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8月2日、天候は晴後曇り。2日目は白駒池からニュウへ行きます。 宿を8時20分頃バスで出て昨日終了点・麦草峠へ向かう、昨日の麦草峠から先へ進み白駒池駐車場に到着。 ニュウの森は苔蒸して北八ツ独特の景色を醸し出しています。 |
横谷温泉~白駒駒池駐車場:旅館~国道299号・メルヘン街道~白駒池駐車場(有料) 白駒池駐車場~ニュウ: 旅館かバスの中で登山準備を整えてきたので駐車場横でバスを降りる、駐車場のトイレ有料・50円必要です。トイレと準備運動を済ませ出発。 道路を横断してコメツガの森へ、板で整備された広すぎる道を歩いて行く。三脚を持ったカメラマン多数、道の脇にキャンバスを立ててスケッチを始めてる画学生さん多数見かける。「こんにちわ」・「コンニチワ」って挨拶してくれる子と無言でキャンバスに向かって描いてる子もいる。 じゃり道を踏んで少し下るとまもなく池のほとりに白駒荘。ここでもカメラを構えている人々、絵を描く人を見かけます。ほとりにクリンソウが咲いてます。隣に名前の判らないピンクの花。ピンボケでした。 山荘から先は木道が狭くなり人一人分しかない。池のほとりを巻いて行くとニュウへの分岐があり少し傾斜の増した木道を歩くと土の道になる。少し泥濘と木道を通るとワタスゲの湿原へ出る。 ズッートなだらかな森の中の登山道が続く。倒木風に置かれた丸太の上を歩いたり土の上を歩いて行く。丸太は湿気で滑り易い。道は水分でぬかるんでる個所も有ります。昨日の雨なのかな。道の両側が苔むした森です鳥の鳴き声がしきりにする。 ニュウの森の標識の個所で小休止。ここから先は急坂になり先頭の会長さんはゆっくりと登って行く。急坂が一度緩やかになり最後の急登を登り切るとニュウでした。沢山の登山者が岩の上で休憩をしている、交代で岩の上に登る。 |
ニュウ~中山~高見石小屋~白駒池駐車場: ニュウの上は日差しが強い、空一面に雲が有りますがここは日差しが当たる。岩の上は風が当たり涼しい。振りかえると森の先に赤屋根の高見石小屋、眼下に白駒池が見える。南西を見ると天狗岳東峰・西峰が見えるけどその先は雲の下です。 ニュウから森の中の岩の上を渡るように歩く、大変歩き難いようです。そこを抜けると中山への縦走路へ向かい緩い登りになる。登山道の左から風が吹いて快い。割と歩き易い土道を登って行くと縦走路の分岐点へ出た。小休止する。 分岐から緩やかに登って行く、一登りすると中山、廻りが森の中に中山の標識が立ってる。先へ森を抜けると緩やかな岩だらけの中山展望台。右折する感じで岩がゴロゴロの登山道を下る。1時間も下ると高見石小屋へ出た。小屋前で昼食を取る。 小屋から丸山方面へ少し向かい途中の道標で右へ折れる道へ入る。地面がぬかるんだ所に板が並べて置いて有ります、板の上は滑るのでなるべく地面を選んで下って行く。なだらかに下って行くと直ぐに白駒池と駐車場の中間地点へ出た。お嬢さんたちのキャンバスの様子を聞きながら国道まで出る。 |
高見石小屋も40年振りです。昔は建物の背はもっと低くて屋根に石が沢山乗ってた。そして髭のお兄ちゃんが何時も居ました。 昼食後中を覗くと天井にランプが沢山並べて掛けて有る。ランプの並んだ感じが昔の雰囲気を出してます。夜・灯して貰らったランプを持って部屋へ向った。 小屋番の方と話すと「40年前に髭の人が居る時何回か来ましたよ、ここに黒い大きいテーブルが有ってもうすこし狭くて」って言ったら、「午前中まで居ましたよ・髭・オーナーです・20年程前にこちら側を改装したんです。」「昔からヒゲをはやしてましたよ」。そうなんだ。 今の写真を拝見すると髭だらけのおじさんです、昔はもっと若かったけど雰囲気がそうですね懐かしい。自分が老いたようにそれぞれに老いて時間が経ったんですね。ネットで調べるとオーナーは〇田さんと言われるそうだ、そんな名前を当時慣れ慣れしく呼んでたように思いだす。 青春の山だったあの頃、時が経つのは早いです。当時の山友、次郎長さん・ツジさん・Hさん・Yさん・デカちゃん。 皆さんどうされてますかね? |
コースタイム:白駒池駐車場9:00~9:10白駒荘10:15~9:55ニュウの森10:05~10:43ニュウ(乳)11:05~11:50縦走路・中山峠分岐12:00~中山12:12~13:15高見石小屋13:35~白駒池駐車場13:40 |