エヴェレスト展望 ネパールの山 16年の山 17年の山 18年の山 19年の山 20年の山 21年の山 22年の山 23年の山 24年の山

H24年9月月8日南ア前衛の山・日向山

オオビランジ
 会の例会、山梨県南ア前衛の山・日向山(ヒナタヤマ)1660m。メンバーは女子10名、男子6名でした。
 甲斐駒ケ岳と同じ登山口から登ります。登山口駐車場には皇太子殿下の駒ケ岳登頂記念碑が建てられています。
 「おむすびコロリンコ」から始まって足の吊りそうな方が出たのと、下山時アブに刺されたよ・・・と話題には尽きません。
ハナイカリ。
日向山山頂。 日向山・三等三角点1659.6m、周りは樹林帯で視界は無い。
 天候:朝は晴れ~後曇り時々薄日。
 一宮~尾白渓谷:一宮を6時少し過ぎてからバスは出発、メンバーさんに車上荒らしに有った方が出たようで・・・・少し出発が遅れる。一宮インターから高速に入り天気がまだ大丈夫そうな高速を進む。中央高速駒ヶ根SAでトイレ休憩。小淵沢インターを9時に降りて国道20号を走り尾白渓谷へ辿り着く。高速道路肩にはススキの穂が沢山風にそよいでる。行くまでの道の両側の田んぼの稲は黄金色に輝いて稲刈り真近です。
 
 甲斐駒ケ岳と同じ登山口から登ります。登山口駐車場には皇太子殿下の駒ケ岳登頂記念碑が建てられています。
 マイカーですと1120mの林道にある登山口まで行けますが、中型バスの為広い駐車場からの登山となる。120台と書いて有る大きな駐車場とトイレが有ります。売店も駐車場脇に有ってバイクでおばさんがきてこれから店を開くようです。秋・紅葉の時期は東京からの紅葉狩りの人で大渋滞するという。今日は充分駐車スペースが有ります。
 
 尾白渓谷~日向山登山口:皇太子殿下碑の説明を受けて尾白渓谷へ広い道を進む、100mも行くと日向山登山口まで50分の道標が有りここから急坂を登りだす。道幅は半間と広くて良く整備されて歩き易くなってる。登り始めの小屋の所にピンク色のツリフネソウが咲いてます。
 森が深くて曇り空と木の下は光が少なくてコンデジではピントが合いません。桧とかコナラとか広葉樹と針葉樹が交る森をジグザクに登って行くと、道路脇にヤマジノホトトギスが咲いてる。非常に蒸し暑いですね。林道を一部分歩いてから一回目の小休止40分は歩いた。凍ったパイナップルを頂くごちそうさまでが冷たくて歯が浮く。
 休んでから歩き出しが急坂で二登りすると林道に多くの車、道の両側に10台程マイカーが思い思いに止まってる。登山者が沢山登山準備中。
 林道脇にヤタキ岩・日向山ハイキングコース登山口と看板が出てます。
フシグロセンノウ
キバナアキギリ
 日向山登山口~アメダス:先程休んだばかりなので登山口を横目で見て、矢立石・日向山ハイキングコースと案内してあります。ついでに熊出没と注意も有る。樹木もブナの大木とか広葉樹が多くなる。フシグロセンノウの鮮やかなだいだい色の花が咲いてます。
 山道を脇に避けて小休止、ブドウを頂く。斜面を「おにぎりが落ちた」と見てた方が言う。「エッー」もしやと落とした方が拾いに行くと、おむすびが途中で止まって良かった本当にお結びコロリンコです。白いおむすびにラップで巻いてあって大丈夫頂けます。
 これぞホントの「おむすびコロコロ・コロリンコ」と皆さん大笑い。黄色の花が咲いてる「キツリフネ」ではちょっと違うし帰宅後調べたら「キバナアキギリ」でしたが咲いてます。
 登山口を過ぎて30分もしたら空気が変わって来た、最前より涼しくなってる、高度が上がったから冷気を覚える。
 また歩き出して周りの樹木がカラマツに変わって来た、森が明るく感じます。標識10/6を過ぎた辺りで「足が吊りそう」と女子。座れる所で止まってもらい、休憩・サロメチールと足指・ふくらはぎのマッサージを行う。
 ふくらはぎがカチカチでした。荷物も少し軽くしてから歩く。直ぐに10/8標識で皆さん待って見える。荷が重いので更にザックから出して貰い他の男子で分担して持つ。休んでからはすこぶる平坦で間もなく森の中に一本電柱が建っていて雨量計が有る。上には太陽光パネルも見える。
石仏
ヤマホタルブクロ オオビランジ
 アメダス~山頂:雨量計から最後ん急坂をちょこと登ると平坦で右に三角点の標示有り。三角点を眺めに行くと森の中で視界は無し。
登山道に戻り平坦な道を行くと結構多くの登山者が居ます山頂です。白砂の山頂で浜辺と見間違うほど美しい。山頂から下界の田んぼの稲が黄色に色ずくのが見えますが、北側の八ヶ岳方面は雲の中で何も見えない。勿論南の駒も黒い雲の中です。

 砂浜みたいな山頂の一角にビニールシートを敷き座り込んで昼食タイム。まずビール、卵焼き・豆・ウインナー・ミンチカツか?キンピラ牛蒡・切りぼし大根は覚えてるけど他の沢山のおかずを何時もありがとうございます。
 山頂の花:大柄な濃いピンクの花・タカネビランジ?ちょと違うようです、白いイカリソウみたいだけど違う。帰宅後調べるとオオビランジ背丈が30センチと大きいから。イカリソウみたいなのはハナイカリ。
 コバノコゴメグサは小さいです。・ヤマホタルブクロ・シオガマギク等咲いていました
白い砂の岩峰。
シオガマギク コバノミミナグサ
 山頂~尾白渓谷:大分ゆっくりしてから下山、登りも歩き易かったけど帰りも歩き易くてどんどん下って行く、会長さんは登山口まで行く予定です。一人膝が少しと云う方が出たけどなんとか歩ける。登山口が近くなった所で、後方の女子2名がアブに手袋の上から刺される、大丈夫?少し災難ですね。たちさんが「刺された所を強く吸うと良い」と言われる、他に水で冷やして洗い流す・ステロイド系の虫刺され薬を塗る。
 登山口の林道で小休止して手当。自分が以前虫に刺された時サロメチールが塗ったら効いたけど、冷やす効果があるのがどうかな?また急坂を下って行く。
コースタイム:尾白渓谷駐車場9:40~10:20小休止10:30~日向山登山口10:40~アメダス11:40~12:20日向山山頂12:30~14:30登山口12:40~駐車場15:20

ホームへ戻る    ネパールの山