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H24年7月11日滋賀県/伊吹山③・花

エゾフウロ
 7月11日日午後からは雨の予報、午前中の晴れ間に伊吹山に登る。メンバーはFさんKさんと自分。
 雨が降る前に下山できるかが鍵です。花は前より少し別の花が出てきた。①三合目のユウスゲは少し咲き始めています、日差が暑い9時50分なんで咲いた花がうなだれる。②登山道下草刈りで花が多くは消えたが刈られた後遅れて花芽が出たのが少し咲いてます。
 7月に中央アルプス南駒ヶ岳と摺鉢窪避難小屋へ行く予定のトレーニングを兼ねてます。下り二合目手前の所でKさん「足が・・・」。
クルマバナ
ヤマホタルブクロ カワラナダシコ
五合目から上部を見ると雲が右から左へ流れている。
ガスの山頂部・伊吹山寺の前・霧で「なーんも見えない」。
 上野道:天候は晴れ後曇り上は深いガス(霧)。
 三ノ宮神社横から準備してから三人が歩きだす。Kさんは久しぶりなので「先頭でゆっくり行ってちょ」。登山口から一合目までは道幅は1間から2間も有って広くしっかりしてるが勾配は結構ある。植林帯の中を歩くので日差しがないのはありがたい、少し風が吹いてる、でも今日は蒸して暑い。
 1合目を過ぎて草原の道をどんどん登る、傾斜がきつく一本調子の登りである。日差しを遮るものが無くてじりじり焙られて歩く。どっと汗が吹きだす、Kさんは順調に歩いて行く。
 二合目の木立の下で小休止、水分補給しておく。二合目から先の徳蔵山の付近からは傾斜も緩くなり広い道なりに登って行く。山頂までの道が県道と言われるとそうかとも思う。山道としては立派で幅広い。下草刈りされてやけに道が広くなったと思う。そろそろ今頃なら左手にユウスゲが見え始めるが今年は全然見えない。ぽつりと1つ蕾が立ちあがってます。
 
 三合目手前でクルマバナとウツボグサが出てる、ウツボグサは数が少なく思う。仲間にトイレ前で待って貰い、クガイソウを探しに行くがまだ出ていない。
 三合目からの登山道は広くて下草刈りされて広々としています、刈られた後遅れて花芽が出たのが少し咲いてます。イブキフウロを見つけて写真を取ろうとすると風が強くて風で揺れてシャッターが押せない。何枚も撮ったけどうでしょう。写真を撮ろうと立ち止まる、歩き出すと仲間はズーット先を歩いてます。ぼちぼち追い掛けるけど前みたいに追いつきません。
 四合目を過ぎ石がゴロゴロの道、低木帯を登って行くと五合目へ着く、東風が強く吹きまくる。土・日・開くだろう五合目小屋、自販機が有る。ベンチで休止します。上を見上げると八合目付近で雲が右から左へ(東から西へ)凄い早さで飛ばされて行く。何時もですがホトトギスが「テッペンカケテカ」と良く鳴いている。
 登山道が凹状になった所の土手に沢山出てたヤマホタルブクロは土手の上部側に少し残ってた。ヒメレンゲも咲いてる所があったけど後で撮ろうと思うとその後は咲いて無い。
 六合目の避難小屋は横目で見て通り過ぎて歩き続ける。七合目を過ぎるとここら辺から雲のしたへ入ったようで曇りになる。下をみると三合目と湖東平野も見える。霧の草原にはカラマツソウが沢山咲き始めた。やっとカワラナデシコを1株見かけてシャッターを切る。
 途中から霧の中を歩くと八合目に着く、ベンチで一休み。
 八合目を過ぎるとだんだん霧も深くなる。九合目を過ぎるとグンナイフウロが有るが皆種ばかりになっています。園地もまだ花が少ない。
 伊吹山寺前へ出ると霧で何も見えない、売店も皆締まってる様子です。奥の方が一軒蛍光灯が付いて営業中なのでそこへ逃げ込む。
 霧と風で避難したお客さんでごった返す。帰りはKさんに運転を頼みFさんとビールで乾杯、売店のおじさんに断って弁当を使う。食後三角点へ向かうが風が南風に変わっていた。細かい雨も交る。それと強風で寒い、売店内は寒く感じないのでカッパも着てないので外は小寒い。記念写真だけ撮って急ぎ下山。
 
 雨が落ち始めるまでに登山口まで帰りたい。
伊吹山三角点にて。
ウツボグサも出ていました。 キバナノレンリソウ(黄花之連理草)
イブキジャコウソウ
グンナイフウロの種・霧の水滴に濡れている。 イブキトラノオ
 下山:山頂部は霧と細かい雨、風に追われ九合目へ向かう。すでに雨でもない細かい雨滴に岩が濡れて滑りやすい。九合目から先へ出て自分だけ六合目へ先行する。撮り残した花は無いかと目を地面と草地へ目を向けて歩いて行く。雲が去って来たのか七合目までが霧雨です。下へ降りるに従い雨も霧もなくなる。
 六合目避難小屋前で仲間を待つ、待つ間に猪独活の写真を撮り、時間に合わせてシシウドを走り書きする。するとそこへ仲間がきたのです。六合目から下は雲が切れて三合目も琵琶湖もうっすらと見える。まだ雨は大丈夫みたいです。
 三合目トイレ前で小休止、広い道をブラブラと歩いて下って行く。二合目手前の所でKさん「足が・・・」「どうした?」「吊った」少し待って後ろに付いて下山する。
 Kさん途中後ろ向きで歩くのだ。なんとか雨の前に駐車場まで帰る。
 摺鉢窪避難小屋へ行く予定はとても・・・10時間も歩けんねーと云う事で×になる。途中ビバークか12時間も掛っても登れそうにないよ。残念又機会が有るさ。
 
 伊吹山は草刈されてもまあまあ花が有ります、楽しめました。末長く子子孫孫にまで伝えられる自然環境を守れたら良い。
六合目上から下を眺めると三合目・湖東平野が見える。
カラマツソウ
三合目付近でやっと見つけたイブキフウロ。
コースタイム:登山口8:40~一合目9:05~二合目9:25~9:50三合目10:00~10:20五合目10:30~11:15八合目11:25~11:45山頂部~三角点12:40~13:05六合目13:25~13:40三合目13:50~一合目14:27~登山口14:40    歩数18365歩

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