H24年9月26日滋賀県/蛇谷ケ峰901.7ｍ

また又滋賀県の山、蛇谷ケ峰（じゃたにがみね）へ。来年の干支の山です。山の名前の通りに長いもの2匹にも出合う。 　山頂に出ると一面に視界が広がる、360度の展望です素晴らしい感動・天気も良いです。 　登山道は割としっかりしています、但し木の段々が有って登り難いので段の横を主に歩く。

天候：晴れ一日中快晴。メンバーは何時ものＦさんと自分の二名。Kさんは検診だそうです。 　 　一宮～高島市朽木：名神高速を一宮で上がり米原JCから北陸道を通り木之本インターで出る～8号線～303号線へ入り～野口の信号で左折～161号線を走り今津で303号へ戻り保坂でも左折して鯖街道を朽木へ。朽木支所の所を左折して橋を渡り朽木いきものふれあいの里へ到着。 　登山口に登山ポストも有り。朽木いきものふれあいの里でもトイレを借りることが出来ます月・火曜が休みだそうです。遊歩道直ぐのトイレが使用禁止でした。 　登山口～蛇谷ケ峰：遊歩道を通りネットで調べてきたカツラ谷へ向かおうとしてする。歩道を出はずれてすぐにカツラ谷は登山道崩壊の為通行禁止の張り紙と登山道にロープが張って有ります。しかたなくまた登山口まで戻り余市谷の標示してある登山道へ向かう。森の中にキャンプ場が有るのか水洗トイレも有りました。林道状の遊歩道を進むと蛇谷ケ峰の標識が有りその尾根を登って行く。 　広葉の樹林帯です陽が当たる所は蒸し暑い、気温がまだ高いのだ。一山登ると不屈の松、越前高田の松を思い起こしますがここの松も松食い虫にやられたようで枯れかかってます。 　再度林道へ出た、そして少し歩くと本格的な山道へ登りに掛る。幅広の登山道は急坂になると木の段々で歩幅を高く上げないといけない。道脇を歩きなるべく段差を少なく膝に負担を掛けないような歩き方をする。急坂を上がったので体温上昇する、時々緩やかな尾根になり平らな所で小休止。休むと少し涼しい。グリーンパーク思い出の森からの道と出合う。道幅がグット広くなり次の急な段々を上がると今度はカツラ谷の道と出合う。カツラ谷方面はロープが張って有り下山は出来ない。ベンチが有るので一休み。 　ここからは緩やかに登って行く、朽木スキー場への道分けて山頂へ上がる、山頂部手前が少し急である。山頂へ着くが誰も居ない我々だけです人に会わないこんな日は珍しい。平日なのでここまで来るのにも誰にも会わなかった。 　 　山頂：蛇谷ケ山は比良山系北部で山頂は展望が良い。頂に出ると「ワッー」て一面に視界が広がる、360度の展望です。眼下に琵琶湖と安曇川（あどかわ）沿いの田んぼが黄金色に広がる。蒼い湖を越えて反対側の街は秀吉が作った長浜市・以前例会が雨の日に観光した。 　湖の中には竹生島、湖水の向こうには遠いけど三角形に見える伊吹山、石灰岩を削られた跡が白く見える。伊吹の北に大きいのは横山岳。そして伊吹の南が霊仙以下へ続く鈴鹿の山波。ずーっと湖面を南に目を向けると大津の市街が遠い。60キロは離れてる。南の山は釣瓶岳とその奥に見えるのが武奈ケ岳らしい。西は山波が続き何処がどこだか判らない。木陰に避けて昼食とする。

山頂～登山口駐車場：下りは始め順調に下る、木の段々状は歩幅が高いのでストックでクッションを利かせて一歩毎を降ります。ストックに体重を預けてふわりと地面に降りる感じかな。 　途中グリーンパーク思い出の森コースの分岐点で小休止、ここから右側のグリーンパーク思い出の森コースへ下山する。25000図では下り始めは物凄い急坂です。実際も急坂で木の段々が有る、途中山肌に木の桟道が掛けてある所、山側へ傾いているので歩き難い。雨で濡れると滑るなと思いつつ慎重に下山。 　急斜面を下り切ると小沢を渡る。ほとりに蛇、やっぱ居るんだね沢の岩がツルッと滑る。割と歩き易い尾根道を道なりに下る。歩き易い登山道から林道へ降りたち林道を歩くと間もなく貸しロッジが有ります。林道は日差しがもろに辺り暑い。きょろきょろして歩くとやっと駐車場へ戻る道標が有った。遊歩道のアスワルト道を歩いて行くと吊橋が有る。遊歩道の吊橋を渡り（なんて立派なのと驚くけど）少し登り返すと車を止めた朽木いきものふれあいの里へやっと着いた。

動植物：1匹目は沢で出会った小さい奴と、二匹目登山道に下半身だけ出してひなたぼっこ中の奴、結構大きいのです。石を投げても知らん顔、ストックで尻尾をツンツンしたら草むらへ。 　この時期花は見かけない、イワウチワのツルツルの丸い葉がびっしり生えてる所も有るから春は花が咲くのだろうと思う。 　山頂からの展望が良くて大変満足しました。こんなに景色が良いので大晦日の晩にここまで来てテント泊したら素晴らしい初日の出が見られそうです積雪は有るのだと思う。鈴鹿の入道山見たいな雰囲気です、東側が開けてます。