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H24年12月12日鈴鹿/藤原岳雪の山

天狗岩
 平地でも10日の月曜日雪がたっぷり積りました、岐阜15センチ木曽川でも15センチだそうです。自宅の周りは5センチ程です。山はきっと雪がたっぷりなのでスノーシュウを持って山へ行ってみましょう。メンバーはFさんと自分Kさんは用事が有るそうな。
 歩き出しの神社奥から薄く積雪が有ります、こんな年は珍しい。
 展望台の方は先人のトレースがついています、皆さんそちらへ向かう方が多い。で手前どもは踏み跡が付いてないまさっらな斜面を天狗岩へ向かう。
登山口休憩所裏の雪。 四合目上を歩くFさん。
 天候:曇り時々晴れ、山頂部は風有り寒い。ガスが巻きそうで巻かない。
 登山口~八合目:駐車場には車が数えると11台も停まってる。平日なのに結構人出が多いんだ。歩き出しの神社奥から薄く積雪が有ります、こんな年は珍しい。薄く積った二合目、静かです鳥の声も聞こえない。杉の植林帯の三合目付近は、登山者の踏み跡がしっかり残っています。雪は踏まれて少し泥が交ってる。気温が高いので解けそうな雪ですね、帰路は四合目下から雪が解けて泥交りでした。歩き出しは指先が痛かったけど歩いてると温まってきて大丈夫。
 下着はひだ〇で、中間着はファイン〇で三枚目はフリース。汗出そうだけど出無い、気温は丁度良いくらいです。
 四合目に出るとここは何時も風が吹いる所です、今日も幾分北風が吹いてます。寒そうなので五合目まで休まずに進む、四合目からは白い雪の上を歩くようになる。五合目手前では雪に青紫のインクを落とした様に所々青く染まってる。上も見上げると青い実が付いた木が有ります。サワフタギかと思う。五合目で小休止、雪は10センチ程も積ってる。日当たり良い所なんで、雪は水分多くてべちゃって感じです。
 再度歩き出してジグザクに登って行くと六合目、トレースが多い平坦な方からの道を歩く。道は沢山の人に歩かれてるから踏まれてて歩き易い。道脇の積雪は30センチ程かな。登るにつれて段々多くなってきます。まったく土が見えない状態です。昨年等は七合目下付近からの雪でしたが今日は七合目は真っ白です。傾斜がきつくなり雪も80センチ程になる。先行者のトレースを歩くけど、股の下まで潜った跡ですね。Fさんストックを突き刺すと、「1mは有るぞ」と言います。
 吹溜りを上がると八合目登山者4名休憩中、普段より風は弱いけど、風避けも兼ねて来た道を5~6mも戻り木陰で小休止。装備を替えるゴアの手袋で上にヤッケを着るこれで少々吹雪かれてもばっちり。
九合目から麓を眺める。
藤原山荘 樹氷の道を歩く。
 八合目~藤原山荘:八合目からは休んだ手前側に冬道が有ります。皆さんはトレースの多い方夏道へ入って行く。自分達は冬道へ、先に歩いてるトレースは3名程の感じで足跡がズボッって感じで付いてる、坪足アイゼンかな。出っ歯の12本か10本、ふかフカの新雪で・なんでこんなとこでアイゼンかと思うけど、俺は古いのかな?ワカンかスノシュウーなら判るけど。アイゼンだとラッセル楽なのかな。
 今日は積雪が多いのでリスクは少しでも避ける意味から絶対冬道を行く。もちろん昔雪崩たことが有る斜面は歩かない方が良いと思う。どれくらい積るとやばいのかな?
 結構な急斜面を直登して行ってるので踏み跡を付いて歩く。斜面に入ると雪は少なくなり足首程で有る。ストックを利かして斜面を登ると、サッキ八合目を先に出発して行った登山者が上に見える。夏道を来たようです。すると間もなく九合目に到着しました。
 九合目から先もズットとトレースが付いてるのでそのまま坪足で登って行く、雪は膝まで来る程に多くなる。踏み跡は坪足の人、ワカンの跡と付いてるけどトレースを外すとズボッと膝上までまれに潜る。時々ステップが崩れるも上々で歩けます、何時もよりらくちんかな。植林帯の斜面を上がり切ると傾斜は緩くなり灌木帯に、雪ますます深くなります。すると直ぐに藤原山荘へ到着。
山荘前よりの展望丘。
 山荘~天狗岩:山荘内は結構人が多いです、空いたテーブルで昼食、食後外へ出る。展望台の方は先人のトレースがついています、皆さんそちらへ向かう方が多い。
 で手前どもは踏み跡が付いてないまさっらな斜面を天狗岩へ向かう。山荘前でスノーシュウを締める、雪が風で舞って指先が冷たい。つい慌てても旨くいかないもんだ。寒い風に吹かれて歩き出します、まずは山荘北の雪が風で飛んでしまい雪の少ない、岩等が出てる緩い坂を登って行く。シュカブラっぽい風紋が雪に付いてる。ぎゅぎゅって感じで歩く。上まで登ると樹氷が灌木に付いていて綺麗です。天気が良ければ北に伊吹が見える所ですが雲が飛んで行きます。
 登ると今度は下りです、吹溜りになっていてスノシューもふくらはぎまで潜る。久しぶりにラッセルして行く感じです。雪はやはり重いかな若い頃みたいにドンドン雪を蹴飛ばして歩けません。陽が横から差して樹木の影が幾何学的に綺麗です。上を見ると梢に樹氷が付いてる。
 時々スノシュウーが外れる靴が合わせて有るのと違い少し太いかな、シンドイから途中で一回Fさんと先頭を変わる。Fさんのスノシューの上に雪が乗っかるので「雪重いっ」て言ってる。又登り斜面で交代して灌木を何回か潜ると天狗岩の横へ出ました。着いたら雲が切れて行き視界が良くなる。山荘から50分も掛かったけど、真っさらな新雪の上を歩けて良かったです。
トレース無しの斜面を行くFさん 白瀬峠方面。
樹木の文様が美しい。
凄い絶景です樹氷の山の向こうに平野が見える。
 帰路:思いは頭陀ヶ平経由木和田尾でしたが今日はとても雪が多くて無理なようです。30分の所を50分掛ってるから鉄塔まで時間が掛り過ぎると思う。
 山荘までは行きより帰りは早いです、森の切れ目から素晴らしい景色です、ここまで来ないと見られない絶景でした。山荘横を通り自分勝手にルートを歩いて下山して行く。それと登りのトレースを壊さないように注意して歩く。
 踏み跡無しの斜面でスノーシューまた又外れる、右足外れたまま前に歩くので、ゲッ股上まで雪に潜る。雪深いわ・・・・・・。
 スノシューを履くけど「えっ」と自分で驚く。雪をどけるとおや「left」と書いて有るのだ。左右逆に履いてるから余計外れるのか、年だボケてるわな。
 冬道を下って八合目からは同じ登山道を降りて行く。
歩いた雪道。 天狗岩にて
コースタイム:大貝戸登山口9:17~四合目10:00~10:12五合目10:20~11:04八合目11:15~12:00藤原山荘12:25~13:14天狗岩13:25~山荘13:55~八合目14:30~15:00五合目15:05~登山口15:35

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