆して分れた倉〇さんが今、三河三谷駅に着いたって電話で聞く14時12分、もう駅に着いたのか！「まだ山の中を歩いてます」って言って電話を切る。まあ心配して少しばかり損した気持ちです。まあいいいか。
　一つコブを越えてまた登ると御堂山363.7ｍで、丹野城址の碑が有ります。山頂部は木立の中で暗くて視界が余り無い、一段下るお開けて三河湾と豊川河口が近くに見える。
　御堂山からは緩い坂道を下り舗装道路を通り緩やかに登るとさがらの森です。展望台は通り過ぎて砥神山252ｍへ、祠とベンチが有ります。少し休んでから下山して行くとトイレ有り、トイレからは林道を歩き直ぐに舗装道路となる。道の両側にはミカンが鈴なりです。風が吹いて寒く、車も時々通ります、国道１号を横断して右折するとまもなく三河三谷駅へ到着。今日の山は終了・結構歩いたようです。